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ゆめ か うつつ か
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あたしは自分のことを人間だとばかり思いこんでたんだけど、どうやら世の中には人類であることよりも女であることを重要視する人がいるみたいね。 
女だからこれ以上勉強するなとか、女だから結婚して子供産めとか、女だからこうしなきゃ不幸になるぞーっていつも脅されている、旧いなあと笑い飛ばしつつ、こうも繰り返されると何か呪いをかけられてる気分になってくる。 幸福になれるか否かは男女関係なく、個人の才覚の問題だと思うのだけどねえ。 

←きにするほどには、こども。




今日は、嫌いなものがまたひとつ増えた。

雨の日は好きだけど、雨の日に電車が遅れるのは嫌いだ。


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わたしは湯気の立つカップを片手に、むらさき色の空を見上げていた。

中世風のサロンでは、さまざまな国、さまざまな時代の人間が思い思いに腰掛け或いは茶を飲み、或いは煙草を喫んでいる。 ポンペイの貴婦人がアステカの王族と恋を語らい、清の宦官がカストラートと我が身の不幸をかこちあう。 
月に照らされたパティオ(中庭)の木陰で、ベールを被った女が眠っていた。

かれこれ十日ほど、わたしはこのホテルで何かを待っているのだった。
何か。
自分を変化させるもの、自分の未来、もしくは自分の運命そのもの…そういう類いの「何か」。

木々の合間、影絵のように微動だにしない鳥の群れを見上げわたしは思った。じき夜になる。

不意に一羽の鳥が鋭い叫び声をあげた、けたたましい羽音を立てて木から一斉に飛び立つ鳥の群れ、無数の羽と木の葉がわたしに降り注ぐ。

その途端、にわかに視界がぐるりと回り、わたしはわたしを見下ろしているのを感じた。

…飛んでいる!

群れの中、何よりも明確な意思が電気のようにぴりりとわたしを通して伝導する、

右、翼、翻せ

意思に従うと、世界がひとつ寝返りをうつ。
もっと遠く、もっと高く !

閃光のようにひらめいては消えるきれぎれの意識に紛れ、あたたかな声がわたしに届いた。

〈おかえり〉
〈おかえり〉
〈待っていたよ〉

待ちわびた時を迎えたわたしは至福の思いで空を舞い旋回する、
次第に遠く小さくなる中庭の片隅に、かつてのわたしの からだ が見えた。

ドイツの某ハードコアバンドに「アメリカ」っていう名曲があって、その中の「We long live in America Cocacola sometimes war!」というくだりに爆笑したのだった、コカコーラ時々戦争!日本ならさしずめ「Animation sometimes Comic」かしら…

実際はどうあれ他国から見て一番印象の強いものが表象となるのだから、今の日本で選ぶなら漫画とアニメだろう。これだと日本人は全員オタクみたいなイメージでちょっと泣きそうだが、ハラキリやゲイシャよりはましなんじゃねえの?





最近、文学や演劇絵画他日本文化のあらゆる分野で漫画やアニメの影響が甚だしくてちょっと怖い。誰もがしたり顔で語り出せるようなものに魅力なんて感じない。

あとこれは全然違う問題だけど 最近の漫画は政治とか 社会問題を真面目に語れるツールになってる。
いつのまにか。





ささいなことでまた家族に怒られたー。あたしが全て悪いと言われた、馬鹿だと言われた、まあ多分その通りなんだろうと思うが、馬鹿だからといって傷つかないわけじゃない。人並みに痛みは感じる、それを無視できたらいいのだけど。

そんなかんじに落ち込んでたら友達がいろいろ、慰めてくれた。すごい元気出た。ありがとう!


・逃走線
(逃げること、破壊すること、ひきこもること)

・脱領土化
描くもの。分断するものそのもの。
(そのものであること。例えばあたしにとって読むことは溶け込むこと、物語とひとつになること。なので必然的に感想は体験的な記述寄りになる、すなわち「甘い」「やわらかい」「爽やかだ」「暑い」「ぬかるむ」みたいな、感覚と一体化した言葉の群。入り込んでしまうから分析など出来ない。良し悪しもわからない。そこに在る世界、自分が生きてる現実を判断出来ないように。客観化できない。
そのものであること。)

・疎外され規定される(今わたしたちが継承しているものの多くは近代の産物。例えば家族という幻想。

・疎外=客観視→差異化(なるほど宗教は廃れる、信仰〈≒愛〉は同化を目指し、資本主義は差異化を目指すならば。

・スフィンクス、未分化の母。オイディプス、区別する父。

・〈心の病〉という名のもとに〈狂気〉が消える。(同じ現象が何度でも生まれ変わる)




理解のおぼつかない文章の中に、時折燐光を発してるみたいに「わたしそのもの」の一節を見つける。そういう読み方をまさしく恣意的な読書という。

哲学書を読む態度としては最低の部類。


きらきら なみうつ花。





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