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三日目はちゃんと8時くらいに起きた。(まだ遅い?)
そしてまたタピオカをいっぱい飲りつつ、高速を使って名護まで飛ばす。若干の渋滞はあれど、初の美ら海水族館を満喫!
さかなさかな!
初めて知って驚いたが サメの中のある種のものは、母の胎内に居る間に先に孵化したものが他の卵を食っちまうらしい。これを卵食と言うそうな。生まれながらに共食いのサメは、さもあろうという凶暴そうな面構えだった。
圧巻はなんといっても最後の水槽。星型の斑があるサメが回遊している。
その後 今帰仁城跡へ。ここの芝生でものの見事に転げおち、mの腹筋を崩壊させた。われながらあの転げ落ち方は十年に一度だと思った。
それから、コザで教えてもらった古宇利島へゆく。
古宇利大橋。ここを車で通るのは最高に気持ちよい。
島の裏側にあるビーチへ無理やり車を乗り入れて遊んだ、風が強くて寒くて泳げなかったけどあまり人が居なくて綺麗でよかったな。
この日の夜は名護で夕飯。ミーバイのスープうまかった。
帰宅の日はまたゆるりとチェックインギリギリくらいに起きて、お土産買いつつやちむん通りで猫探しなど。
……とまあ 余裕気でいたらレンタカーを返す時間がギリギリで、しかもmが飛行機のチケットをホテルに置き忘れ、なおかつ空港でもろもろ手続きを終えてほっとしたのでプリクラ撮ってたらいつのまにか離陸4分前になってて、慌ててチェックインしたらカウンターでアテンダントのお兄さんに「走れるようなので走らせます!」と言われて本気ダッシュで空港内を疾走したという。。
これが一番疲れた。
ちなみにポケモンジェットだった。
*
おまけ・美味しかったもの編。
タコライスにはやっぱコーラだよね。
タピオカ!私の好きな台湾ブランド、クイックリーのもの。タピオカのもちもち具合とドリンクの甘さが絶妙なんだ。滞在中一日一階は飲んでた。「タピっとく?」「いいねえ」とか。
旅カテゴリに沖縄追加、ようやく日本のほとんどのエリアをカバーできた。
さて旅の内容。
一日目はレンタカーを入手・ホテルにチェックインし、公設市場をぶらぶら→波の上ビーチ散策。
波の上ビーチはちょうど夕方のお散歩時間で、わんこがたくさん集っていた。
帰宅後に親父に「レンタカーの車種を当ててやろうか?スイフトだろ!」と言われ、スパイ衛星でも飛ばしてんのかと大いにびびったが、なんのことはない スズキのスイフトはレンタカーに一番多い車種なんだって!
しかしこのスイフト君のナビが、左折レーンに入った後に右折を促すようなシロモノで非常に使いづらかった。レンタカー屋には「沖縄の事故の70パーセントはレンタカー」とあったが、そりゃこんなナビばっか使ってたら事故るわ!と思う。
市場のぶたさん。
二日目は起床したら12時近くて、「あ やっちゃった」と思う。疲れていたのは確かなので、寝かせておいてくれたmには感謝だ。しかしホテルのフロントから電話かかってきちゃったよ、「あのう お部屋のお掃除は……」。。
まあね 旅に来た初日から昼まで寝てる客ってそうそう居ないよね。
とか言いながら支度して、午後からゆるりとタピオカ飲みながらドライブ。少しばかり北上して、コザとアメリカンヴィレッジを見てまわることにした。大変有名な場所だし、那覇から3~40分ほどとアクセスもよいのだが、過去二回の沖縄訪問では何故か訪れたことがなかった。多分免許がなかったからだと思う。
よーしいろいろ寄り道しちゃうぞー、などと思っていたら、のっけからナビに騙され逆方向へつっ走ったり Yナンバー(アメリカ軍基地の車のナンバー。このナンバーの車に当てられても何の補償もされず逃げられることが多いので常に恐れられている)に囲まれたりする。沖縄恐るべし。
コザは……メインストリートをぶらぶらしたが、なんかうちの近くの基地周辺にとってもよく似ている……
と、mが「なんか面白いおじさんが居る」とわたしを手招き。見ると、赤い傘を持ったひげのオジサマがポーズをつけている。
なんじゃなんじゃと思って見ていると、向こうから話しかけてくれた。プロカメラマンの方で、今日はお弟子さんを引き連れて写真修行に来てるらしい。「モデルになってよ」といわれmとふたりノリノリで写真を撮ってもらったり撮ったり、ついでにオススメ観光スポットを教えてもらう。オジサマに「写真の素質があるねえ」といわれて浮かれまくりであった。
アメリカンヴィレッジ。ショッピングセンター。
ここの「ご自由に撮影にお使いください」コーナーで、かつらやら帽子やらノリノリで使いまくりウエスタン人形と写真を撮っていたら通りがかりのアメリカ女子に失笑された。しかしわたしは臆せずその子らに写真撮影を依頼してやったぜイエイ!テイクピクチャープリーズ!!
イロモノだらけの沖縄プロレス。ハブVSマングースショウに続く沖縄ショウビズ界の期待の星?
この日の夜は、那覇へ戻って民謡を聞けるお店で夕飯。
民謡もよかったが 語りがすごく、よかった。ので引用。
「ぼくのおばあはね 戦争のことあんま話してくれんかったんけどね それでも晩年ぽつりぽつり話してくれて、それはねなーんで自分は生き残ったんだろうて。自分が生き残ったちゅうことは何か意味があるんじゃないかと思って、それで話してくれるようになったんだって。一番印象に残ってるのはね サトウキビ畑を夜、皆で走って逃げるんだって。でも照明弾が上がってる中走ると撃たれるからね、真っ暗になった瞬間に撃たれないのを祈りながら走るんだって。そうするとね 足元のね 先に逃げてた人たちの死体につまづくの 何度も何度もねそうやってつまづきながらね やっと逃げて隠れてね 夜だけ水を飲みにそっと出るけど水がないから死体の血を飲んでね そうやって生き残ったちゅうことは何か意味があったんじゃろうて」
ここで号泣。泡盛サワーの酔いも入ってなんか、広島の話とか歴史教科書のひどさとかいろいろもろもろmにぶちまけてしまったような気がするmごめん。
好きで日本人(ヤマトンチュー、内地人)に生れたわけではないが 生れてしまったからには一生外せない十字架を背負っている、それくらいは自覚している。死体をまたぎ血をすすって生き延びたひとたちほどの覚悟はないにしても。