「リュックショック！」（by m）

小学生時代のランドセルを除けば、ナップザックやリュックなど背中に負うかたちのバッグを使ったことがない。たまに旅行で使うのはザックなんて可愛いもんじゃなくバックパック＝まんま大荷物だし。

でもたくさん荷物入って両手も空くしいいよね、ってたくさん荷物を持ってる日に思いつきで買ってみたら、期待してたより使い勝手悪くて拍子抜け。

通勤中に本読んだりラジオ聴いたりあめやガムや日傘を取り出したり、いろいろ手荷物を弄るから、すぐ取り出せて仕切りが細かいバッグのほうが実は便利なんだなあ。人混みの街中だと逆にリュックが邪魔になることもあるし。

つまりはとことんアウトドア、もしくは肉体労働向けってことね。

でも背中に荷物があるのってなんかノスタルジー。

mは、小さいころゲームの攻略本でパンパンにふくらんだリュックを背負ってどこへでも行ってたそうだ。あるよね、そういう「お出かけパック」。うちの弟は不細工な猫のぬいぐるみをどこへいくにも連れてってたな。懐かしいな。

夏の味、冷やしドーナツ

吉祥寺の「はらドーナツ」ではチョコドーナツをキンキンに冷やして出してくれるので、チョコがパキパキ＆ドーナツがふわぁってして、大変ウマい。 ちょっとビエネッタみたい。

　ホワイトチョコドーナツ。

彼には未来の猫型ロボットよりも睡眠外来のほうが必要かもしれない。

「寝付き良いよね」と、ものすごく意外なことを言われすぐ「いやぜんぜん。夜なんて床に就いてから眠るまでに数時間かかるし」と打ち消したら、

「でもよく昼寝してるじゃん、昼なんて物音やら陽光やらいろいろ条件悪いのによく寝れるよね。のび太くんみたいな寝付きの速さで驚いたわ」

と、だめ押しされた。

なるほど、昼寝の寝付きは確かに良いかもしれない。でもそれは夜あまりよく眠れてないせいで、最近では夜型が極まって日の光をみるころようやく眠くなれる体質になってしまっているし、自律神経的には非常によろしくない。

っていうかのび太くんってもしかして……、あの昼寝の頻度、そして異常な寝付きの速さからいうと…………、

梅がたりない。

　『物と人間の文化史』シリーズが一冊五百円だったので二冊買ってやった。千円以下で売ってるの珍しいよ～。しかも『竹』はその昔図書館で借りて以来懸恋の書だった。竹に関するよろずの知識が載っている＋普通に読み物として面白いのがすごい。小説ばっか読んでるとたまに研究書とかルポとかそういう実直な文章が読みたくなるけど、民俗学の本ってそういうときにうってつけなんだな。誠実、朴訥な文。







 

日傘の季節

梅雨らしい梅雨が来ないうちに、夏のほうがしびれをきらしてやってきてしまいそうな、そんな天気が続いている。

ふだん持ち歩くのは晴雨兼の傘だが、雨が降らないと分かっている日はちょっとレトロな日傘を使う。

父方の祖母が使っていたというもので、柄が丸く輪になっているので手首にかけて持ち運びでき、便利。

日除け部分は、おしゃれな娘さんたちの楽しげな姿が描かれており、ついくるくる回してしまう。こどもみたいに。