ゆめ か うつつ か
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参道と本宮。
雨がひどかったんだけど、靄が出て風情としてはこの上ない感じ。境内も静謐で、全体に神さびた雰囲気が堪らない。 伊勢の華やかさに比べて、こっちはよりストイックなイメージ。
熊野午王の誓紙。
江戸期に遊女と客の念書に使われて、高杉晋作が歌にしてるアレだけど、あたしはこの神の遣いである「三本足の烏」がやたら気に入っていてねえ。もちろん一枚入手してきた。カラス文字がお洒落ですらある。裏に願いごとを書いて誓いを立てると願いが叶うらしいけど、あたしの誓いなんてすぐ破られてたちどころに三羽の烏が死にそうだ。。
熊野名物、詣で餅とお抹茶。餅は麦焦がしの味。
熊野古道をちらっとだけ散策。天気がもっと良ければゆっくり歩いてみたかったな。
*
熊野川は雨で濁ってきれいな青と透明の二色に別れていて、その向こうに雲に巻かれた山がいくつもいくつも、溶け込むように続いていた。
どこかで見たなあ、と思って、ああ、青森だ、と合点した。
これなら神くらい居るかもしれん、と思わせる山の神々しさ、たなびく雲に白くけむる青い山。
文化の中心、絢爛たる京都から歩いて来れるところなのに文化と隔絶されたような静寂さを誇る紀州、奥が深い。
*
ショックだったこと。
熊野で初めて見た修験者が、
外
人
だった…
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