ゆめ か うつつ か
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夜中に、何かとても恐ろしい夢を見て目がさめる。やたら喉が渇いていたのでキッチンに水を飲みにゆくと、男がふたり居る。首からおびただしい量の血をぶちまけた死体と、その血にまみれうずくまった裸の男と。
…………喉がカラカラだ、とわたしは思う。水を飲まなければ。グラスを取ろうと右手を上げかけ、わたしはいつの間にか血塗れのナイフを握っていることに気付く。
「……何が始まるというの」
呆然と呟くと、死体でない方の男がふと顔を上げ、言った。
「終わったばかりだよ、お嬢さん。俺の悪夢はね」
――さあ、あんたの悪夢だ――
その言葉に誘われるように、わたしは男を殺すためナイフをふりかぶる。
…………喉がカラカラだ、とわたしは思う。水を飲まなければ。グラスを取ろうと右手を上げかけ、わたしはいつの間にか血塗れのナイフを握っていることに気付く。
「……何が始まるというの」
呆然と呟くと、死体でない方の男がふと顔を上げ、言った。
「終わったばかりだよ、お嬢さん。俺の悪夢はね」
――さあ、あんたの悪夢だ――
その言葉に誘われるように、わたしは男を殺すためナイフをふりかぶる。
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回復途上のGをつれてドライブがてら、川越再訪。やつとは前々から温泉に行こうと約していたこともあるが、夏を前に新しい浴衣が欲しいと思っていたので、アンティーク浴衣のお店もあるし、ちょうどいいやと思って。
お昼過ぎにゆるりと出発したらやはり混んだが、三時前には到着できた。雨予報が覆り、おおむねくもりぞらだったものの 蒸し暑さはいかんともしがたい。時の鐘を過ぎたあたりの漬物屋の店先で、大きなポリバケツに氷をいっぱい入れ、浅漬けきゅうりを割り箸にさしたものを売っていたので、Gとふたり いっぽんずつ所望する。オヤジは店特性のラー油をたらしてくれた。きゅうりにラー油は初めてだが、なかなかにいける。なによりよく冷えたきゅうりで体も冷えた。生野菜はからだを冷やすというけど、本当なんだなと感心。
お昼は市役所前のお蕎麦屋さんで。十割蕎麦、とろろで、大盛り!
Gはお蕎麦に油揚げのステーキを追加していて、 わたしもご相伴に預かったが、厚揚げのようにジューシーな油揚げをカリッと焼き上げたものにたっぷりの大根おろしに舌鼓。
その後、アンティーク雑貨のお店や着物屋をはしごしたが、サイズの面でいかんせん・・・・・・・。。
わたしもそれなりに背があるので、USEDのお着物や浴衣だとどうしても合わないものがあるんだな。
でもちゃっかり浴衣をゲット。これは、柄にしてやられた。犬柄。か、かわいー!!なんかうちで前飼っていた犬に似てるんだな、色も渋くてこれから二、三十年経っても着れそうだし!
ご満悦で芋ソフト。九州芋と川越芋のマリアージュ(笑)!暑い日だったので猛烈な勢いで溶けていったのが ちょっと残念。。
*
父の日だったので、民芸品の紳士用扇子を特にプレゼント用に買い込んで、温泉も寄って、帰宅。
・・・・・が しかし 親父は持病の通風を発症しており、
わたし「お父さん 父の日のプレゼ・・・・・・」
親父「そんなことよりお前ロキソニン(痛み止め)持ってねえか?」
わたし「あ うんまあ 前に歯医者でもらったのがまだあったような・・・・」
親父「くれ!!!」
そうして親父はロキソニンを服用し、はやばやと床についた。
・・・・・・・・・父の日の贈り物=ロキソニン一錠。。
お昼過ぎにゆるりと出発したらやはり混んだが、三時前には到着できた。雨予報が覆り、おおむねくもりぞらだったものの 蒸し暑さはいかんともしがたい。時の鐘を過ぎたあたりの漬物屋の店先で、大きなポリバケツに氷をいっぱい入れ、浅漬けきゅうりを割り箸にさしたものを売っていたので、Gとふたり いっぽんずつ所望する。オヤジは店特性のラー油をたらしてくれた。きゅうりにラー油は初めてだが、なかなかにいける。なによりよく冷えたきゅうりで体も冷えた。生野菜はからだを冷やすというけど、本当なんだなと感心。
Gはお蕎麦に油揚げのステーキを追加していて、 わたしもご相伴に預かったが、厚揚げのようにジューシーな油揚げをカリッと焼き上げたものにたっぷりの大根おろしに舌鼓。
その後、アンティーク雑貨のお店や着物屋をはしごしたが、サイズの面でいかんせん・・・・・・・。。
わたしもそれなりに背があるので、USEDのお着物や浴衣だとどうしても合わないものがあるんだな。
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父の日だったので、民芸品の紳士用扇子を特にプレゼント用に買い込んで、温泉も寄って、帰宅。
・・・・・が しかし 親父は持病の通風を発症しており、
わたし「お父さん 父の日のプレゼ・・・・・・」
親父「そんなことよりお前ロキソニン(痛み止め)持ってねえか?」
わたし「あ うんまあ 前に歯医者でもらったのがまだあったような・・・・」
親父「くれ!!!」
そうして親父はロキソニンを服用し、はやばやと床についた。
・・・・・・・・・父の日の贈り物=ロキソニン一錠。。
これを飲んでたお店で、いきなりロボットの頭部をかぶった短パン&色白すらり、美脚のセクシーなひとがエキスパンダー片手に店の扉をあけて入ってきて、ぐいぐい筋肉ポージングをしながらわたしたちの後ろの席に闖入していった。頭部を外したらけっこうなオッサンで、しかも「お前40にもなってこんな小学生みたいな短パンはくなよ~」とゆわれていた。
四十路男に脚の美しさで負けた敗北感が、なんかこう、じわっとソーダに溶けて消えた。。
*
今週は変化の週でわりとふらふらだったが、しかし案外精神(こころ)の調子はいいのだった。
いっぱい、夢、見てるしね。夢を見ると脳内がしかるべく整理されているような気がして安心する。
お昼休み、武道館前のベンチでおにぎりを食べていたら、足元にひらりとスズメが降りてきた。
えらく人馴れしてんなあ、と落としてやったご飯つぶを、素早く拾ってくわえたまま、ピョイピョイ跳びはね近寄ってくる。
もう無いの!と知らんぷりしたら、やおら舞い上がりトートバッグの中を覗き込んだり膝に乗ってきたり、やりたいほうだい。鼻先に近寄ったり遠ざかったり、華麗なフットワークを駆使し餌をねだるスズメに、最早当惑すら覚えつつ、おやつに取っておいたおまんじゅうの皮をごっそり落としてやった。
大きすぎたそれを持てあますでもなく、細切れにして二回ほど分けて持って帰ってゆくふてぶてしいスズメに、なんだろう、そこはかとなく「騙された」感。。
これ毎日続けたら、雀のお宿に行けるかな~
携帯カメラ構えても、逃げもしないでカメラ目線。
えらく人馴れしてんなあ、と落としてやったご飯つぶを、素早く拾ってくわえたまま、ピョイピョイ跳びはね近寄ってくる。
もう無いの!と知らんぷりしたら、やおら舞い上がりトートバッグの中を覗き込んだり膝に乗ってきたり、やりたいほうだい。鼻先に近寄ったり遠ざかったり、華麗なフットワークを駆使し餌をねだるスズメに、最早当惑すら覚えつつ、おやつに取っておいたおまんじゅうの皮をごっそり落としてやった。
大きすぎたそれを持てあますでもなく、細切れにして二回ほど分けて持って帰ってゆくふてぶてしいスズメに、なんだろう、そこはかとなく「騙された」感。。
これ毎日続けたら、雀のお宿に行けるかな~