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ゆめ か うつつ か
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紅茶だと思ったら煎茶だった…!ぬかった!
桜の練りきりとご一緒に頂きました。花風情。




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書けるものならLoveを書きたかった、けどこれはちょっと…まだ、書けない。

さみしい、って言ったら「こどものくせに」って言われたことがある、ずいぶん昔の話で言ったひとはもうそんなこと忘れてるけど。さみしいのに おとなも こどもも ない、って思ったのをよく覚えてる。あたし個人は、小さい頃のほうが孤独感が強かったなあ。どこにいてもなにをしててもさみしいっていう思いを常に感じていたし今も感じている。いや、今はもう、慣れたし、さすがに。大丈夫だけど。

あい ってなにかよくわからないけど
あいするのは、さみしいからなのかなあ と 漠然と思っている。
Mの新居に救援物資(鍋&調味料)持って行ってきた。独り暮らしいいなー。お金、かかるってわかってるけどやっぱりうらやましい。。はやく独立したいなー。

お昼にほうれんそうチャーハン作ってくれた。旨かった。

Mは趣味で政治学辞典とか買っちゃってるよーな子で、あたしとは興味の方向性がまったく異なる人なので話してるととても勉強になる。最近の政治の動向やら政治家やら選挙の情報やら、いろいろ謎だったことを教えてもらった。漫画の話もしたけど見事に少年誌~青年誌、しかもハードボイルド系の話しか出なかった。いやーオメガトライブとかストレインとかそうてんこーろを読んでる女の子はあいつくらいだわ…

! 漫画といえば!かわぐちか●じ氏が、大学の前に張ってあった市議会宣伝ポスターに載ってて思わず目を疑った。タイムリーなことに、今ちょうど「太陽の黙示録」読んでるとこだったから…まさかK市に住んでるとはしらなんだ。この辺漫画家多いなーほんと;この集まりいつやるんだろ、弁士というからには何か論じるのかな…行っちゃおうかしら…この人の漫画はなかなか面白いので、話を聞いてみたくはある。しかし市政に参加する漫画家ってすごいな。。

心置きなく好きな本が読める立場になったのでさっそく古本屋を漁ってきた。とりあえず中国古典文学大系を二冊ほど。剪燈新話より子不語の方が面白いなー。平妖伝も欲しい…美人な狐の妖術使いが大活躍!そんで確か海上花列伝に武科挙の話が出てきたような…高校のときに読んだから記憶は定かではないけど;
古典文学大系は註のオンパレードで、しおりが二枚以上必要なんだけど、熟読すれば中国の歴史民俗についてはかなり知ることができるんだな。少なくとも大学の講義レベルの知識は手に入るはず。

この辺、読んでると高校の頃の中国への憧憬がまざまざと蘇ってくる。狐と幽霊、花妖、地仙、英雄豪傑に聖人君子、美女貞女に魑魅魍魎…あたしの憧れ・伝統風俗・を育んだタオイズムは政治的事情により完膚なきまでに破壊されてて、あたしは辛うじて伝統を「作り直す」作業の傍観者だった、北京の道教寺院の荒廃は目を覆わんばかりだったし四合院をぶっつぶして道路を拡張、そういうの観てて辛かった。夢は夢のままにしておけばよかった、と思わないこともないけどでもやっぱり真実の姿を知っておいて良かった、現代に生きるってそういうことだし…なべてこの世は、破壊と再生の営みの連続なのだ。





最近のニュースをみていると、マスコミの報道能力が明らかに低下してるのがよくわかる。という話をMがしてて、すごいうなずけた。まあ具体的にはこないだの某産む機械発言に関してだけど、世論を作ろう作ろうという姿勢が見えすぎるよね。支配の一番かしこいやり方は、支配されてると悟らせずにやる方法だ・っていうのは古今東西の常識であって、ことニュースに関してはインターネットが生れてからいろいろ変化が生れてるのは確か…ヒトラーがラジオをナチスの宣伝に利用してたのは有名な話だけど、現在でも、それがたとえ国際的なニュースだとしても、ソースの出所ってのは限られてて(主に欧米系の通信社)…本当に純粋なデータってのはなかなか得がたいのだから…

作り手 仕掛け人 操る人 そういうものが見えるうちはまだ、安全。

逆に言えばテレビやラジオの質がいくら低下したとしても、匿名性の高いネットがいつまでもサブの座にいるのは当たり前の話だな。

まるで陰鬱な空気が私を取り巻いていた。

じめじめと暗くしめったベンチ、木々に埋もれた庭でわたしは本のページを繰っていた。この奥はあまりにも有名な社だったが、しかしそこに神が居ないことをわたしは知っていた。ここに神は居ない。神の代わりに、戦争で死んだ人間の魂が集められているのだ。人間の魂・・・それはあまりになまなましく、崇高さや清浄さよりはもっと別の類の感情を催させる。いったいに、人の魂をかき集めて何を練成しようというのだろう。この装置は一体何なのだろう。人の魂の純な部分はすぐに揮発してしまい、濁って汚れた部分だけがこの地上に残る。その汚れた部分の、ここは、いわばゴミ処理場に近いのではないだろうか。

考えながら読んでいるせいで本がちっとも進まない。それはNという不世出の作家のミステリーで、私は以前何度かそれに目を通したことがあるはずだった。しかし登場人物は見覚えがあるものの筋にはまったく覚えが無い…どうやら続編のようだ。続編が出ていたのか、と私は少し驚いた。それで少しは集中しようという気分になった。獅子の噴水、冬の庭、図書館に吊られる死体、月夜に笑うネレイデスの声の謎・・・

夢中になりかけたその時、ふわりと体が浮き上がる感覚がした。思わず取り落とした本がみるみる小さくなっていく。

見えない糸で吊りあげられながら、この細工仕立ての東京は昔私が夏休みの宿題で作りあげた玩具なのだということを思い出した。






夢の中で見た本の内容を覚えているうちに再現したいのだが肝心のトリック部分を忘れてしまった。ルルーの『黄色い部屋』系の密室トリックだったんだけど・・・

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