山口へ

　関門海峡を渡って。赤間関（下関の古称・赤間＝赤目、鯛のこと）から本州を臨む。カの有名な巌流島がどこかに見えていたらしいが、島の数が多くてわからなかった。

　山口のガードレールは蜜柑色、と教えてもらった。道がまっすぐなだらかに、どこまでも続いているよう。

　名物瓦そば。熱々の瓦でかりかりに焦がしたおそばがウマい。

　　橋を渡って島へ。友人のお気に入りスポットらしい。海がすごく綺麗だった。

そうして友人と、空や海を見ながらいろいろ話をした、なんだか小さな違和感に黙りがちになりながら。
違和感。すれちがい。ちぐはぐなかんじ。なんだろう、なんでだろうと心中焦りながら。