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Mんちがあまりに居心地よいのでだらだらしてたら終電無くなった。
しかし3日早朝からGと横須賀のフェスティバルに行く約束をしてたのをうっかり忘れており、根性で五時起きしていったん家に戻り、七時半に再出発。いろいろ面白かったんだけど二日あわせて睡眠時間六時間ほどなのでとりあえず休む。
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で 別件の体調不良もあいまって久々にとてもよく眠れたので追記。
・瀬戸内海は剥げていた
→Mんちの近くの銭湯に行った。温泉やスパなんかはよく行くけどこういう神田川で歌われてるような銭湯は初体験で、壁絵は富士山を期待してたのだけど、数百年は経過したフラスコ画かってかんじの瀬戸内海で、しかも(瀬戸内海)って文字で注釈ついてるの。笑った。はやいとこ修復したほうが良いと思うよ。
で 銭湯って500円ちかくとるのにシャンプーリンス石鹸タオルなんもないのな。ラックスの石鹸いっこ買って頭から全身それで済ましたら髪の毛が大変なことに。。
・イン ジ ロウズ(?
→コメディ映画。CIAの潜入捜査官のおっさんと一般人のおっさんが、子供の結婚を機に知り合って国際犯罪に立ち向かうみたいな。美人の女の子が脇役で、徹頭徹尾お腹の出たメタボなおっさん主体なのがアメリカにしちゃ珍しいなと。んでもさあラブシーンとか裸とか水着まで全ておっさんで…おっさん同士でやらせんのはどうかと思ったよ…爆笑。
・特攻野郎/A/チーム
→いろいろなパロで有名なアレ。そういや幼い時に見かけた覚えがある、が・やつらがベトナム戦争の帰還兵だったとは知らなんだ。あたしベトナム戦争ものっていうとプラトーンとかディアハンターとか重いのしか観たことなかったから、「へーこういうのもあるんだあ」とちょっと思った。まあもちろんベトナム戦争が主要テーマじゃないんだけどさ、でもそれで精神を病んだヤツまでちょう明るいノリで、ああこういうのっていかにもアメリカ的だなあと思った。あるいみ健全だよね。
太平洋戦争中満州で鉄道爆破したり南洋で飛行機撃墜してた軍人が、戦後は「何でも屋」になって活躍するとかいう話が日本で作られないのは、日本人は「戦争」を美化しちゃってるからかなあとか勝手に考えた。ちゃかしたりできないの。不謹慎とか考えちゃうの。
まあそもそもベトナムと太平洋じゃ戦争の質がまったく違うしだいいちそれで受けた傷も違うんだけど、でも日本における太平洋戦争ものの映画は、やっぱり「かくも美しき犠牲」ってやつが多いような気がする。泣いて終わり、「戦争っていけないよね」、でもそんなことは一般常識であって、多分どの時代のどの世代の人間に尋ねたって「戦争はいけない」って答えるだろう、アクションとかコメディまでゆかずともドキュメンタリー的なものくらいはあってもいいんじゃないかと思う。真実は泣くことができないほど重い。
・ルパン3のもろもろのひどさ
→ほんとに酷かった。サードは初めて観たけど歌から服装のセンスからゴエモンの顔からして何もかも酷い。笑いすぎて涙出た。再放送世代の視聴者としてはやっぱりセカンドを推したい。
・パーフェクトワールド
→クリントイーストウッド監督。脱獄囚とワッチタワー信者の少年の交流。ラスト30分は涙で正視できなかった。Mのさりげなくティッシュボックスを押しやってくれる優しさにすら涙。
・法律や権利はマイノリティのためのものであること
→Mの名言プラスGの考察。足りたる者は要求しない。
・女性の男性に対する着せ替え人形的な愛情、制服と小物
→中井の小説に、女が海軍士官と不倫する話があって、その描写が実に巧くてビビッた。白手袋に手を取られうやうやしくくちづけされたと思うと真っ白な制服の胸に抱きしめられる、みたいな。あたしは元来制服というものには憧憬どころか嫌悪感を抱くタイプなんだけど、うっかりときめいてしまった。このほかにも女が恋人に着物を着せたがる話があるんだけどさ、中井はどうしてこう女特有のフェティシズムを的確に捉えてるんだろう男の癖に!と心底恐ろしくなった。女はしばしば服やら小物やらの細部に拘る、着せ替え人形大好き、「あの人にあの服を着てもらいたい!」って男にゃ無いよね。けどそういう女性の本能的な欲望を理解しちゃったら男としてはおしまいなんじゃねーだろーか、とも思う。