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ゆめ か うつつ か
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母に、私の生活全般は「尼僧みたい」と評された、昔から本以外のものを欲しがりもせず、流行の服や靴や化粧品、アクセサリーにも興味は無(いこともないんだけどな…)く、「結婚には興味ない」と公言してるもんだから…

昔から、「本読んでご飯食べて寝る」が私の三大欲で、お外に出るのも好きだけど結局どこに行こうが誰と居ようが孤独からは逃れられないのなら日本だろうが中国だろうがイタリアだろうが・自宅だろうが職場だろうが同じことで、ましてや自分がヒト科の繁殖期の雌であるということは生物学上認めざるを得ないとは理解してはいるものの、それと結婚がどうしても結びつかない、自分も結婚する(できる)というヴィジョンが浮ばない、まるで現実味が無い…

ひとつ言っておくと私は独身主義者では無いしその必要を感じたら結婚することもあるだろう、でもその程度の認識なんだな。つまりは必要を感じなかったら一生結婚しないだろう、あえて結婚に興味を抱いていないのはそのような次第で…だから母が嘆く。

そもそも晩婚化を改善したいなら女性から学力と経済力を奪えばイチコロなんよね。でもそれだと女なめんなよ、って話になるので、昔の日本みたいに・もしくは東南アジアみたいに母系制を復活させて通い婚にするとかね。一妻多夫。昨今は男が余ってんだからそれでちょうどいいんじゃないかなー、子供の父親が誰かわかんなくても関わった男全員で出資すれば子育ても大変じゃないし。合理的よね。

ん 今気づいたけどあたし結婚したくないわけじゃない、世間一般で言われる「結婚」イメージ(→豪華ホテルの式場・ジューンブライド・婚約指輪・スピーチ・純白のドレス・引き出物・誓いの言葉エトセトラ)が、自分とかけ離れてるだけだ。

体験として味わうにはやぶさかではないがいかにも空虚な儀礼に思える。愛することと所有することは異なる、しかし結婚式とは明らかに財産の譲渡と所有の儀式なのでそれが気に入らないのかもしれない。





おとーとに見てもらったあとからPCがピュイーンピュイーンと悲鳴を上げるようになった。大丈夫か。怖いから文章だけはバックアップをとっておく、無理にネット繋げようとしたからかなあ…

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ばーい・マルクス。



愛するというのは害することと似ている、相手とひとつになりたい思いは相手をやつざきにしたいという思いと通いあう、君をすみずみまで解体したい、ばらばらになった君と溶け合いたい、愛とは凶暴な衝動なのです…

…とかそんなことを思いながら高校時代の友人の結婚式に参加したら、彼岸と此岸の遠さに眩暈すらした。



そもそもフォーマルでパステルなシフォンドレスなんか持ってないし似合わないしと真っ赤なチャイナ風ワンピと靴に黒と金のショールで行ったら李香蘭とゆわれ、そこからして何か場違いな気分だったのだが、懐かしい彼女はすっかり美しい花嫁さんになっており、他にも高校時代を知ってるあの子やその子が大人の女性になってて…何か万感胸に迫った。なおかつブーケ争奪戦みくじ(ブーケにリボンが結ばれてて、列席の娘さんがそれをひっぱる)では約二十倍の倍率にもかかわらずあたしが引き当ててしまい、申し訳ない思いにかられた…何の冗談かと。ごめんとてもじゃないけど無理、次は無理。

で・まともな人達に混ざるのもたまにはいいなあと思った、彼氏や仕事の話には参加できずとも、聞いてるだけで楽しい。それにしてもあたしに関する思い出で開口一番焚火を飛び越えた話が出て来るとは思わなんだ。そう言えば3mくらいのでかい焚き火を飛べるか飛べないかで意地んなって飛び越え喝采されたことがあった。あとは靴に鉛が入ってたとか腹筋が凄かったとか酒ばっか飲んでたとか、女子高生というより男子高生ばりの思い出ラインナップに我ながら呆れ果てた。

…靴に鉛入れて足首鍛えてたのは弟ね。



彼女の末永い幸せを祈る、そうなって当然の人だから。




行ってきました基地開放。。
私もこないだまで基地のある街に住んでいたのだけど、軍港は初めて~。

 横須賀駅のマスコット、スカレー。横須賀の海軍カレーはつとに有名。

 おふねがいっぱい~。

 潜水艦!初めて観た…
けっこうちいちゃい、と思ったけど水面下の部分を考えてなかったわ。これ中は見れなかった。

 自衛隊特製スタミナドリンク 「元気バッチリ!」すげえネーミング。味は普通だったな、もっととんでもないのを想像してたけど…リポD系。

 米軍基地で食べたビーフサンド。「ポテトオアサラダ?」と訊かれて、てっきりポテトというのはポテトサラダのことかと思ってたら「ポテトチップス」で、あわててサラダにした。ポテトいっぱいサラダ。緑色がほとんどないサラダ。そうかやつらの概念ではポテチは野菜なのか…すげえな…





イージス艦の情報の漏洩が騒がれてるけど、これってやっぱり世界最高水準の軍事機密に関わるからなんだよね。そりゃまあ兵器の発達が技術の発達に結びついてるとは思うけど、技術の粋だとか科学の発達だとか、ようは人殺しの道具じゃん・って思った。

世界は進み続けているか?

っていうのはそういう疑問で…

実はとんでもない昔の文献にも核兵器らしきものの記述はあって、、インドラの火とか、聖書にしるされたソドムとゴモラの天の火とかそういうの…ありがちなトンデモ話だけど古代文明が非常に高度な技術を有していたって言う話、あれの真偽はともかく、そういった高度な文明が自滅や共倒れしてったという説はうなずける。高度な文明が必ずしも高度な精神性を有するとは限らないよね、テクノロジーで全てを解決できるなら昨今のスピリチュアリズム回帰って何?

大量殺人の道具が文化・文明であり技術の粋ならば文化も文明も無いほうがいくらかマシだとすらあたしは思う。

で、人間は誰かと諍いを起こしたときに①他人を殺すひと、②自分を殺すひと、の二種類に分かれると思う。これを踏まえた上で、「自分を生かすことが何よりも正しい」って真実なのかな?そのために他人を殺しても?別にカルネアデスの板の話なんか持ち出す気はないしあたし自身、ひとは生きるためには他人を殺し、くらい、倒さねばならないんだとは思ってる、わかってるけど…





とか考えてて、駆逐艦の灰色の装甲いっぱいに花を描きたいと思った、どうせ攻撃できないならばいろとりどりの花で飾ればいい、戦意は無いのだと示せばいい、いっそ砲台や爆弾なんか全部棄てて戦場に裸で走り出ればいい、戦うことによってしかその意義を示せないのならせめて戦うことそのものを否定するために戦って欲しい、平和を願うというのはそういうことではないのかな。

戦いを否定してしまった人類に未来は無いのだとしても、弱い人間だといわれても何でも、「それ」を是という気にはどうしてもあたしは、なれない。

そんな思いを抱いた基地見学でした。

市ヶ谷の参謀本部に届くのは灰色の報せばかりだった、昇官試験を殆ど白紙で提出した私はいずれ佐官殿にお呼ばれになるとわかってはいたが何も怖くはなかった、うろうろと歩き回るしか能の無い奴らなど!

ここに配属された日、満開の白木蓮に見とれた罪で殴られたときに或いは向こうも分かっていたのかもしれない、私がこの戦いの日々を生きぬくことなど不可能に近いということを。鞄の底に詰めた文学の本は見つかれば非国民のそしりを免れえないだろう、いいとも、この狂った世界で文学と心中できるなら…

私は意気揚々と空を見上げた、1945年6月曇天の空を。





このあと同期の陸軍将校西田(仮名)と友情を確かめ合ったり国を憂いたりなんだりするんだけどさ、どうして夢の中ってまったく知らない人間や事項をもっともらしく仕立て上げられるのかしら、薄暗い市ヶ谷の執務室まではっきりと。

中井の戦中日記を読んだのと、ここ数日祖母が来ていて、爺さんの話を聞いたからかしら。爺さんは陸軍、諜報課の少佐だったらしい。肩章いっぱい付けてる写真なら見たことある。

陸軍…石原莞爾は(しでかしたことはともかく個人として)わりと好きだ。
個人としてダメダメだったら何もなすことはできないんだけどね、小人であれ。

Mんちがあまりに居心地よいのでだらだらしてたら終電無くなった。

しかし3日早朝からGと横須賀のフェスティバルに行く約束をしてたのをうっかり忘れており、根性で五時起きしていったん家に戻り、七時半に再出発。いろいろ面白かったんだけど二日あわせて睡眠時間六時間ほどなのでとりあえず休む。



で 別件の体調不良もあいまって久々にとてもよく眠れたので追記。

・瀬戸内海は剥げていた
→Mんちの近くの銭湯に行った。温泉やスパなんかはよく行くけどこういう神田川で歌われてるような銭湯は初体験で、壁絵は富士山を期待してたのだけど、数百年は経過したフラスコ画かってかんじの瀬戸内海で、しかも(瀬戸内海)って文字で注釈ついてるの。笑った。はやいとこ修復したほうが良いと思うよ。
で 銭湯って500円ちかくとるのにシャンプーリンス石鹸タオルなんもないのな。ラックスの石鹸いっこ買って頭から全身それで済ましたら髪の毛が大変なことに。。

・イン ジ ロウズ(?
→コメディ映画。CIAの潜入捜査官のおっさんと一般人のおっさんが、子供の結婚を機に知り合って国際犯罪に立ち向かうみたいな。美人の女の子が脇役で、徹頭徹尾お腹の出たメタボなおっさん主体なのがアメリカにしちゃ珍しいなと。んでもさあラブシーンとか裸とか水着まで全ておっさんで…おっさん同士でやらせんのはどうかと思ったよ…爆笑。

・特攻野郎/A/チーム
→いろいろなパロで有名なアレ。そういや幼い時に見かけた覚えがある、が・やつらがベトナム戦争の帰還兵だったとは知らなんだ。あたしベトナム戦争ものっていうとプラトーンとかディアハンターとか重いのしか観たことなかったから、「へーこういうのもあるんだあ」とちょっと思った。まあもちろんベトナム戦争が主要テーマじゃないんだけどさ、でもそれで精神を病んだヤツまでちょう明るいノリで、ああこういうのっていかにもアメリカ的だなあと思った。あるいみ健全だよね。

太平洋戦争中満州で鉄道爆破したり南洋で飛行機撃墜してた軍人が、戦後は「何でも屋」になって活躍するとかいう話が日本で作られないのは、日本人は「戦争」を美化しちゃってるからかなあとか勝手に考えた。ちゃかしたりできないの。不謹慎とか考えちゃうの。
まあそもそもベトナムと太平洋じゃ戦争の質がまったく違うしだいいちそれで受けた傷も違うんだけど、でも日本における太平洋戦争ものの映画は、やっぱり「かくも美しき犠牲」ってやつが多いような気がする。泣いて終わり、「戦争っていけないよね」、でもそんなことは一般常識であって、多分どの時代のどの世代の人間に尋ねたって「戦争はいけない」って答えるだろう、アクションとかコメディまでゆかずともドキュメンタリー的なものくらいはあってもいいんじゃないかと思う。真実は泣くことができないほど重い。

・ルパン3のもろもろのひどさ
ほんとに酷かった。サードは初めて観たけど歌から服装のセンスからゴエモンの顔からして何もかも酷い。笑いすぎて涙出た。再放送世代の視聴者としてはやっぱりセカンドを推したい。

・パーフェクトワールド
→クリントイーストウッド監督。脱獄囚とワッチタワー信者の少年の交流。ラスト30分は涙で正視できなかった。Mのさりげなくティッシュボックスを押しやってくれる優しさにすら涙。

・法律や権利はマイノリティのためのものであること
→Mの名言プラスGの考察。足りたる者は要求しない。

・女性の男性に対する着せ替え人形的な愛情、制服と小物
→中井の小説に、女が海軍士官と不倫する話があって、その描写が実に巧くてビビッた。白手袋に手を取られうやうやしくくちづけされたと思うと真っ白な制服の胸に抱きしめられる、みたいな。あたしは元来制服というものには憧憬どころか嫌悪感を抱くタイプなんだけど、うっかりときめいてしまった。このほかにも女が恋人に着物を着せたがる話があるんだけどさ、中井はどうしてこう女特有のフェティシズムを的確に捉えてるんだろう男の癖に!と心底恐ろしくなった。女はしばしば服やら小物やらの細部に拘る、着せ替え人形大好き、「あの人にあの服を着てもらいたい!」って男にゃ無いよね。けどそういう女性の本能的な欲望を理解しちゃったら男としてはおしまいなんじゃねーだろーか、とも思う。

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