忍者ブログ
ゆめ か うつつ か
さて、白川郷をとおり、長野県の松本・上田へ抜けようってんで目指すは岐阜の東端・飛騨高山。平日だからか車も込んでおらず、色づく山をすいすい越えた。途中小腹がすいたので、飛騨牛のきれっぱし入りコロッケを食べるため、飛騨古川にちょっくら寄り道。

 看板にいつわりなし。うまくてでかかった。なにより、カレーとかに入ってそうな牛の切り落とし肉がごろごろ入ってるのがいい。注文してから揚げてくれるので熱々! この日は寒かったので、わたしは追加でもうひとつ頼んでmと半分こしてしまった・・・・おいしかったんだ・・・・

この飛騨古川、実はちょっと立ち寄るには惜しいくらい風情のある街で、なんと街の水路には縦横無尽に鯉が放たれている!! ・・・・なんかちょっと、奈良の大和郡山(金魚の産地。以前わたしは「街中に金魚が泳ぎまわっているメルヘン」に惹かれてかの地を旅した)を思い出した。

 白壁土蔵と水路。道には柳。
 鯉!・・・・は、寒さでみんな固まっていた・・・。これ以上寒くなると引き上げてしまうらしいので、運がよかった。夏に浴衣で散策したい街だなあ。

この後、平湯温泉(ひらゆの森はオススメ! たたみじきのひろびろとした館内に、めっぽう広くて数の多い露天風呂がある)に立ち寄り、そこから高速(社会実験中で無料)で2~3時間ほどで無事上田に到着。



上田のラーメン屋にて。

 その名も「ゆきむら」ラーメン。味玉サービス中なのか、一個半もはいっててうまい!

そして、駅前で大学の先輩に偶然出会ってそうとうびっくりした・・・・。
PR
雨雲の間隙を縫って、飛騨方面へ南下。高岡~五箇山(ごかやま)の合掌造り集落までは高速で1時間ちょっと。はやかった。

岐阜県の白川郷から見たらもっと奥にある、富山県の五箇山は、名のとおり五つの山に囲まれた谷あいの集落で、その昔、加賀藩の流刑地だったという。

 五箇山集落を上の駐車場(¥500)から眺めたところ。観光客がたくさん居たが、白川郷ほど整えられてないのがいい。

 合掌造りの民家がならぶ。このあたり、雨で肌寒かった・・・・。土地が悪くて米が取れないので火薬(煙〔塩〕硝)をつくっていたらしい。その様子が、村の風俗館とセットで¥300。風俗館では、受付のやさしそうなおばさんがささらを鳴らして歌ってくれた。このへんの訛りはもの柔らかで、ほんのり京風にも聴こえた。それだけで、ずいぶん南下してきたなあと思う。

 !!! 窓のところにある白いアレは・・・パラボラアンテナ!?  ちょっと興ざめ・・・・まあ、観光客の勝手なんだけどさ。でもせめて茶色に塗るとか・・・・京都のマクドナルドくらいの配慮が欲しかった・・・・。


  

加賀藩の政治犯を収容した流刑小屋。のぞき穴から覗くとほんのり人形が見えて、ものすごく怖かった・・・・
それにしても紅葉がきれいで、眼福だった! 

 山に向かうにつれ雨が細かくなっていって、森から霧がしゅうしゅう出て、それが一条の竜のようにたちのぼっていたのが印象的だった。紅葉に雲竜。

 五箇山名物、というか岐阜名物の、とちもち。名作絵本『モチモチの木』のあのお餅だよなあ、と思ったらついつい買ってしまった。栃の実をすりつぶしてくわえたもので、購入した日につきたてでやわらかかったのが、すぐ硬くなってしまった。まぜもののないしるしだよね。食べ方は、軽く焼いて砂糖醤油やきなこで。後日砂糖醤油で試してみたが、ほんのり甘い素朴な味がしておいしかった。焼くとつきたてのようなやわらかさが戻っていて、この感触、小学生以来だなーと思いながら味わう。



 おまけ。白川郷の合掌造り。こちらは開けたところにあり、ひろびろとした水田があるのが五箇山と違うところ。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ryu
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]