ゆめ か うつつ か
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朝、吹雪の中海岸に打ち上げられた流氷のかけらを観に行った。氷はあおじろくなめらかで、それが灰色の海で波にさらされてぷかぷか、浮いたり沈んだり砕けたりしてるのはなんだか花の散り際のような心許無さを感じた。夢中になって写真を撮ってたら海に近付きすぎたらしく、土地の人に怒られた。波も風も強いし吹雪いてるし…確かに危なかったかな。でもあと少し近付けば流氷触れそうだった、近かった。また三時間くらい歩いて、お昼はこの際とっても豪華にうに丼で。値段見ずに頼んだら宿代の半額くらいしたが私は満足です。オホーツクラーメン(カニ入り)すら食べられなかったからね!
で バスは吹雪の中定刻運行したけど、ものの一時間ほどで 事 故 る 。
バス運転手青くなってたが私に言わせればここまで悪天候でよく運転できるなァ…と。雪で道路標識も横断歩道も見えないくらいなのに…。北見で新しく車両乗換えて再出発。
木も山も空も道も全部、どこまで行っても白かったのが大雪山を抜ける辺りから青と紫の夕暮れに染まっていくのは圧巻だった。
北海道いいわ~。
で バスは吹雪の中定刻運行したけど、ものの一時間ほどで 事 故 る 。
バス運転手青くなってたが私に言わせればここまで悪天候でよく運転できるなァ…と。雪で道路標識も横断歩道も見えないくらいなのに…。北見で新しく車両乗換えて再出発。
木も山も空も道も全部、どこまで行っても白かったのが大雪山を抜ける辺りから青と紫の夕暮れに染まっていくのは圧巻だった。
北海道いいわ~。
宿に荷物を置いてから網走をあてどなく散策。とりあえず網走神社に詣でてみた。それからまた港をぶらぶら歩いて海と氷と水鳥を観て来た。港は誰も居なくて気持ち良かったけど、それは多分吹雪がつぶてのようになって顔に当たって目も開けられない状態だったせいで、そもそも外を歩いてる人間が居なかった。ていうか今日はオホーツク方面大雪のため小中高はだいぶ休校になってたらしく、だから多分客観的に見たらぶらぶらと言うよりふらふら歩いてるように見えたのかもしれない、見兼ねた車が停まって声をかけてくれた程だった。いや別に身投げとかしないから。冬のオホーツクに落ちると大抵は一瞬で心臓麻痺らしい、それは楽そうだし何より死体が腐らないから美しいなーとか思った。
海面が氷と雪でゼリー状になって揺れているのが神秘的で、ずーっとそれを見てた。
およそ三時間ほど吹雪の港をさまよった挙句、心底冷えた体で熱い風呂に入るのは最高に気持ち良かった!冬の醍醐味。でも零下3度くらいだったからわりと暖かかった、うちの山小屋の方が寒いや…
さてそれで問題なのは明日苫小牧からのフェリーは出航するのかどうか、それ以前に札幌からの電車が通じてるのかどうか、それ以前に網走からのバスが走るのかどうか。どれかひとつ狂っても予定通り東京に帰れません。今日の船はのきなみ欠航してたのでかなり心配。
海面が氷と雪でゼリー状になって揺れているのが神秘的で、ずーっとそれを見てた。
およそ三時間ほど吹雪の港をさまよった挙句、心底冷えた体で熱い風呂に入るのは最高に気持ち良かった!冬の醍醐味。でも零下3度くらいだったからわりと暖かかった、うちの山小屋の方が寒いや…
さてそれで問題なのは明日苫小牧からのフェリーは出航するのかどうか、それ以前に札幌からの電車が通じてるのかどうか、それ以前に網走からのバスが走るのかどうか。どれかひとつ狂っても予定通り東京に帰れません。今日の船はのきなみ欠航してたのでかなり心配。
監獄博物館は人形がリアルで怖い…ランダムに動くのも恐ろしい…一人で回ってて「うわ怖ぇえ!マジかよ?」とか叫んだ瞬間団体客と鉢合わせて「大丈夫ですか」とか訊かれた日には立ち直れないものがある。放射状監獄ではフーコー思い出した。監視社会。でも一番怖かったのは体験記の、マイナス30度の牢屋に氷の布団ってやつ。それ普通に死ぬんでないの?
バスの時間を逃したのでたかが1・5キロと思い歩いて大後悔。うねる山道であやうくホワイトアウトしかけた。やばかった。バスが無いはずの時刻に突然吹雪と共に半身雪に覆われまつげが凍った女がよろめきながら現れる、という劇的な登場に、受付のお姉さんもびっくりしたと思うよ!
で、そうして辿り着いた北方民族博物館がかなり秀逸で、気がついたら二時間も経ってた…映像資料が豊富でいつまで見てても飽きないんだ。人類学で学んだ話を思い出して懐かしかった。
博物館のおじさんと話をして、流氷を見るだけなら海岸行けば見れると言われ、ああじゃ今朝遠くに見えたのはやはり流氷だったのかと一寸安堵した。目的が少しだけ果たせた気がする!
とりあえず駅に戻って観光案内所で安宿を取ってもらい、チェックイン。砕氷船目当てで来たのに船が欠航したから対応に追われて忙しそうだった。自然現象なんだし、そんな、お天気は観光協会の人のせいじゃないのにな… いいじゃないまた来れば…とか、ものわかりのよさそうなことゆってみる。
バスの時間を逃したのでたかが1・5キロと思い歩いて大後悔。うねる山道であやうくホワイトアウトしかけた。やばかった。バスが無いはずの時刻に突然吹雪と共に半身雪に覆われまつげが凍った女がよろめきながら現れる、という劇的な登場に、受付のお姉さんもびっくりしたと思うよ!
で、そうして辿り着いた北方民族博物館がかなり秀逸で、気がついたら二時間も経ってた…映像資料が豊富でいつまで見てても飽きないんだ。人類学で学んだ話を思い出して懐かしかった。
博物館のおじさんと話をして、流氷を見るだけなら海岸行けば見れると言われ、ああじゃ今朝遠くに見えたのはやはり流氷だったのかと一寸安堵した。目的が少しだけ果たせた気がする!
とりあえず駅に戻って観光案内所で安宿を取ってもらい、チェックイン。砕氷船目当てで来たのに船が欠航したから対応に追われて忙しそうだった。自然現象なんだし、そんな、お天気は観光協会の人のせいじゃないのにな… いいじゃないまた来れば…とか、ものわかりのよさそうなことゆってみる。