ゆめ か うつつ か
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中華文化圏では、旧暦七月(八月)のことを「鬼月」と呼びます。
鬼っていうのは中国語で「幽霊」の意味で、つまりこの季節は日本の「お盆」と同様にご先祖様の霊が帰ってくる季節なのだけど、日本と違うのは、中華文化圏では悪霊や帰る場所の無い霊までうようよしているところ。
もちろん悪霊は人に憑いて悪さをするので、一般的に鬼月というのは旅行やお出かけ、水場への出入りを避けて身を慎む時期らしい。
……朔(ついたち)に上げられなかったのでせめてめでたい8の日にあげてみた。
ノエミと菲菲の二人は気に入ったのでまたどこかで書くかもしれない。
異界とか幽霊とかばけものとか、ちょっとファンタジー入ってるような小話が合いそうだ。
鬼っていうのは中国語で「幽霊」の意味で、つまりこの季節は日本の「お盆」と同様にご先祖様の霊が帰ってくる季節なのだけど、日本と違うのは、中華文化圏では悪霊や帰る場所の無い霊までうようよしているところ。
もちろん悪霊は人に憑いて悪さをするので、一般的に鬼月というのは旅行やお出かけ、水場への出入りを避けて身を慎む時期らしい。
……朔(ついたち)に上げられなかったのでせめてめでたい8の日にあげてみた。
ノエミと菲菲の二人は気に入ったのでまたどこかで書くかもしれない。
異界とか幽霊とかばけものとか、ちょっとファンタジー入ってるような小話が合いそうだ。
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やたら傷つきやすくなっている。内省的っつうのかな。
『では かみのまえに これまでのおこないを こくはくなさい』と言ったのはドラクエのセーブポイントに居る神父さまだったが、まるで耳元で囁かれてるみたいにそのフレーズが消えてくれない。
これまでの行いを告白なさい。
これまでの行いについて浮ぶのは決まって呪わしい記憶ばかりで気が滅入りそうです神様・
「大人になると鈍くなるから」だから傷つくことも無いとかつて先輩は言ったがわたしのみるところ大抵の大人たちは鈍くなったのではなく鈍くなった気になってるだけだ、本当は満身創痍で今にも倒れそうに見えるのになぜまだ平気なふりをしつづけているのだろう。
それとも彼らは本当に平気だというのかしら?
*
不安定なのは今月の仕事が始まったせいで、いまだに慣れてないせいで、未だにわたしは生きることそのものにすら慣れてないけれどもいつかはきっと馴染めるのではないだろうかと希望を持つことは忘れないでいる。
『では かみのまえに これまでのおこないを こくはくなさい』と言ったのはドラクエのセーブポイントに居る神父さまだったが、まるで耳元で囁かれてるみたいにそのフレーズが消えてくれない。
これまでの行いを告白なさい。
これまでの行いについて浮ぶのは決まって呪わしい記憶ばかりで気が滅入りそうです神様・
「大人になると鈍くなるから」だから傷つくことも無いとかつて先輩は言ったがわたしのみるところ大抵の大人たちは鈍くなったのではなく鈍くなった気になってるだけだ、本当は満身創痍で今にも倒れそうに見えるのになぜまだ平気なふりをしつづけているのだろう。
それとも彼らは本当に平気だというのかしら?
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不安定なのは今月の仕事が始まったせいで、いまだに慣れてないせいで、未だにわたしは生きることそのものにすら慣れてないけれどもいつかはきっと馴染めるのではないだろうかと希望を持つことは忘れないでいる。
真昼の公道、よどんだ空気の中をのろのろと時速30キロくらいで流していたら、ぼたりという音と共にフロントグラスが滲んで、あっというまに世界が流れ去った。
ワイパーをフルで使っても視界が確保出来なかったので道の脇に車を寄せてハザードランプをつけた、これも雨宿りと言うのかな。
雷鳴が轟く真下で、箱みたいな車の中で、稲光を眺めてた。海の中から空を見てるみたいな気分。
雨が上がったら空気はすっきり、汚れてた車もやけにこざっぱりしていて、洗車の手間が省けたなあと思った。あの勢いなら頭も洗えそうだな。
*
うろ覚えの雷と農耕の民俗説話。
日本を含む東南アジア圏すなわち稲作農耕地域では雷と稲は密接な関係にあり、稲は雷によって孕む(よい実をみのらせる)と言われる。だから雷のことを稲妻・稲光と言うらしい。
宇野円空っつう戦前の人類学/民俗学/者がフレーザーばりに事例を連ねた農耕儀礼研究の分厚い本を出してて、大学二年ときにうんざりしながら根性で読み遂げた。後日、卒論で稲作農耕を取り上げた子すら「読むのが苦痛すぎる」みたいなことゆってて、何か薄ら寒い自負心みたいなのを感じた。
民俗学は相当読んだけど専門にはしなかった。その知識は何かの役に立ってるわけでもなく、時々こうして雷の話をするくらいつまりは雑談のタネ。
わたしの人生はこういった無駄が多い、そして何度か言ってるけどわたしはこういう無駄な豊穣さを愛している。
ワイパーをフルで使っても視界が確保出来なかったので道の脇に車を寄せてハザードランプをつけた、これも雨宿りと言うのかな。
雷鳴が轟く真下で、箱みたいな車の中で、稲光を眺めてた。海の中から空を見てるみたいな気分。
雨が上がったら空気はすっきり、汚れてた車もやけにこざっぱりしていて、洗車の手間が省けたなあと思った。あの勢いなら頭も洗えそうだな。
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うろ覚えの雷と農耕の民俗説話。
日本を含む東南アジア圏すなわち稲作農耕地域では雷と稲は密接な関係にあり、稲は雷によって孕む(よい実をみのらせる)と言われる。だから雷のことを稲妻・稲光と言うらしい。
宇野円空っつう戦前の人類学/民俗学/者がフレーザーばりに事例を連ねた農耕儀礼研究の分厚い本を出してて、大学二年ときにうんざりしながら根性で読み遂げた。後日、卒論で稲作農耕を取り上げた子すら「読むのが苦痛すぎる」みたいなことゆってて、何か薄ら寒い自負心みたいなのを感じた。
民俗学は相当読んだけど専門にはしなかった。その知識は何かの役に立ってるわけでもなく、時々こうして雷の話をするくらいつまりは雑談のタネ。
わたしの人生はこういった無駄が多い、そして何度か言ってるけどわたしはこういう無駄な豊穣さを愛している。
肉体的欠乏は量の問題だが精神的欠乏は質の問題だという話は前にも書いたことあるけど、今あまりストレスを感じていないくせに美味しいものを食べるのが止まらない。もともと食いしん坊なのに量がそれほど食べられるわけでもないからどうしても質に走っちゃうんだな。
でも決して美食家なわけではないしどちらかというと悪食、好き嫌い多いし辛いものもダメだし蟹やエビはアレルギーがあるので限られた食物の中でまわしてる感じ。
*
最近食べた美味しいもの。

長野で食べたくるみパイ。これでもかというくらい、くるみったぷり。賛否両論だけど、あたしはナッツ好きなのでくるみがぎしぎしに詰まってるここのパイはときどき夢に見るくらい好き。
*

友達ん家にお泊りしたときにごちそうになったごはん。色がきれい!
トマトにチーズ入ってるの、芸が細かくて感動した。わたしの友人には料理上手が多い……うらやましい……
*
久々に韓国料理も食べた。お気に入りの店が駅から歩いて20分というとてつもなく行きにくい場所にあるんだけど、定期的に食べたくなるんだよな……辛いの食べられないのでスープ冷麺とチヂミ食べた。冬ならサムゲタンなんだけど……
でも決して美食家なわけではないしどちらかというと悪食、好き嫌い多いし辛いものもダメだし蟹やエビはアレルギーがあるので限られた食物の中でまわしてる感じ。
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最近食べた美味しいもの。
長野で食べたくるみパイ。これでもかというくらい、くるみったぷり。賛否両論だけど、あたしはナッツ好きなのでくるみがぎしぎしに詰まってるここのパイはときどき夢に見るくらい好き。
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友達ん家にお泊りしたときにごちそうになったごはん。色がきれい!
トマトにチーズ入ってるの、芸が細かくて感動した。わたしの友人には料理上手が多い……うらやましい……
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久々に韓国料理も食べた。お気に入りの店が駅から歩いて20分というとてつもなく行きにくい場所にあるんだけど、定期的に食べたくなるんだよな……辛いの食べられないのでスープ冷麺とチヂミ食べた。冬ならサムゲタンなんだけど……