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ゆめ か うつつ か
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タダチケットをもらったので、mを誘って某所のクラシック・コンサートへ行ってきた。

正直、前職のトラウマでコンサートと名のつくものからはしばらく遠ざかっていたかったのだが・mと歩いてると何故か吹奏楽やらミニコンサートやらの催し出くわすことが多く、さらにmはコンサートに行ったことがないというので、これはチャンスだと思って。

何のチャンスかというと、すなわちトラウマたる『コンサート=お仕事』の辛い記憶を、『コンサート=mとの思い出』という楽しい記憶に上書きする試み。。我ながらいじましい。

ロシアの作曲家特集ということでチャイコからショスタコまで、曲目がわりと面白かったのでそれなりに楽しめたな。アンコールが『花のワルツ』で、思わずうっとり。くるみわり人形大好きだ!





昔聞いたコンサート笑い話①
指揮者の指揮棒がエキサイトのあまりすっぽぬけてチェロの方までとんでいき、楽団員の間をリレー方式で回って再び指揮者に戻されたことがあるらしい。その間手だけで振ってたらしいが、何か想像するとかわいい。。

昔聞いたコンサート笑い話②
指揮者がエキサイトのあまり ぴょん!と指揮台の上で飛び跳ね、勢いあまって台から落っこちたらしい。演奏は何事もなかったかのように続いたが、聴衆 笑い堪えるの必死。。考えるだに笑える光景だ。





……それにつけても、一年前は辛かったなぁ……


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文化村のミュージアムショップで見かけてから、何となく気になっていたフィギュア入手。

ヒエロニムス・ボッスはシブサワタツヒコ経由で高校くらいんときに知って、画集を買ったくらいには好きだ。15、6世紀の絵とは思えないシュールさにガツンと来た。捻れた首にグロテスクな尾、今にも帆を掲げ船出しそうな巨大魚、よくこれらの奇怪なモンスターたちをフィギュアにしようって思ったよな。その発想にも乾杯だ。


弟には「もし自分の姿を自在に変えられるなら、こういう形になりたいんだろ」と言われた。

うん、そうだねえ。このいかにも神様から見棄てられました、っていうめちゃくちゃな造形、いわゆる奇形つうのは確かに私の魂にぴったりかもしれん。





クリスマスのオーナメントを探すKちゃんと共に雑貨屋さんを覗いたら、やたら浮かれたサンタが居たので、ついつい購入。

ツリーなど無いので、赤&緑というクリスマスカラーなポインセチアの鉢に吊ってみた。
ら、親父に「ガキだなぁ」って言われた。
ガキじゃない!大人のロマンだ!!


絶叫系大好きなmのリクエストにより、午後からゆるりとドームシティへ。

以前来た時は徹夜明けで、コースターに乗っただけで半死状態になったが今回はフリーパスチケットを買うことにした。平日だったので並ぶこともなく、ストレスもフリー!

ここのメインは何と言っても時速130キロのジェットコースターなのだが、記憶していたよりは恐ろしくもなかったな。バンザイしながら乗れた。天気も良くて、青空・ビル・人・車がすごい勢いでぐるんぐるん回っていくのはシュールだった。コースターの真横はすぐ国道で、タクシーや商用車がばんばん走ってるの。考えてみると、オフィス街の喧騒まぢかな都内にあれだけのアミューズメントパークがあるってすごいことだ。日常と非日常がいとも簡単に連鎖している。

今回ホラーハウスにも入ってみたのだが……入る前までが一番ドキドキしたな。体験型かと思ったらミニシアターだった時点で既に相当恐怖感が薄れていた。。内容の質についてはあえて触れないでおく。触れなくていいやっていう出来であることは間違いない。案内人のお兄さんのフェイントが一番怖かった(笑)

記憶している最も新しいホラーハウス体験は高校のときに鹿児島の遊園地にあった音響メインの施設だったけど、それもあんまり怖くなかったな……。一番怖いのは生きている人間だ。

 観覧車より@夕方。

 観覧車より@夜。

夜の観覧車からはきらめく都下を一望できて、非常にオススメ。ほとんど並ばないしね。。

 メリーゴーランド、なのにカエル。いかす。。

クリスマス・イルミネーションも綺麗だったなぁ。
また行きたい。


私は林檎の樹を抱きしめていた。


それはまだ苗木ほどの大きさで、細くしなやかな若樹はよい匂いがしている。
この樹をどこかに植えてやりたいのだが、見渡す限り固いアスファルトに覆われていて地面など見えない。私は途方に暮れてそこら中を歩きまわった。妊った蜂が、よろよろと灰色の路を這っていく。
不意に抱きしめていた林檎の樹がずしりと重くなると、ほっそりとした脚と緑の翼を持つ巨きな鳥になっていた。鳥はものいいたげに私を見つめ、それから鋭いくちばしで私の眼を片方抉ると、それをくわえたまま空に飛び立った。

片眼で鳥を見送りながら片眼で私自身を見送る私、ぽっかりと空いた眼窩からとめどない血が流れている私は、私の血の中にゆっくりと沈みこむ。

路の向こう、しらじらと明るい空に ああ、朝が来ているな と 私は思う。


目覚めるのだ。


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