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ゆめ か うつつ か
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両親にオペラのチケットをプレゼントしたら、お返しに食事を奢ってもらった。
初心者向けにチョイスした「魔笛」だったから、親父もちゃんと楽しく観れたらしい。よかった。。

あたしは音楽的興味よりかは物語・舞台的興味の方が旺盛なので歌についてはよくわからない、けど夜の女王のアリアは何時聴いてもカッコイイなあと思う。





明日で12連勤め。今わかっている確実なおやすみは今月末の週末のみなんだけど、そこまで保つとすると……23連勤?ああじゃあ今折り返し地点か、よしがんばる。この仕事を始めて二ヶ月しか過ぎてないけどもう半年以上経ったような気がするのはけして気のせいではない。

仕事ってのは手段であって目的ではない、縋るもんじゃない、

それは救ってはくれないし
まして赦してなどくれない、 

だから本当は、もっとラクにやったほうがいいとわかっている……わかっては、いるのだが、しかし、あまりにも適当に仕事を(やると)決めてしまったことへの後ろめたさをつぐなうようなきもちもあって……「つぐなう」とかって考えるから、いつまでたってもラクになれないのかなぁ。

とにかく続いていかなければ。



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昨夜は駅前にシシカバブの屋台が出ており・空腹からつい見とれてしまい思いきりつまづくという失態を演じたので、今日はクールにそしらぬふりでやりすごそうと携帯を眺めつつ歩いていたら、道行く人に思いきりぶつかった。

クールって難しいな!




明日からの三日間が一月前半の山場だ…一月と二月をやりすごしたら、貯めたお休みで仏蘭西に行くのだ…十年来の憧れであるモロー美術館やオペラ座の天井桟敷を堪能し、あわよくば郵便配達夫シュヴァルの宮殿や復活後のキリストが辿り着いたという伝説のあるアルカディアなんかも行って財宝探しとかしちゃうのだ…

その前にせめて英語を復習しておかないと。

巷では次々とバーゲンが始まっているので、しょうがねえ・たまにはまともに女らしい服でも買うかと行ってはみたものの、人間が多すぎて挫折した。(まともでない女らしい服ならわりと持っている、どこぞの民族衣装とか)

まずファッション雑誌から始めるべきかしら、あたしに必要なのはやはり本屋なのかしら、とか言い訳しながらまた本を見て満足して帰る。

化粧や服や髪型にこだわるひとは、「なりたい」自分があるひとだから…「なるようになればいい」ひとにとってはなかなか、億劫なものなのです。


モーリス・パンゲの『自死の文化史』、復刊しないかな~


Gが年末大掃除でここ数年貸しっぱなしにしてあった本類を紙袋いっぱいに返してくれやがったのだけど、その中にシェンキェヴィッチの『クォ ヴァディス』があったので久々に読み返してみたら面白すぎて夜中まで読みふけってしまった。

そんで次の日満員電車の中で物語がクライマックスを迎えて、人目もはばからずぽろぽろ泣いてしまった。


これ 「世界の名著百選」とかでよくとりあげられてるけど、そういうのに載せられてるあらすじはタイトル(クォヴァディス=主よどちらへ行かれるのですか・の意)を意識してか大抵燃え上がるローマから逃げるペテロとクリストのシーンで、荘厳かもしれないけど辛気臭いんだよね。もっと恋愛劇だしもっと活劇冒険譚なんだよ!

物語は我侭な青年貴族ヴィニキウスがキリスト教徒の娘リギアに会って改心するという恋愛話を主軸に、ヴィニキウスの叔父ペトロニウスさまとその女奴隷にして恋人のエウニケ、皇帝ネロの残虐ぶり、ローマの混乱ぶりなどが描かれてて実はキリスト教徒の描写よりそっちのほうがはるかに精彩だし面白いしドラマ性がある、大河ドラマの風格っつうのかな……

あたしが泣いたのは卑劣で最低な裏切り者、ギリシャ人キロンが改心するシーンで……
キロンは物語の所謂悪役、キリスト教徒の男の財産や妻や子を奪い追放しあまつさえ密告して処刑させる最悪の人間なんだけど、自分が破滅に追いやった男の死をまともに見つめることも出来ず、死にゆくその男に赦しを願うんだ。するとその男はキリストの名に於いてキロンを赦すわけ。
それでキロンは改悛してネロを告発し、キリスト教徒として処刑されるんだけど、それまで卑しく哀れだった男が実に晴れ晴れと立派に死んでいくの。

「醜い行いはあるが醜い人間は居ない」、って 何だかすごく、うなずきたかった。あたしもそう思っている、どんな人間でもうつくしい、醜い行いをしてもなおそれを悔いることのできる人間はうつくしい。





ちなみに『クォヴァディス』のペトロニウスさまはここ十年くらい、わたしの理想の男性です。
趣味の審判者、無神論者、冷徹な理性に貫かれたひとにして美を愛する詩人、何でもできるひと、笑いながら自殺してなお友人と語り合いながら死んでいった美しいじじい。
……個人的なイメージはイアン・マッケラン。



いつの間にか港に簡易スケート場が出来てたのだが・
リンクも溶けよとばかりにカップル満載で一般人の滑る余地無し!

…今すぐ大波が来れば良い(うそ)





日曜日は仕事が午後だったので、Yさんを呼び付けて山下公園でお洒落な北欧料理を食べてみた。パンが石のように堅かったけどシチューは濃厚で美味しかったな。

それでまた今月末まで一日たりとも休みが無いのです。







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