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ゆめ か うつつ か
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姪っ子に「あそぼ」って言われたが最後、即待ったなしの強制お遊びコースになる。たいていは体を張ったハードなお遊びで、こどもが疲れるまで相手をするとへとへとになる。「また今度ね」って言っても通じないし。「明日」とか「後で」とかはわかっても、「今度」って言う概念はよくわからないみたい。そうだよね、大人みたいにカレンダーで動いてるわけじゃないしね。

でもこのちいさい子の「待ったなし感」、「今!すぐ!!」っていう刹那的な感じ、懐かしい。思いついたときが遊ぶとき。

いろんな遊びを教えてもらったし、自分でも発明したけど、なかでも「崖くだり」は楽しかった。近くの崖線のゆるい斜面を、木の根とかにつかまりながら下りていくんだけど、ちょっとしたスリルがあって、ひとりでもよく遊んだ(変な木の枝や石ころや草を拾ってくるのはそのころからの習性)。あと「原始人ごっこ」、体にバスタオルを巻きつけて原始人になって、押入れに入るだけなんだけど。「原始人ごっこ」の日はお母さんに頼んでご飯を手で食べるのを許してもらった、その無作法さがイレギュラーで楽しかった。家中に暗号手紙を隠しておく遊びもよくやった。秘密基地で犬を飼おうとして失敗したり、側溝の中に入ったり、廃スーパーの建物を探検したり。どちらかというと家遊びが多かったわたしですら、今思いつくだけでこれくらいはすらすら出てくる。外遊びの思い出。

ちなみに家遊びのときは、お化け屋敷を作ったり、即興の紙芝居を作ったりしてた。なんか「創る」系統が好きだったみたい。弟は「迷路」にはまってて、画用紙一杯に細かく入り組んだ迷路を描いたり、ひとに解かせたりして喜んでいた。

遊びは与えられるより、自分で考え、改良していくほうが楽しい。ゲームやパソコン・ケータイはひたすら受動的・内向きで、そういうのに興じるこども時代を送ってきた世代とはたして将来、真に解りあえるんだろーか、とかいらぬ心配を今からしてみる。








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