タクシードライバー伝説。

仕事の都合で深夜タクシーによく乗るのだけど、ものすごい運転の巧い運転手さんが居て、この人に当たるとちっとも酔わない。明らかに運転技術が違うので何かあると思っていたら、元レーサー……鈴鹿サーキットを走ってたプロだった。

車の運転なんて似たり寄ったり、巧拙なんてあってないようなものだって思う人もいるだろうし、わたしも前までそう思ってた、ううん、下手な人はいくらでもいるけど巧い人の上限なんてそうそうわからないじゃない？

でもほんとに凄いの。レベルが違うって感じ。免許とってある程度走ってる人なら多分わかると思うけど、荷重移動とかコーナリングとかブレーキングが、嘘みたいになめらかで鳥肌もの。わたし　運転下手だから、うまくなりたくていつも他人の運転を観察しちゃうんだけど、助手席に座って運転技術を学びたい・って真剣に思った。

あまりに安定してるのでゆっくり走ってるのかと思ったらメーターは120キロだし。嘘だろって思った。


そんで趣味はギャンブルとクラシック・オペラ観賞にアジア映画。しびれた。
こーゆーヒトになりたい！！かっこいい！！！

……ほんとはこれで、『そういうヒトを手に入れたい』って思うのがスタンダードな女のコの反応なんだろか。


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覇王別姫とプッチーニを同時に語れる人なんてそうそう居ねーぜ。そういう意味でも感動した。