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ゆめ か うつつ か
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そういえば、台湾から帰国したその日にレヴィ・ストロース先生が亡くなってて、びびった。サイードが亡くなって以来の衝撃っつうか。まあ、もう101歳目前だったらしいしね、とっくに亡くなってもおかしくない年齢だからいつ来るかいつ来るかと思ってはいたけど、亡くなってみるとやはりこう、寂しい。。なーんて、人類学も社会学も結局身につかずに終わってしまった半端者が何を言うかって感じだな。

ああ、あと、円楽師匠もお亡くなりになったなあ、夜寄席行ったら追悼の言葉どころか「行楽の秋 円楽は亡き」なーんてネタに使われてたけど。まあ落語らしいっちゃらしい。



 仕事仲間Kちゃんの結婚パーティーにお招ばれ。

天気はいいしKちゃんはかわいかったし旦那は男前だし久々に元同僚のNさんと再会できたし料理は美味しかったしいろいろ素敵!





mと歩いているときの話。

「あ・・・・・マロン臭……」と言われ、マロンの匂い?しないなあ、と思っていたら「マロンシュー(クリーム)」だった。「カスタード臭」とか「生クリーム臭」とか、まずそうだよな。

ところでマロンシューは美味しそうなのでいっこずつ買って食べた。中に一粒栗が入っててうまかった。

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↑ 弟の悪夢。

とりあえず「CO2××パーセント削減!」とかゆってみたがすげーブーイングされたらしい。

ストレスでもあるのか??





さほど親しくもなかった同級生と、二十年ぶりに出くわす。なんとなくお茶でも、ということになるが、あいにくそこはいかがわしい類いの店しかない繁華街で、わたしたちは仕方なくニューハーフ喫茶へゆく。ウェイター(ウェイトレス?)は居ない。部屋の隅に飴色のテーブルがあり、ちんまりとした電話が乗っているだけだ。客はここから電話をかけ、注文するらしい。メニューには最初から最後までコーヒーしかなく、それも200種類もあるので、何がどんな飲み物かよくわからない。わたしはルラという不思議な名の飲み物を選んだ。やがて黒く泡だった液体がなみなみと注がれた透明なグラスが、ちんと音を立ててテーブルに置かれる……。





親父がヘリコプターの免許を取ったので、家族旅行に行こうと言う。そこで家族皆でヘリに乗りこむが、何故かヘリは空を飛ばずに高速道路をひた走ってゆく。
道は東京湾アクアラインを抜け、はるかな洋上に伸び、南極までも続いているようだ。
深く青い海を覗くと、たくさんの魚がゆらめいているのが見えた。





あとは、

夜の学校に忘れ物を取りに行ったら二階廊下の突き当たりに未来へ繋がるトンネルを見つける夢

とか。


待ち合わせの時間まで大分時間が空いたので、久々に漫画喫茶に入り『ホーリーランド』を最終巻まで読みふけりながらコーンスープをぐいぐい飲んでいたら頭痛がしてきて、でも漫喫を満喫できないのは悔しかったので(うまいこと言ったつもり)、我慢して終わりまで黙々と読み終えた後、マックの片隅で突っ伏して体調の回復を図った。
ざわめきすらもわりと凶器、って感じかな。鞄をひっかきまわしたら鎮痛剤が一錠だけあったので天佑とばかりに水もなしに噛み砕いた、苦かった、苦いだけ痛みはマシになる気がした。


もう大丈夫。

あ、ホリランは面白かったよ。

最終日の午前中は豆乳と油條(揚げパン)を求めて西門町を歩き回り、そのまま散策……としゃれこみたかったが 西門町は午後から活気づく町なのであった。

 メイド喫茶。

G「メイドって女の僕(しもべ)て書くんだな……」
確かに。時間がなくて寄れなかったけど、ちょっと入ってみたかった……。

 空港に居た柿人形。Gが発見。マスコットなのか?胴体部分がよくできているので、一瞬着ぐるみの人間かと思った。

飛行機に乗る直前に、雲間から虹が見えて、ちょっと嬉しかった。夕日も綺麗だったな。

やっぱ、台湾、好きだ。




 おまけ。「消火器」。火を滅する器ってすごいよな。こう……「滅!」ってゆったら火が跡形も無く消えそうっていうか。←「器」使って無いじゃん!


 

さて三日目。

実はこの日の午後に、かの「変身写真」の予約を入れていたので、さくっと市内観光に。
まずは台北駅周辺で、弟に頼まれていた本屋めぐり。

 新光三越の隣のビルにこんな看板が。
GUNDAM BADE TAIPEIってなんだ。と思いビルに入ってみたが、乗るエレベーターを誤って電気もついてない学習塾フロアに取り残されうろたえたりしつつ、二度目の来訪でやっと行けた。

 こんなんだった。
なんか……ガンダムのプラモがいっぱい置いてある……。
「日式」(中国語で、意味するところは「日本式」「日本流」)を「百式」(?なんか、ガンダムの名前)と見間違えるほどガンダム好きなGは目を輝かせていた。



衛兵の交代式。やはり軍隊好きなGが目の色を輝かせ(略)
これ 昔来たときは、交代を終えた衛兵さんとツーショットできたんだけど 今はできなくなっちゃったんだなあ。ここも風が強かった。基降で買ったショールを羽織るGが、スペインの踊り子っぽく見えたので、「何か……アレに似てる……フラミンゴ!」と言ってしまい「フラメンコね」と冷静にツッコミを受ける。タンゴと混ざった。。

そして変身写真ですよ。
まあ、いわゆる、普段着れないドレス&メイクでプロのカメラマンさんに写真を撮ってもらおうとゆー……。
コレ、十年位前から一度やってみたいなと思いつつ、なかなか独りでは行く機会がなかった。今回も冗談半分でGに提案したのだけど、思いついたのが三日前だったから、申し込みの連絡を取るのが大変だった。
わたしたちが申し込んだのは、いわゆる体験コース。好きなドレスを二着選んで、メイクから撮影まで含めて二時間半~三時間以内で終わるお手軽さ。写真も向こうがセレクトしてくれて、一ヶ月ほどで送ってくれるらしい。
必要書類に記入したら、さっそく衣装選び。わたしは緑色のチャイナドレス風ワンピと、ナチュラル系のレースドレス。Gは黒くて長いすそのチャイナドレスに白くて短いチャイナを選んでいた。

 コレ。
普段自分では絶対しないようなこゆいメイクをされてる間、メイクさんとおしゃべり。台湾では今、日本流のラーメンが流行していることなどを聞いた。スープが濃くて、美味しいらしい。そんなことを話してる間にみるみる顔が出来上がっていく。鏡の中に、「なんかオカマバーに居そう」ってかんじの顔ができていく。が、このくらいしないと撮影には堪えないらしい。。撮影も、カメラマンさん自らセクシーポーズをとってくれる(笑)ほどの親切っぷり。

いやあ、面白かった。

 夜は台湾大学の近くの飲茶の店へ。黄身餡まんじゅうだの腸粉だのとうもろこしスープだのちまきだの牛肉いためだのいろいろ満喫し、夜市を物色。

この日の夜に行った全身マッサージ(1000元)は、特筆しておきたい(いろいろとおかしかったという点で)。

まずは足湯に案内されたが、わたしは足湯の底の栓を誤って抜いてしまって、お湯がほとんどなくなってしまい非常にうろたえた。そしてGと同じコースを頼んだはずなのに、わたしだけ、どうみてもプロレスの技をかけられていたとしか思えないほどの気合の入りっぷり。。どうやら背骨の具合が悪いために、わたし用に特化されたマッサージメニューになっていたらしいのだが、それにしても肩がぬけそうになったり、時に悲鳴があがったり、常にごりごり骨の音がするマッサージってどうよ。いや気持ちよかったけど!

終わったとき、「オツカレサマ」とカタコトで言うマッサージ師のおっさんは、汗だくだくだった。
ありがとうおっさん!
 


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