松阪②

城址内にある民俗資料館。
昭和三十年代の電化製品展をやっていたので覗いてみた。

 
東芝の冷蔵庫（！）
もちろん初号機。



マッサージ椅子。当時は一回10円で銭湯にあったものを、無料体験させてくれた。
ちゃんと動くし、なかなか気持ちよくてびっくり！ 

資料館の方がすごく優しくて感じのよい方で、機織りを教えてくれたり写真も気軽にＯＫしてくれた。
雑談で、東京からぶらぶらしながら来ました、と言ったらなぜか「えらいねえ！」「えらいえらい」としきりに感心されたのだけど・何歳くらいに思われたのだろう… 


＊ 


この後、紀勢本線で200分ほど南下。

松阪①

　

松阪牛の松阪市。
しかし松阪牛はお高級すぎてわたしの口には入れないのであった。七千円のステーキがリーズナブルなお値段って。どうなの。

松阪は国学者本居宣長が居を構えてた所で、一応日本文化思想をかじってた人間として見ておくべきかと。

町のシンボルは鈴。駅前のオブジェやマンホールも鈴の意匠を取り入れている。
宣長は自室に鈴を置いて、勉強に飽きると鈴を振って遊んでたらしい。そこまでならまだほほえましいけど、展示室にあった宣長オリジナル鈴コレクションコーナーにはちょっと、ヒいた…鈴マニア！ 



こぢんまりした町の中心、小高い丘に蒲生氏の城址があって、そこに記念館や民俗資料館が集まっている。
みどころがひとつに集っているので観光し易い。
 城から町を見渡すのもいいけど、古い町並み散策も楽しかった。
雰囲気がノスタルジックで、歩いてるだけで和める感じ。 


　　

町で見つけたナイスな公衆電話とナイスな水呑み。

伊勢

二年ぶり。 
近鉄線で二時間かからないくらい、バスの中では全く眠れなかったので、電車の中でひたすら寝ていた……



外宮拝観所。手前は皇室関連の特別警備員。
この奥に御座所の宮が連なるのだけど、撮影禁止だった。 祝詞を唱える本格派参拝人が居てびびった。
とてもじゃないけど内宮まで行く気力が無かった…今回は片まいりで。
この後、外宮近くの資料館を見たけど、民具の展示が充実しててなかなか楽しめた。



しめなわ。この辺りでは年中通して飾るらしい。どの家にもあった。 



月夜見（読）宮。ここはこの前参拝しなかったので。境内に大樹がある、閑静なお宮だった。
伊勢参りは本格的にやろうとしたらまず二見の禊からやらねばならんし、月読も回らねばならんしいろいろ大
変…



赤福…（泣)　賞味期限表示の件で無期限販売中止。
これが無いために内宮（おかげ横町）行く気がますます失せた。赤福氷食べたかったな～ 

＊

この後、志摩・鳥羽方面で一泊するか、熊野まで南下するか迷った挙句、熊野に移動してしまうことに。伊賀忍者の里とかいろいろ寄りたいところもあったんだけど、路銀的な問題から次の機会に譲ることにした。

名古屋

名古屋駅。

＊



モーニング！

二年ぶりにSさんといろいろお話できて楽しかったー！
Sさんとは万博以来で、サブカル系の知識は向かうところ敵なしってかんじの語りくちとか、相変わらずで嬉しかった。ただあたしが寝不足で朦朧としてて…もう少ししっかり話したかったなあ。

近況を語り合ってるうちに、二人とも同時期に不調になってることを知ってにがわらい。あたしと彼女は誕生日が同日なのだけど、やっぱ関係あるのかなー。

新宿→名古屋

いきなり中央線が遅れてて、名古屋にも行き損ねるとこだった、危なかった！


名古屋は二年前の万博以来だなー。共に伊勢参りに行ったSさんにダメもとで連絡してみたら奇跡的に捕まった！ので・明日の朝、名古屋名物モーニングをご一緒することに。やったー！幸先良いぞ。

平日だけあって、夜行バスも気持ちいいくらいがらがら。