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実験映画賞を取ってて、しかも三時間とか言うから覚悟はしてたけど結構疲れた。
一時間目に私の隣の女性が、二時間目に右斜め前の男性が消えた。ほかにも寝てた人がかなりいたな~。事前に「マルホランド・ドライブ」みてたからこんな感じかなとは思ってたけど私も寝かけた……
ばらばらの構成、意味を自分で創っていくつくりは嫌いではないけど
そう、物語をつくろうとしちゃうから逆に疲れたのかも。
映像だけをもっと楽しむことができる人間だったらよかったけど、
ついヴィジュアルよりもストーリーを観てしまうので……
考えたり してたら 三時間もそんなに長いとは思わなかった。
*
覚えてるシーンだけ抜書き
冒頭レコードがまわり、フラッシュ。
顔にモザイクがかかっている人間が部屋に入りセックス、
売春婦と男。
ウサギ人間の小屋。エプロンをかけたウサギ人間がアイロン。
その番組を見ている少女、涙する。
場面変わり、屋敷を老婦人が訪ねてくる。執事がコーヒーを用意し、奥様=ニッキーと語るが、
突然わからないことを言い出す。「殺人事件が起こる」「明日あなたが座って居るのはあそこ」
場面代わり、ニッキー、友人と話して居るところに役が決定したと電話があり狂喜する。
ニッキーと相手役、監督と顔合わせ。
撮影は進む・セットに不審な人物
実はこの映画は主役の二人が死んでそのまま未完成になっていた映画「47」だった・
映画の物語「妻子あるビリーと夫あるスーの恋」
この辺から物語が錯綜。多分映画の内容がリアルに混入してる。
*挿入劇 ポーランドの屋敷、ひげの冷然とした男と女。「子供は渡さない」
?ドライバーが腹に刺さった女
「スー」の部屋に女が集っている
*「スー」、ドライバーを持って薄暗い部屋を訪れ、めがねの太った男に話をする。
夫が動物使いになってサーカスについていったこと。
小さな家でパーティー・夫のシャツについた血のようなトマトケチャップ。
……「ことのてんまつをお話したいけど」「何が先で何が後なのかわからないの」
屋敷に行ったスーはビリーを愛していると語るが、ビリーとその妻に無視される。
スー、町をさまよいストリップ劇場の上にある小さな部屋・*の場面へ。
町で売春婦と話す?の女にドライバーで刺される。
倒れた先には日本人と黒人のカップル。
黒人の少年がライターで照らし「もう暗い明日は来ない」(?冒頭の曲のタイトル?)
カメラ引く、カット。
主役のニッキー、そのままスタジオの奥で自分の映像を見る。
「ス」ーの寝室から銃を取り出す。
ニッキー、男を銃で撃つ。男は死なない。
部屋「47」を開ける。
ウサギ人間の部屋。
少女、涙する。テレビには自分が泣いている場面。
そこにニッキーが入ってくる。二人はキスする。
少女は立ち上がってルーム「205」を出て階段を降りるがルーム「47」はない。
そこは「スーの家」であり、スーのダンナとおろしたはずの子供が居る。
ポーランドの売春婦「どこかで私を見ていない?」