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ゆめ か うつつ か
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木立の中の遊歩道を父と歩いていた。

父は見たことも無い人だったが私にはそれが父だと分かった。時折道端に小さくしおれている白い猫草にちょっかいを出しては噛み付かれながら二人、秋の気配を楽しんでいると、唐突に池のほとりに出る。ゼリー質のあかるい緑色の水はみるみる溢れ私の膝をぬらし、私はこの透き通る日差しと水の情景をカメラに納めようとしたけれど何度やってもうまくいかなかった。やがて不意に足場が消えて私は池に落ちる、父が笑った。私は全身がゼリーの中にやわらかく没していくのを感じながら木々を見上げた、木々の向こうには車が何台も走っていたが誰も私が溺れていることには気づかなかった、

小学校の登下校チャイムが鳴り私は目覚めた。

あと 山の上の美術学校の夢と、前住んでいた家の夢と、一度も開けたことの無いカバンの中の録音機が壊れる夢と、古代ローマ風+戦国時代風の夢をみた。三本立てなんてもんじゃない。

元貴族の六人兄弟姉妹がいて、お家が没落して四番目の女の子(ユリアとしておく)がサーカスにひきとられてくの。きょうだいはひとりひとりお守りを貰ってるんだけど、鋭い刀とか意匠を凝らした兜とか美しい音色のオルゴールとか、でもユリアが貰ったのはなぜか 花いちりん、で、そんなすぐ散ってしまうものをなぜ…と思った、「形は消えても心は残る」と母は言い、ともかくサーカスの一団は出発する。

そしてユリアの姉(ロクサーヌとしておく)も兜を身につけ出て行くのだった、ただし武器は持たない、彼女のもつのは巨きな銀の盾だけだ…

書いていく傍から忘却していく、まいったねこりゃ。

 

 

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