ゆめ か うつつ か
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「人生で一番苦痛なことは、夢から醒めたときに行くべき道がないことだ」と、魯迅は言った。
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あたしが「愛」を書くことに拘るのは、形の無いものに形を与えたいと思っていることもさることながら、あたしには「真に誰かを愛することは生涯無いのではないか」と言う虞れがあって、愛なき生を生き抜くにはあまりにも脆弱な自分を自覚しているので、どうにかこれを解き明かしたい、知りたい、愛を知ることが愛することの代わりになると思っている、代償行為…本当はそんなことをしても何にもならないということも分かっているのに、なお夢を見る、
「ひょっとしたら?わたしでも?愛に近付くことができるかもしれない?」
そんなことを考えている限り、愛を書こうと思う限り、つまり〈わたしがわたしである限り〉愛には辿り着けないだろうとわかっている、それなら尚更、夢を見る他に何ができるかしら?
←愛をなにかとても素晴らしいもののように思っているからこういう考えになる。
愛なんて本当はとても身近なところにあるありふれたものなんだろうと判ってはいるものの。
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あたしが「愛」を書くことに拘るのは、形の無いものに形を与えたいと思っていることもさることながら、あたしには「真に誰かを愛することは生涯無いのではないか」と言う虞れがあって、愛なき生を生き抜くにはあまりにも脆弱な自分を自覚しているので、どうにかこれを解き明かしたい、知りたい、愛を知ることが愛することの代わりになると思っている、代償行為…本当はそんなことをしても何にもならないということも分かっているのに、なお夢を見る、
「ひょっとしたら?わたしでも?愛に近付くことができるかもしれない?」
そんなことを考えている限り、愛を書こうと思う限り、つまり〈わたしがわたしである限り〉愛には辿り着けないだろうとわかっている、それなら尚更、夢を見る他に何ができるかしら?
←愛をなにかとても素晴らしいもののように思っているからこういう考えになる。
愛なんて本当はとても身近なところにあるありふれたものなんだろうと判ってはいるものの。
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