ゆめ か うつつ か
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母が赤プリ(赤坂プリンスホテル・来春閉館予定)の閉館前にいちど訪れたいというので、美味しいものが食べられるならお供するよと適当に答えていたら、東京見学ツアーに行くことになった。
いや、まあ、申し込んでくれたのはありがたいけど。でもわたしそもそも職場が都心だし。人ごみキライなのに。と思いながら、孝行のつもりで同行したら、案の定やたらいろいろ引っ張りまわされてものすごく疲れた。。。
赤プリ最上階からの眺め。建設中のスカイツリーが見える。
ビュッフェではひたすらコーンスープを飲みまくっていた。まあこんなもんだろうというような味。
で いろいろまあ お台場とか連れまわされて
六本木。どうせなのでこれでもかというよーなショットを撮ってやった。
六本木のポストは白かった。周りがヴィトンだのなんだのハイブランドばっかなので、景観を損ねないためか。六本木で面白かったのはこのくらいだぜ。やはり、どうにもいけすかない街だ。
いや、まあ、申し込んでくれたのはありがたいけど。でもわたしそもそも職場が都心だし。人ごみキライなのに。と思いながら、孝行のつもりで同行したら、案の定やたらいろいろ引っ張りまわされてものすごく疲れた。。。
で いろいろまあ お台場とか連れまわされて
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昔読んだアンデルセンの童話に、「本物のお姫様でないと結婚しません」と言って、布団を何十も重ねた下に豆を一粒置いてそれが判るかどうか、それだけ感じやすいかどうかを試験する王子と、その試験に合格した姫の物語があって、わたしはへええ、と感心したものだった。
日本人は昔から、ふすまや着物を被って寝たというくらい、寝具には頓着しない民族だったらしいけど。あまり柔らかい寝具よりは固いところで寝たほうが、体にはいいってね。
でも、まあ。
低反発枕&マットレス&ファー毛布。
mんちに泊まるとよく眠れる理由はおそらく、かなり、絶対的に、「布団」の要素が大きいと思ったので、この際寝具を一変してみた。布団という日用の消耗品にこだわるというのはある種の〈贅沢〉だから(わたしはアトピーのおかげで布団類はかなりまめに変えないといけないのでなおさら)、あんまり、贅沢なものにしようと思わないんだけど、たまたま母から誕生日プレゼントのリクエストを尋かれたので。
しかし、よく眠れすぎると今度は寝坊が怖くなってくるという。。
日本人は昔から、ふすまや着物を被って寝たというくらい、寝具には頓着しない民族だったらしいけど。あまり柔らかい寝具よりは固いところで寝たほうが、体にはいいってね。
でも、まあ。
mんちに泊まるとよく眠れる理由はおそらく、かなり、絶対的に、「布団」の要素が大きいと思ったので、この際寝具を一変してみた。布団という日用の消耗品にこだわるというのはある種の〈贅沢〉だから(わたしはアトピーのおかげで布団類はかなりまめに変えないといけないのでなおさら)、あんまり、贅沢なものにしようと思わないんだけど、たまたま母から誕生日プレゼントのリクエストを尋かれたので。
しかし、よく眠れすぎると今度は寝坊が怖くなってくるという。。
うちは東京といえどけして都内ではなく、都下と名乗るのがやっとの残念な地域だが幸いにして庭はあり、タラノキ、梅、杏、ビワ、柿、アケビ、夏みかんなどがひしめいている(食べられるものばかりなのは親父の仕業か)。
ところで先日、母が作ってくれたうどんに、ワカメの切れ端のようなものが浮かんでいた。
親父「そりゃ、うちの庭に生えてたキクラゲだ」
……キノコ類はさすがにヤバくない??って思ったけど、一応はキクラゲだったように思う、歯ごたえとか。
つか、『特に栽培もしていないのに自宅の庭に勝手に生えてたもの』って、チャレンジ感満載すぎて、じっくり味わえない。。
*
とか言いつつ、庭に勝手に自生してたムカゴ入りのごはん。これはほくほくして美味だった。かきあげもいいなあ。
いつか山芋を掘りたい。
ところで先日、母が作ってくれたうどんに、ワカメの切れ端のようなものが浮かんでいた。
親父「そりゃ、うちの庭に生えてたキクラゲだ」
……キノコ類はさすがにヤバくない??って思ったけど、一応はキクラゲだったように思う、歯ごたえとか。
つか、『特に栽培もしていないのに自宅の庭に勝手に生えてたもの』って、チャレンジ感満載すぎて、じっくり味わえない。。
*
とか言いつつ、庭に勝手に自生してたムカゴ入りのごはん。これはほくほくして美味だった。かきあげもいいなあ。
いつか山芋を掘りたい。
配膳係はうんざりと、シチューをお皿に盛り付ける。
「とっとと行きな、先は長いぜ」
なるほど、ふと前を見やると、給食に並ぶ列は長々と、果てが霞んで見えるほど。
「だけどどうして、こんなにあったら、器に入りきらないでしょう」。
歩みを止めずに一歩進むと、わたしはポテトサラダの配膳係に尋ねた。
「そうかね、だけどお前の皿はまだ空いてるぜ」
なみなみつがれたシチューがゆげを立て、ポテトサラダが大きなスプーンで山形にすくいあげられると、次はわかめごはんだった。その次は筑前煮、その次はメロン、その次は揚げパン……メニューはごちゃごちゃだが、しかし、皿は常にどこかしら空いており、わたしは一歩ずつ、ごちそうを捧げもち、進むことしかできない……
「とっとと行きな、先は長いぜ」
なるほど、ふと前を見やると、給食に並ぶ列は長々と、果てが霞んで見えるほど。
「だけどどうして、こんなにあったら、器に入りきらないでしょう」。
歩みを止めずに一歩進むと、わたしはポテトサラダの配膳係に尋ねた。
「そうかね、だけどお前の皿はまだ空いてるぜ」
なみなみつがれたシチューがゆげを立て、ポテトサラダが大きなスプーンで山形にすくいあげられると、次はわかめごはんだった。その次は筑前煮、その次はメロン、その次は揚げパン……メニューはごちゃごちゃだが、しかし、皿は常にどこかしら空いており、わたしは一歩ずつ、ごちそうを捧げもち、進むことしかできない……