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ゆめ か うつつ か
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「人生で一番苦痛なことは、夢から醒めたときに行くべき道がないことだ」と、魯迅は言った。





あたしが「愛」を書くことに拘るのは、形の無いものに形を与えたいと思っていることもさることながら、あたしには「真に誰かを愛することは生涯無いのではないか」と言う虞れがあって、愛なき生を生き抜くにはあまりにも脆弱な自分を自覚しているので、どうにかこれを解き明かしたい、知りたい、愛を知ることが愛することの代わりになると思っている、代償行為…本当はそんなことをしても何にもならないということも分かっているのに、なお夢を見る、

「ひょっとしたら?わたしでも?愛に近付くことができるかもしれない?」

そんなことを考えている限り、愛を書こうと思う限り、つまり〈わたしがわたしである限り〉愛には辿り着けないだろうとわかっている、それなら尚更、夢を見る他に何ができるかしら?


←愛をなにかとても素晴らしいもののように思っているからこういう考えになる。

愛なんて本当はとても身近なところにあるありふれたものなんだろうと判ってはいるものの。
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…を買う予定のお金で買ってしまった古本。
おやつ用のあんぱんでお昼を済ませて飢えてたら、午後のお客さまがお土産にケーキを持ってきてくれた。

そういえば今日はバレンタインだ…と思い返した。

214という数字が本当に数字としてしか認識できてない。13の次としての、15に続く14。意味なんてもうどうでもいい、こなすべきノルマにしか見えない。

…人間としてわりと終わりかけているなあ。

去年の今頃はだいすきな人から頂いた箱入りのゴディバを、一粒ずつ押し頂くようにして摘んでたな。宝石みたいだった。






Mと会ってきた。もろもろ東京に来た目的を果たしたらしいので今月末に帰ってしまうらしい、多分もうこれで当分会えない。もっと遊んでおけばよかった、と今更、後悔。

ガッコで何べんきょしてたのか、経済学やら主知主義の話やらいろいろ。久々に学問的な話して面白かった。あたしはやっぱり何か学んでるのが一番楽しい。
Mはどうにかして個の認識を社会に還元させようと必死で、そしてかえって主知主義(我思うゆえに我あり)に陥ってるのが面白かった。自我からは逃れられん。神という都合のいい解釈ツールを省みなくなってから、にんげんはいろいろ必死だね、言い訳に。

それでも世界に意味を求めるのがM=モダニストで、
「意味なんて無くてもいいじゃん」っていうのがあたし=ニヒリスト。

ん ちょっとちがうかしら、理想家と「理想なんて無い!」と言っちゃう人間の違いっつうか・・・

理想なんて信じていないよ。
でもわたしはいざとなったら神様だって信じることができる。

何も信じていないというのは、つまり、そういうことだ。


二週間以上ぶりの休みだったので、とりあえず12時間以上寝て遅いお昼を食べて車で買い物行ってリサイクルショップでシャツやらパンツやら衝動買いして(でもたいした金額でない、リサイクルだから)、姉+1(今妊娠してるから)と会ってご飯食べた。

姉+1とは今年に入ってから初めてゆっくり会えたんだけど、元気そうでよかった!

こどもができるって、自分とまったく違う人を自分の中に抱えるってことでしょう。それってすごいことだよね、っていつも思う。自分の中にいるのに自分と違うことを考えてるんだよ。別の人格なんだよ。すごいよなああ。

姉をちょう尊敬した!
そして+1の方にはちょう愛してるって言っておいた!

なんだかんだ愚痴ばっかいってるけどあたしはやっぱり心の底では生きてるってすばらしいと思ってる、もろもろの汚辱含めて、食って寝てセックスして子供生んでたまに悩むふりして生きてる、人間はすげえよ。

20時現在まだお昼ご飯を食べれてない。しかも電車が事故で遅れている。

…とりあえず何か食べようと途中下車した駅の古本屋でうっかり欲しかった作家の絶版本を見かけてしまい、

買ってしまい、

…今日はちょっとお高めのランチを食べたことにした。

いいんだ。夕飯があるから。
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