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月曜日に意を決して、去年聴講させてもらってたH大ゼミへ行ってきた。教授に何度かメール出したんだけど届いてなかったみたいで、これ以上本を返すタイミングがずれこむと一生返却できなくなりそうだったから。教授のご自宅からお借りした本だったので本来ならご自宅まで持っていかねばならないのだろうが仏のようなM先生は「いいよ、今日は車だから」と受け取ってくださった…ルピシアで紅茶のセットを添えて御礼申し上げたら飲み会に誘っても下さったけど、別件の約束があったのでやめといた。
別件とゆっても同じH大の院生、去年このゼミで知り合った子と会ったんだけど。今マスター二年目、一年前のあたしと似たようなこと（論文のテーマがきまらない・就職の不安など）言ってて、うわあなんかちょうデジャヴ！って思ってとにかく励ましておいた。どうにもならないと思ったところがスタートだから。そんで、この先どうにもならないことばかりが増えていくから。それが人生だから。あんまり励ましになってないと言われたがその通りだと自分でも思う。
北海道出身の子で、二月の網走流氷ツアーの話したらハラ抱えて「ありえねえ！」ってコメントもらった。うんあたし北海道ナメてた。六月の終わりにいったん帰省するらしく、行ったら泊めてくれるってゆってて正直ちょう惹かれている。いきたいなー。
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火曜日は姉がベンツを知人から安値で譲り受けたとゆうので乗せてもらった。銀鼠色でしかくい。←感想
思ったより乗り心地は良くなかったな。北の車だから冷房は弱いんだって。譲り受けたときの話がすごくて、助手席に花束が置いてあったんだって。粋だよね！
自分の車ほしーなー。
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水曜日の午前中におとーとがフランスから帰ってきやがったがあたしはMと待ち合わせて遅くまで話し込んでいたので何があったのかは知らない、が、さっそくいろんな問題を家庭内に撒いたらしく母が愚痴をこぼしていた。弟の被害者は主に母なのだけど母が傷つくと自動的にあたしに矛先が向いてくるのでやはり煩わしい。フランス語はかなり喋れるようになったとゆうので行った甲斐はあったんだろう。実際語学やるなら留学が一番手っ取り早い、生命・生活に関わる問題だからね。
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昨日Mと話していて久々に国際関係論とかに興味が出てきたのでウォーラーステインとかE・トッドやサイードなんかを探してみたけど駅ビルの本屋にゃ無かった…そんでふらふらしててドゥルーズとガタリのアンチオイディプスなんか買ってしまった、いずれ買おうと思ってたからいいんだけど…『王の二つの身体』も五年越しくらいに欲しいと思い続けている、文庫で二冊三千円は、でも、ちょっとヒく。ハードカバーだと五千円越すのは知ってるけど、ああ、欲しい本がいっぱいあるなあ。
E・トッドの新ヨーロッパ大全を読んでるらしく、面白い話をいっぱい聞いた。マルクス主義で解決しないものを家族形態で説明する…か。学部時代にちょこっとやったけどもののみごとに忘れていた、新ヨーロッパ大全ほしい。サルコジの政策話やらCPE、ド・ヴィルパン首相の転落話なんかもすごい面白かったなー。
フランスって伝統的にアルバイトっていうものがなくて、正社員って言う雇用形態しかないんだって。そんで保障がすごいしっかりしてる、CPEは26以下の雇用後二年未満の社員を理由なく解雇することができるっていう法で問題になったけど、それもちゃんと失業手当が相当つくんだって。日本よりよっぽどまとも、ってMはゆってた。結局撤回されたけど、やっぱ正社員優遇がフランスの伝統だ！っていう意識があるらしい。フランスってそういう…フランス人意識っていうか、ある意味パトリオットな考えが強いんだなあ、って思っちゃう。
デモっていうのが抵抗の意思表示だっていう話とか。今の日本では意思表示すらしない。
一部のエリートが政治をする寡頭政治、普通選挙の中立化問題なんかが問題になってるらしいがコレ今の日本そのものじゃねえ？って話もうなずけた、右も左も無い、選択の余地が無い選挙。
そんで話は改憲論まで転がって、憲法改正案の反対論賛成論こもごも、含めて集団自衛権の問題とか…
Mは基本的に右より…つうか日本大好きなのだけど、ちゃんと左の本も読み込んでて偏った発言はしないから、あたしみたいな無知なノンポリにとっては大変勉強になった。どういうことが起きているか は分かっても、どうして・どこが・どのように問題か という部分について、昨今のマスコミはあまり深く突っ込まないので、たまにMの話を聞くと目からウロコの落ちる思い。
「格差社会っていうけど日本にゃアメリカや途上国のようなあからさまなスラムはねえし毎日のように餓死者もでねえ、結局日本はまだまだ豊かな社会で、そん中の格差なんてたいしたことねえぜ」 ←格差批判
うーん だからこそこれ以上格差を広げないよう・って予防策を講じればいいんじゃねえの、って思ったけどこの辺まったく不案内なので言及は避けておく。
ま 結局 豊かな社会に争いは起きないってこと・・・
最後は宗教論で〆。喫茶店二件はしごして6時間近くだべってた、つかれた。
すっごくいい天気だったんだけど、やっぱり沖に出ると風が強い。
甲板がでこぼこしてて、派手につまづきまくっていたら、通りすがりの女子学生に心配されてしまった…
猿島。関東太平洋海域唯一の島、だっけ？横須賀ではこの日、ペリー来航記念で帆船パレードをやっており、白い帆船が並んで走ってるのが見えて綺麗だった。
一時間ほどのクルージングを楽しんで、昼食を食べてから見学続行。
ヘリウムガスで声を変える体験に、大爆笑！調子に乗って二回もやらしてもらった…だってほんとにドナルドみたいな声になっちゃうんだよー おもしれー。
深海の圧力体験でえらく行列した後、着衣泳とプールでラジコン操作体験コーナーへ。この時点で三時半過ぎ、四時には全コーナーが終了するというのにスタンプ全然集まってないの。全力で楽しみすぎた。
アメリカのなんたらいう潜水艦のラジコン。こんな本格的なラジコン初めて触った！係りの人は「車の運転と同じだよー」って言ってたけど、車より難しかったよ～ ともすると衝突しそうになる…ちなみに宇宙戦艦やまとのラジコンやデスラー艦なんかもあって…ここはなんか、ラジコン大好きなおじさんたちの遊び場みたくなっていた…
残り十分ほどでスタンプ全部集めて、景品の定規と、アンケートに答えて深海生物のポストカードもらった。これもすっごい迷ってユメナマコとメンダコ。Gはやっぱり船…こいつ機械大好きだなほんと。
時間があったのでちょこっと鎌倉に寄って、お気に入りのカフェでお休みして八幡宮に参拝して帰宅。あ～疲れた～～！！＊おみやげ
深海１000メートルの圧力をかけたカップヌードルのカップ。記念に貰ってきた。すごいちっちゃくなるの、びっくり！その横にあるのは日本列島の海洋プレートの破片。と、海中プランクトンの化石。石とか砂とか大好きだから小学生に混じって嬉々として貰ってきた。会場に居た小学生よりも全然楽しんでた自信がある。勉強になったし楽しかったー。今度は横須賀も行ってみたいなあ！
好きな深海生物は、メンダコです。と、言えるようになりました。
場所は、横須賀市夏島、憲法の草案が作られたところ・とかあたしは思ってしまうんだけど、まあ大々的なキャンペーンやってたわけでもなし、横須賀市観光案内HPの片隅にひっそり載ってたのをたまたま目にして、Gと「行こっか～！」と まあ ノリで決めた、そんなわけで駅の無料送迎バスにあんなに人が集まってるとはおもわなんだ。。親子連れやら中・高校生が多かったな～。
抽選のための申し込み番号は、229番。
G「に…肉！だ」
私「肉だね！」
なにやら当たりそうな気がしてきた。
発表まではスタンプラリーや、各催しを見学することにする。
くらげ。いっぱい海に漂ってた…
船内見学。艦橋にはソナーとか、機械がいっぱい。
羅針盤。爾来コンパスという物体を好ましく思っているので、オブジェにいっこ欲しい。深海魚背景を合成したプリクラ撮ってもらったり、クイズに挑戦したり、深海の蟹を見たり、ペーパークラフトをもらったり…いい大人なのに小学生より浮かれてました。ペーパークラフトはチョウチンアンコウとメンダコでめちゃくちゃ迷って、結局メンダコにしたんだけどアンコウの方は帽子状になっており、作成後は被ることができるということがその後判明して大変口惜しい思いをした。Gは普通に船のやつとかもらってた…
いろいろやってたらあっというまに抽選結果発表の時間になって焦った。
え？うんまあもちろん…
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・・・
・・・
イイ肉万歳！！
うん 籤運は良いほうです。こういう目の前にエサがぶら下がってるようなときは特に。
けっこう外れた人も居たみたいで、あーよかったーわざわざ早起きして来た甲斐あったー、と思った！
乗船パスをもらってうきうき、さっそく乗船。すごくいい天気で、まさにクルージング日和！
抽選にもれた人たちがこちらを見送る中、ゆっくりと動き出す船。
私「気持ちいいねー、なんていうか、こういうの…」
G・私「「愚民どもめ！」」
…って かんじ…っ
て
ろくでもない単語で思い切りハモったうちら。さすがかれこれ十七年のつきあいだけある！ いや ほんとはそんなこと思ってませんよ、ちょっと浮かれてただけです山育ちだから海を見ると興奮するんですごめんなさい…
船内標語。基本、自動車の運転と一緒だなあ…船内の食堂や浴室、娯楽室なんかも見て回ったけど、
→食堂 「五つ星ホテルよりおいしい」 という張り紙が…！ほんとだろうか。
→浴室 お掃除は当番制だそう。長い航海のときは海水風呂になるらしい。べたべたにならないのかなー；
→娯楽室 和室にビデオや漫画や小説、そしてマッサージチェアまであってびっくり。隣にカラオケマイクまで置いてあった…
何か楽しそうだなあ。
とりあえず再び実家にPCを移すことになったのだけど、解体されたPC本体とディスプレイとキーボードと色とりどりの線をほい、と渡されて、バラバラ死体を前に途方にくれてる気分になり、とりあえず繋げられそうなところを全て繋いで電源入れたらいつも元気な緑色に光るランプが弱々しく赤い点滅を繰り返していて、それで慌てて線を入れ替えたりなんだりいじくっていたらそのうちPCからきな臭い匂いが漂ってきたので絶望的な気分になってGにSOSをした第一声（長い）。
G「PC全体が発光してるのかと思った」
ごもっともです。慌ててたから何て言えばよいかわかんなかった。
ちなみにその後電話と写メでやりとりしてるうちに、どうしたはずみかPCが機嫌よく復活したのでほっと一安心。まだネットに繋いでないけどそれはまた次なる試練…！