ゆめ か うつつ か
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ねこ発見!
ねこ「俺の後ろに立つんじゃねえ!」
前方に回りこんでみる。
ねこ「なんか文句あっか?」
下手に出ながらさらに近づいてみる
ねこ「それ以上近寄ってみな…俺のマグナムが火を噴くぜ」
……あきらかに不審の目で見られるとちょっとかなしい。
*
猫ってミステリアスでエキゾチックで、この上なく創作意欲をかきたてる動物だよなあ。「猫の泉」「猫街」「我輩は猫である」「猫と庄造と二人の女」「100万回生きた猫」「11匹の猫」「注文の多い料理店」もそうだし、フランス人の詩に「中国人は猫の瞳で時を計る」っていうフレーズがあったなあ、これはオリエンタリズムの極地だわ。対して、犬っていうと佐藤春夫の「西班牙犬の家」と、あと忠犬ハチ公くらいしか今は思いつかない…
猫を題材にした文章は、ただハッピーなだけでなく、どこかに謎を含んだものがいい。
そういう意味で、カポーティの「窓辺の灯火」は、猫文学として適度にブラック&ドライな作品なので、オススメ。
*
で 中井の『悪魔の骨牌』やらボルヘス『砂の本』やらバルザックの『セラフィータ』やら、やっと、買っている。いつかは手元に、と望んだ本を入手するこころよさ。
新しく読んでいるのはフロイトの精神分析学入門やら熊楠の論文・植島啓司氏の人類学論考などから翻訳、ブラッドベリとかキングとか、あのへんの。客観的な文章が読みたいブーム。日本語が母語の小説は、今のわたしにはどろどろしすぎてて読むにたえない。
前方に回りこんでみる。
下手に出ながらさらに近づいてみる
……あきらかに不審の目で見られるとちょっとかなしい。
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猫ってミステリアスでエキゾチックで、この上なく創作意欲をかきたてる動物だよなあ。「猫の泉」「猫街」「我輩は猫である」「猫と庄造と二人の女」「100万回生きた猫」「11匹の猫」「注文の多い料理店」もそうだし、フランス人の詩に「中国人は猫の瞳で時を計る」っていうフレーズがあったなあ、これはオリエンタリズムの極地だわ。対して、犬っていうと佐藤春夫の「西班牙犬の家」と、あと忠犬ハチ公くらいしか今は思いつかない…
猫を題材にした文章は、ただハッピーなだけでなく、どこかに謎を含んだものがいい。
そういう意味で、カポーティの「窓辺の灯火」は、猫文学として適度にブラック&ドライな作品なので、オススメ。
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で 中井の『悪魔の骨牌』やらボルヘス『砂の本』やらバルザックの『セラフィータ』やら、やっと、買っている。いつかは手元に、と望んだ本を入手するこころよさ。
新しく読んでいるのはフロイトの精神分析学入門やら熊楠の論文・植島啓司氏の人類学論考などから翻訳、ブラッドベリとかキングとか、あのへんの。客観的な文章が読みたいブーム。日本語が母語の小説は、今のわたしにはどろどろしすぎてて読むにたえない。
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