ゆめ か うつつ か
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16時間ぶっつづけで寝てたら同居人に言われた。三日徹夜で一日中寝てる、とかやってるから…
「そんだけ眠れるのはむしろかっこいい・てか羨ましい」
眠るの大好きなんだけど寝つき悪いし眠り浅いから、ぐっすり寝ようと思うとどうしてもそういう「追い込み」かけないとダメなんだな。
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今日の夢。
その見世物小屋はひなびた旅館のような造りになっていて、入り口からまっすぐ進むとすぐに右と左に路が分かれている。どちらも長い、長い廊下になっていて、点在する和室のひとつひとつに拵えがしてあるのだ。
右に進めば人間の、
左に進めば物の怪の宿。
ふたつの宿はぐるりと廻って連結している、
例えば 右に進んで一つ目の部屋では一人の和服姿の女が百合の花を生けている、
左に進んで一つ目の部屋では同じ顔・同じ格好の女が自分の首を百合の花と挿げ替えていて、
純白の百合は女の血で真っ赤に染まっている。
右の二つ目では無邪気な子供が砂場で遊び、
左の二つ目では全く同じ構図で老人が戯れている。
右と左はつながっている、全てを見ないと意味が無いのだ。
さあ、どちらから先にゆこう?
「どっちでも同じだよ」
不意に声をかけられて・ふりかえっても、そこには誰もいないのだった。
くすくすくす… ぱたぱたぱた… 誰もいない廊下を、姿の無い人が走って 消えた。
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