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ゆめ か うつつ か
 ぎやまんをはめこんだ城門が有名な、加賀前田家の菩提寺、尾山神社。ここで、真夏の通り雨かと思うくらい猛烈な風雨が襲来! 全身ずぶぬれになりつつ、拠点のホテルへと一時撤退。

 前田利家公。このとなりに、妻 まつ の碑もあった。なかよきことはうつくしき哉。

 午後イチで、忍者寺と名高いからくり寺、妙立寺へ。写真禁止だが、これはぜひ、実際に見てみるべき。電話予約が必要なのだけれど、土日以外やシーズンでなければそんなに混まないのか、当日でも楽に予約ができた。外から見ると二階建て、実は四層、23部屋で、階段は29個・・・・と、妙齢の女性ガイドさんがわかりやすい解説をしてくれる。

実はわたし、当初戸隠で訪れたような体験型忍者屋敷なのかと思っていたので、忍者とは関係のない加賀のおとのさまの第二の城だという事実に、最初は少し失望した。でも、そんな失望を補って余りあるほどのからくり。たくさんの落とし穴、隠し扉、抜け穴エトセトラ・・・・・いいセンスしてるなあ、と感心しきりだった。

 妙立寺付近で見かけた標語(?)。あふるる金沢愛。
「地球大好き 日本大好き そして金沢が一番好き!」


豪雨にこれ以上の街歩きをあきらめ、能登半島へ車で出発。

 一時間ほど走って着いた、能登国一宮、気多神社。

 ・・・・・・別名、恋愛成就の宮。いっぱいのハート絵馬にどぎもを抜かれる。 毎月一日は無料でお払いや占いをやってくれるらしかったが、時間もなし、また恋愛に悩みがあるわけでもなし。が、一応どのような占いなのかやんわりたずねてみると、社務所のおばさまがけんもほろろに「三時半を過ぎるとうけつけないよ」とおっしゃる。別にやろうとおもってないです、ただ神道の占いってどんなものか、御籤なのか神おろしなのか尋ねたかっただけです。ついでに言えばガイド本には四時半終了と記載されていたのだけど、しかし、宮の方がおっしゃるのであれば受付はしないのであろう。さすが訴訟沙汰になっている神社ともあって、遠方からの参詣客のあしらい方をこころえた宮だった。

はっきりいって不快な神社だったので、もう行かない。

 尾山神社の勝守。兜がぬいとりしてある。 下は気多神社の気守り(それでもお守りマニアとしていちおう買う)。

気を取り直し、そこからすこし走ったところにある山間のカフェへ。

 インドネシア・バリを思わせる入り口。
 あたたかないろり。火はファインダーをとおすとむらさきいろに変化した。
店のオーナーと少し、話す。岐阜のなまりがやさしくまろやかなひとだった。サンドイッチも、バンズから手作りしているというこだわりっぷり。地元のおばちゃんとも少し、おしゃべりできて、わたしは非常に楽しかった。

冷えたからだを海沿いの立ち寄り湯であっためて、夕食はわたしのわがままをきいてもらい、金沢へまいもどって「まいもん寿司」へ。

  あぶらののった、ぶり。ここ来たかったの!!!回転寿司なのにネタがものすごくいいと評判のおすし屋。ナマ魚嫌いのmをむりやりつれてきてしまった。だって金沢で魚くわないってどうなのよ!! うまかったなあ、ぶり・さんま・うに・いくら・とろろ月見・たまご・あら汁にいたるまで・・・・!

かくして満腹・満足で、当夜の宿の富山高岡へ向かったのでありました。


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五月に日本海を北上し山形をおとなったのだが、今度はこれを南下して北陸・金沢へ。
6・7時間ほどかかりそうだとふんでいたのだが、道路も空いており、五時間くらいで到着した。「近いなー」と思ったがたぶんこれは東京~石川間を短時間で次々と多くの県を越えていったので、「近づいてる」感があったのかもしれない。新潟ばかり延々三時間よりも、東京→埼玉→群馬→長野で三時間走るほうがなんとなく稼いでる気がする、いわば心理的錯覚。

富山のICで給油したのだが、おじさんが「お支払い方法はどうしますか?」と尋ねてきたくせに、何度「カードで」と言っても「現↑金↑で?」と富山訛りで返してきたのが、ああ異国に来てしまった、もう日本語は通じないかもしれぬ、と思わせてくれてとてもよかった。

ちなみに、mと金沢に行こうと決めたのが10月30日。プランをたておわったのは10月31日で、その夕方に出発、そのまま金沢のビジネスホテルで一泊した。その時点でかなりの大雨だったので、天候に若干不安があったのだけれど・・・よもや、ああも大荒れになるとは、この時点では予測もつかなかったのであった・・・・。

1日朝、金沢市内を散歩がてら、21世紀美術館へ。mはあいかわらず早起きが苦手そうで、ぼーっとしていたので、途中のカフェで朝食を摂る。


 あいにく月曜で休館日だったけれど、この美術館は休日でも館内に入れるし、常設展が無料で見られるのがうれしい。

 館内の椅子もかわいい。
 タレルの部屋+わたしの手。天井が四角くきりとられて青空のキャンバスになっている。これ、ここを訪れた一瞬とてもきれいに晴れてくれて、うれしかった!!

   
そのまま徒歩で兼六園へ。ちょうど、兼六園名物「雪吊り」の準備をしているところがみれた。ここまでは天気もよくて大満足!

 日本最古の噴水。あまりにも垂直に、ただただ噴き上がっているそのシンプルなフォルムに、なんだかおかしみを感じた。庭園趣味といえば中国、という理由からか、中国からの団体客も多かった。

 そのまま金沢城公園へ・・・・このあたりから、だんだん雲行きがあやしくなってくるのであった。

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