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ゆめ か うつつ か
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神保町の古本屋で見つけて、どうしても欲しくなって仕事の合間に買いに走った、馬車の画本。

 ひたすら馬車が載っている。。それだけの本なんだけど、なんかすごく惹かれてしまった。たまんねえなこのライン。

 手前のクラシック・カーの絵葉書は、パリのがらくた市で1ユーロで購入したお買い得品で、お気に入り。たぶん同じシリーズのものなんだけど、まさか日本で出会えると思わなかった。うれしかった。

 このフォルムがいいよね!! これはお姫様の乗っていたようなローズプリントの馬車で、大変に乙女心を刺激してくれます。いいなあこんなのに乗りたいな。今街を走ってる車がこの馬車の百ぶんの一でもデザイン性を残していてくれたらいいのに。


親父「そんなきゃしゃなの、すぐに壊れるぞ」


・・・・・・ごもっとも!











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数日前から、通勤途中の電信柱とビルの間に、ピンクの女児用自転車が挟まっている。住宅街ならまだしも、オフィス街の裏路地だし、だいいち女児の力で自転車をまるまる狭い隙間に押し込めるとも思えない。

1、ダメな大人(ふざけた学生とか酔っ払いとか)が無理矢理乗ってきて放置

2、粗大ゴミ

3、前衛オブジェ

4、実は見たまんま女児が自転車ごと電信柱とビルの狭間に突っ込み抜けなくなった

……何気に4がいちばん怖いな。








暗い。

さっきまで明るい真昼の街を歩いていたのに、いつのまにこんなに暗くなったのだろう。日が暮れるには早すぎる、まして街の灯までが消える深夜にはまだ間があるはずだ。

ともかくどこか明るいところへゆきたいとわたしは早足になった、そうしてしばらく歩いていると、いつのまにか少女が後をついてくる。十代半ばくらいだろうか、夢遊病者のようにふらふらと歩くやせぎすの体が痛々しい。わたしは思わず自分の不安も忘れて声をかけた、「どうしたの、迷子かな?」。

すると少女は思いがけずまっすぐわたしの顔を見て、「お母さんだ」と呟いた。

娘を産んだ覚えは無い、それは何かの間違いだ。わたしは幼いころに母を亡くして、それからずっと天涯孤独なのだから。そう言おうとしてわたしは気づく、少女の顔の懐かしい面影に。一文字に引き結ばれた唇、固くこわばって青ざめた顔、そこだけが窓のようにぽっかりと、世界に向かって開かれたような、黒い黒い瞳。鏡に映したわたしの顔にも似ている。

当惑するわたしに彼女はもう一度、よどみない口調で言った。

「お母さんだよ。お前を迎えに来たんだ、さあ行こう。みんなが待っているからね」









母に手を引かれ、死出の旅路。





 

ドラえもん』には、学校や家庭やこどもの遊びなど、昭和の風俗がいろいろ描かれている。

しかしあれはやはり今現在、平成の世から見るとわりとズレがあるんじゃないかと思い、現代日本でドラえもんが連載されていたらどうなるか、メインの五人(ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫)で考えてみた。世相なんかを絡めつつ。

具体的には

・少子化、及び学歴偏重
・離婚率の上昇
・国際化
・不景気、失業率の高さ
・うつ病、自殺、引きこもり、オタク

などなど。




~平成版『ドラえもん』素案~

・しずかちゃんと出来杉くんは小学校からお受験で別の学校へ(のっけからヒロイン不在)
・スネ夫ん家は母子家庭
・ジャイアン家はブラジル移民
・のび太の父親は失業中
・のび太はオタクの引きこもり(ガンマニアもしくは美少女フィギュア好き)


「これでドラえもんが美少女ロボットなら言うことないな」とはmの言。

いやまあそうだけど、それを認めてしまうとドラえもんがホントにただのユメ、自慰的存在になってしまう。ドラえもんは小型化&スタイリッシュになるくらいでいいんだけど、

だけどまあ、

どんだけ現在が病んでるかよくわかった。。

(実際のび太の部屋はきちんと片付いてるし今ならのび太は優等生だと思う、活字離れ久しい現代日本においては、テレビやゲームのない個室なんて真面目そのものなのだから)








喫煙所ですらない改札近くで、

セーラー服に竜の刺繍のスカジャンを羽織った、『キル・ビル』の栗山ちあきさまみたいな女子高生が、

煙草をぐいぐい吸ってホームにポイ捨てした、

それはものすごい不道徳な、ものすごい酷い、ものすごい嫌悪感を感じさせる情景だったが、しかし、わたしは一瞬かっこいいと思ってしまいそんな自分を恥じるようにぎりぎり、女子高生を、にらんだ。

そうしたら必然、目が合ってしまい、その瞬間女子高生がわたしに向かって思い切り

丁寧に会釈した。

・・・・・・・・・・・・・・なんだそりゃ。

気勢を殺がれてそれ以上何もいえなかった。なんか後々まで、「なにがよくてなにがわるい」の規範、自分の中のルールまでもが揺らぎそうで怖かった。





基本的に成人が守るべきルールはいっこだけ、「他人を巻き込むな」それがすべてだと思っている。癌になろうが自殺しようがぜんぶ自分の責任、てめえのケツはてめえで拭けってやつだ。だが未成年は違う。いまだ管理下にあるくせに喫煙なんざちゃんちゃらおかしい、自分でたためないフロシキはひろげるなってことだ。









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