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ゆめ か うつつ か
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羽がもさもさ付いてる黒いかごバッグ。

一目で気に入ったのだけど、思うところあってセールまで待った。どうせ売り切れになることはないと思ったのが一番の理由。羽すぐ取れそうだしね。何より抱えてみて、「暑い」。さすがに布団に使われることもあるくらいで、羽毛の保温効果でものすごくあっつい。夏物というよりは秋冬にちょうどよさそう
なんだな。

でもかわいい。

取れた羽は、今のところ本に挟んでしおりにしている。

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犯罪とその刑罰について、弟と何度話しても意見がくいちがう。わたしのようなおひとよしでなまぬるい考えでは犯罪はなくならないと弟は言う、「罪を犯したら罰するべき!」。

それはそうかもしれないけどさ、他人から与えられる罰では意味がないと思うのよね、みずからこころから悔いて一生そのつぐないに生きること、これは死刑なんかとはくらべものにならないほどつらいと思うんだけど。なんとか罪を自覚し悔やむこころを育てることができないものかしら。





なんていえるほど自分は高潔な人間ではなくむしろたいへん問題の多い人間で、ああまた失言してしまったと毎日ひゃっぺんほどほぞを噛んでいる。思ったことほいほい言うのやめようよ!おごってもらうのに、食べられるかどうかわかんないものを頼むのも失礼だよ!

難儀な人間だなぁ。



夢を見ることも増えた。





真夜中の公園に、屋台があかあかと立ち並んでいた。全てたい焼きの屋台だ。わたしはとりたてて不思議に思うことなくジャンボタイヤキ880円を食べようと思うが、なかなか焼き上がらない。無口な親父と差し向かいに待ち続けていると、その内東の空が明るくなってくる。 屋台は薄く透き通り、遂には親父ごと日の光に溶けて消えてしまった。





文化祭演劇の配役を決めるためにくじ引きをする。だがそこには実行委員会の罠が隠されており、くじを引くと床がぱかりと割れて地下迷路をさ迷うことになるのだ。男Aや女Dなど虐げられた配役に不服を唱える者はここに落とされるというわけだ。だがやがて彼らは地下を脱出し、遂には会議室に乗り込み文化祭を壊滅させる。リベルテ!と叫びながら。





夢を記録すると精神がやられるという話を聞いて、さもあらん、とうなずいた。



あっつくて溶けそう。いいね 夏だね。全身の毛穴から汗が吹き出してくるこの感じといい、かげろうゆらぐアスファルトといい、白昼夢のような、狂気の夏が来る。





それはともかくバキボレの暗躍がはなはだしい。あ、バキボレっていうのは韓国語でいうゴキブリのことね。中国語だとジャンラン、ってかんじなんだが、バキボレのほうが圧倒的に、音としてイイ。。ともかくそのバキボレが、夜中に水を飲みに台所に立つと必ずさわさわしている。

弟「俺なんかこないだ飛んでるの見たよ。ん?でっかい蛾だなーって思ったら、やつらでさ。なんたって究極のフォルムだもんね。何万年も前からサイズ以外は変わってないらしいよ」
わたし「サイズ?昔はどうだったの?」
弟「もっとでかかったのが、小型化してるんだって。やっぱり進化=小型化だよな」

ミクロの世界くらいまで小型化してくんないかしらね。





Nさんからメールをもらって、品川でランチしてきた。近況報告がてら、ちょっと大切な頼まれごとなど。
Nさんは揚げ茄子そうめんをすすりながら言うのだった、

「人生ってものすごくたくさんの穴があって、普通はそこを上手によけていくんだけど、よけられないで落ちちゃうひとも居るんだよね」

うん そうだね。
そうだなあ、と思った。穴ばかりの道。

でもどんな穴でも絶対這い上がれる、あきらめさえしなければ。
どんなところに居ても、愛すること/愛されることへの希望だけは、捨てちゃいけない。

 

ねこ発見!
 ねこ「俺の後ろに立つんじゃねえ!」

前方に回りこんでみる。
 ねこ「なんか文句あっか?」

下手に出ながらさらに近づいてみる
 ねこ「それ以上近寄ってみな…俺のマグナムが火を噴くぜ」

……あきらかに不審の目で見られるとちょっとかなしい。





猫ってミステリアスでエキゾチックで、この上なく創作意欲をかきたてる動物だよなあ。「猫の泉」「猫街」「我輩は猫である」「猫と庄造と二人の女」「100万回生きた猫」「11匹の猫」「注文の多い料理店」もそうだし、フランス人の詩に「中国人は猫の瞳で時を計る」っていうフレーズがあったなあ、これはオリエンタリズムの極地だわ。対して、犬っていうと佐藤春夫の「西班牙犬の家」と、あと忠犬ハチ公くらいしか今は思いつかない…

猫を題材にした文章は、ただハッピーなだけでなく、どこかに謎を含んだものがいい。
そういう意味で、カポーティの「窓辺の灯火」は、猫文学として適度にブラック&ドライな作品なので、オススメ。




で 中井の『悪魔の骨牌』やらボルヘス『砂の本』やらバルザックの『セラフィータ』やら、やっと、買っている。いつかは手元に、と望んだ本を入手するこころよさ。

新しく読んでいるのはフロイトの精神分析学入門やら熊楠の論文・植島啓司氏の人類学論考などから翻訳、ブラッドベリとかキングとか、あのへんの。客観的な文章が読みたいブーム。日本語が母語の小説は、今のわたしにはどろどろしすぎてて読むにたえない。




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