ゆめ か うつつ か
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あと20日で冬休みにはいる……!!
そして明日はふってわいたように20日ぶりのお休み。久しぶりすぎて何からやればいいのかわからなくなってる、とりあえず郵便局と銀行と医者を二か所と……古本屋も行きたい、温泉も行けるかな、行ければいいなあ。。
本当は一日中眠ってたい。
そして明日はふってわいたように20日ぶりのお休み。久しぶりすぎて何からやればいいのかわからなくなってる、とりあえず郵便局と銀行と医者を二か所と……古本屋も行きたい、温泉も行けるかな、行ければいいなあ。。
本当は一日中眠ってたい。
あたしはわりと四六時中ものを考えている。
別に大宇宙の真理だとか神の存在だとかそんなご大層な事ではなく単に目に入るものからの連想(大抵は何らかの物語に生る)、次々移り変わる思念、つまりは雑念に近い。
常に何か他のことを考えてる、脳の半分以上はそっちに傾いてるので、現実の動作におけるあたしの注意度は大変に低い(と勝手に推論)。よく電柱やら柵やらにひっかかるしつまづく、マラソンや水泳他、単調な「アタマからっぽ」系の動作や作業も苦手。人間の顔が覚えられない、視覚認識が弱いのも多分、外から入ってくる情報への注意がゆきとどいてないからじゃないかな。
それでまあ何が言いたいかと言うと、ここ二週間くらい休み無しなんだけど、休みが無いと人間ってミスが増えるなあと。脳の疲労は睡眠しか癒せないからね、ただでさえ粗忽な人間なのでこうなると目も当てられないのだがしかし・明日もあさっても依然としてお仕事なのであった。
*
今はもうだいぶ改善されたけど、十代の終わりくらいまであたし人の顔をちゃんと認識していなかった。個々の、自分と関わりある人間はともかく、テレビに出てるようなタレントの顔がわからなかった。会ったことない人間の顔は覚えられないし、いわゆる美人とかかっこいい人とそうでない人間の区別がつかない。具体的にはスマップとトキオをシャッフルされたらもう見分けがつかない、或いは同じスマップでも服装や髪型が変わったらもう誰が誰だか分からない。そんで友達に面白がられて随分遊ばれた覚えがある、抜き打ちでスマップの写真見せられて、誰だか当てるの。あたしが間違えるたびにみんな笑ってたものだ。
みんな、目が大きいだの小さいだの眉毛が太いだの輪郭が丸いだの、たかだか数ミリ或いは数センチの誤差をよく見分けてるなあと思ったよ。動物園で猿山の猿を見分けるのと同じだよね。
服やら髪型って分かりやすい記号だからついそれに頼っちゃうんだけどそれじゃダメなの、人間って難しい。
人を外見で判断できるようになりたい。
別に大宇宙の真理だとか神の存在だとかそんなご大層な事ではなく単に目に入るものからの連想(大抵は何らかの物語に生る)、次々移り変わる思念、つまりは雑念に近い。
常に何か他のことを考えてる、脳の半分以上はそっちに傾いてるので、現実の動作におけるあたしの注意度は大変に低い(と勝手に推論)。よく電柱やら柵やらにひっかかるしつまづく、マラソンや水泳他、単調な「アタマからっぽ」系の動作や作業も苦手。人間の顔が覚えられない、視覚認識が弱いのも多分、外から入ってくる情報への注意がゆきとどいてないからじゃないかな。
それでまあ何が言いたいかと言うと、ここ二週間くらい休み無しなんだけど、休みが無いと人間ってミスが増えるなあと。脳の疲労は睡眠しか癒せないからね、ただでさえ粗忽な人間なのでこうなると目も当てられないのだがしかし・明日もあさっても依然としてお仕事なのであった。
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今はもうだいぶ改善されたけど、十代の終わりくらいまであたし人の顔をちゃんと認識していなかった。個々の、自分と関わりある人間はともかく、テレビに出てるようなタレントの顔がわからなかった。会ったことない人間の顔は覚えられないし、いわゆる美人とかかっこいい人とそうでない人間の区別がつかない。具体的にはスマップとトキオをシャッフルされたらもう見分けがつかない、或いは同じスマップでも服装や髪型が変わったらもう誰が誰だか分からない。そんで友達に面白がられて随分遊ばれた覚えがある、抜き打ちでスマップの写真見せられて、誰だか当てるの。あたしが間違えるたびにみんな笑ってたものだ。
みんな、目が大きいだの小さいだの眉毛が太いだの輪郭が丸いだの、たかだか数ミリ或いは数センチの誤差をよく見分けてるなあと思ったよ。動物園で猿山の猿を見分けるのと同じだよね。
服やら髪型って分かりやすい記号だからついそれに頼っちゃうんだけどそれじゃダメなの、人間って難しい。
人を外見で判断できるようになりたい。
間断無いリズムに揺られながら。
待ち望んでいた特急列車にようやく乗れたのだ。座りたいなどとそんな贅沢は言わない、ただ私の前に立つ太った中年男性が少しでも荷物を引いてくれはしまいかと切に願うがやがてそれも所詮叶わぬ願いだと思い知る。内蔵が飛び出ないよう気をつけながら懸命に意識を窓の外へ、ここではない場所へ逃す。まさに命懸け、車内には限界まで人がつめこまれおり私はいつしか奴隷船を思い出す。果ての無い労働に駆り出される人々、仮のやどりでいたしかたなく身を寄せ合う人々の群れ。やがて人いきれが不快な暖気を生じさせ、車内はじめじめとなまぬるい暖かさに満ちる…とはいえ、それすら暖かさであることには変わりない。私は自らに言い聞かせる、大吟醸もメチルアルコールも成分は同じ、質にこだわっていては生きて行けないのだと。
そして間断ないリズムに揺られ私は運ばれて行くだろう、明日もあさってもその次も。
逃げ場は無いのだ。
待ち望んでいた特急列車にようやく乗れたのだ。座りたいなどとそんな贅沢は言わない、ただ私の前に立つ太った中年男性が少しでも荷物を引いてくれはしまいかと切に願うがやがてそれも所詮叶わぬ願いだと思い知る。内蔵が飛び出ないよう気をつけながら懸命に意識を窓の外へ、ここではない場所へ逃す。まさに命懸け、車内には限界まで人がつめこまれおり私はいつしか奴隷船を思い出す。果ての無い労働に駆り出される人々、仮のやどりでいたしかたなく身を寄せ合う人々の群れ。やがて人いきれが不快な暖気を生じさせ、車内はじめじめとなまぬるい暖かさに満ちる…とはいえ、それすら暖かさであることには変わりない。私は自らに言い聞かせる、大吟醸もメチルアルコールも成分は同じ、質にこだわっていては生きて行けないのだと。
そして間断ないリズムに揺られ私は運ばれて行くだろう、明日もあさってもその次も。
逃げ場は無いのだ。