ゆめ か うつつ か
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マイフェイバリット喫茶店ドリンクはミルクセーキ、クリームソーダ、ウインナコーヒーの三つで、メニューにこれらがあったらまず頼んでしまう(ちなみに、どれも無い場合は、大概ブラックコーヒーを頼む)。
夢があるよね、クリームソーダ。
クリームソーダのソーダがかならずメロンソーダなのは何でだろう。そもそもこのメロンソーダ+アイスクリームという組み合わせも海外じゃみたことないし、誕生秘話とかあるのかな。まあ、コーラとかアイスコーヒーよりも、メロンソーダのほうが見た目に美しいってのは、わかるけど。通常、緑色の飲み物って気持ち悪い(青汁とかさあ)んだけど、メロンソーダは例外だもんね。メロンは苦手だけどメロンソーダはOKという人も多いし。
とかつらつら考えた。
クリームソーダのソーダがかならずメロンソーダなのは何でだろう。そもそもこのメロンソーダ+アイスクリームという組み合わせも海外じゃみたことないし、誕生秘話とかあるのかな。まあ、コーラとかアイスコーヒーよりも、メロンソーダのほうが見た目に美しいってのは、わかるけど。通常、緑色の飲み物って気持ち悪い(青汁とかさあ)んだけど、メロンソーダは例外だもんね。メロンは苦手だけどメロンソーダはOKという人も多いし。
とかつらつら考えた。
過日、久しぶりに前屈をしてみたら自分の体がひどく固くなっており、これはヤバいと思って柔軟体操を始めた。
そうして、ふと「体が軟らかくなるサプリ」なんて無いのかなという出来心が起こり、ネットで検索してみた。もちろんそんな都合のいいサプリなどあるわけはなかったが、このことをmに言ったらえらく笑われたので弁解。
発想としては、酢を飲むと体が軟らかくなる(都市伝説)とか、グレープフルーツジュースを飲むと筋肉が軟らかくなる(これは本当)とか、そういう不確実なモヤモヤした情報がまずあって、あとは最近話題の老化防止のサプリとか。目の疲れをとるサプリや美肌のサプリも、どれも効果のほどは保証されてないけど、やっぱりモヤモヤしてるけど、でも、サプリとしてまかり通ってるじゃん!
って思って。
何が言いたいかというと柔軟体操地味につらい。さっさとラクして軟らかくなりたい。
もうプラシーボ的な効果でもいいから無いかな~ 体を軟らかくする薬。わたしみたいなバカがきっと買うよ!
そうして、ふと「体が軟らかくなるサプリ」なんて無いのかなという出来心が起こり、ネットで検索してみた。もちろんそんな都合のいいサプリなどあるわけはなかったが、このことをmに言ったらえらく笑われたので弁解。
発想としては、酢を飲むと体が軟らかくなる(都市伝説)とか、グレープフルーツジュースを飲むと筋肉が軟らかくなる(これは本当)とか、そういう不確実なモヤモヤした情報がまずあって、あとは最近話題の老化防止のサプリとか。目の疲れをとるサプリや美肌のサプリも、どれも効果のほどは保証されてないけど、やっぱりモヤモヤしてるけど、でも、サプリとしてまかり通ってるじゃん!
って思って。
何が言いたいかというと柔軟体操地味につらい。さっさとラクして軟らかくなりたい。
もうプラシーボ的な効果でもいいから無いかな~ 体を軟らかくする薬。わたしみたいなバカがきっと買うよ!
夕暮れにふと立ち寄った喫茶店、店は開いているのに人が居ない。古い木造造りの商家を改造したつくりで、夕闇がたちこめる店内の机にはたった今まで人が談笑していたかのような茶碗のあともなまなましく、一瞬「マヨヒガ」を連想してくらくらする。
が、そのうち店主がにこやかに階上から降りてきた。なんでも、数日後に二階できもの工房の展示会をやるので、その準備に追われているのだという。
ご好意で展示を見せてもらい、それから「月」の話になった。ひとは誰でも生まれた「月」に守られている、という話。平安時代、陰暦を利用した占い(陰陽)は盛んだったが、そのひとつとしてこうした「月齢」の占いがあったという。生まれた日にその月はどのくらい満ち欠けしていたかということで、生年月日から割り出せる。占ってもらったところ、わたしは「十四夜」、十五夜の一日手前。小満月。「正義感が強く、愛情豊か」だそう。
ちなみにmは真反対の「三十日月」、新月の一日手前で「いちばん運が強い」ということだった。当たってるきがするぞ。
が、そのうち店主がにこやかに階上から降りてきた。なんでも、数日後に二階できもの工房の展示会をやるので、その準備に追われているのだという。
ご好意で展示を見せてもらい、それから「月」の話になった。ひとは誰でも生まれた「月」に守られている、という話。平安時代、陰暦を利用した占い(陰陽)は盛んだったが、そのひとつとしてこうした「月齢」の占いがあったという。生まれた日にその月はどのくらい満ち欠けしていたかということで、生年月日から割り出せる。占ってもらったところ、わたしは「十四夜」、十五夜の一日手前。小満月。「正義感が強く、愛情豊か」だそう。
ちなみにmは真反対の「三十日月」、新月の一日手前で「いちばん運が強い」ということだった。当たってるきがするぞ。
日いちにちと厳しさを増す寒さに木々が色づいてくる季節だった。
炎のように燃え立つ楓、黄金に輝く落葉松、渋みをとどめる椿の樹の、とりどりに重なり連なる錦の森を縫うように白金色のボルボが疾走している。
乗っているのは二人の女。輝くような金髪の女が器用にハンドルを操ってくるりとカーブを曲がると、冷たい銀の髪の女が無言で窓を開けてみせた。たちまち冷たい空気が、温かい車内を切り裂いてゆく。
「豊かな森ね。豊かで、そしてとても儚い」
銀色の女が優しく吐息を漏らすと、その息はたちまち木枯らしとなってひるひると空の彼方に去ってゆく。
「おやめ」。金色の女が眉をしかめた。「ここはまだあたしの領域だ」。銀色の女が笑った。「いや、残念だけどここいらはもうあたしの領地だね。ほら、あたしのベンツが停めてある」。
つややかに光る銀黒色のベンツの前に、ボルボが緩やかに停まる。「やれやれ、ついこの間、ここに赤のポルシェと来たばかりなんだがね」。「すぐに緑のクーパーが追いついてくるさ、あの風のように軽やかなやつが」。
銀色の女が大地を踏むと、草も木も薄い銀色の膜に包まれる。華奢で儚げな霜に覆われた地を、黒のベンツが重々しく去っていく。
炎のように燃え立つ楓、黄金に輝く落葉松、渋みをとどめる椿の樹の、とりどりに重なり連なる錦の森を縫うように白金色のボルボが疾走している。
乗っているのは二人の女。輝くような金髪の女が器用にハンドルを操ってくるりとカーブを曲がると、冷たい銀の髪の女が無言で窓を開けてみせた。たちまち冷たい空気が、温かい車内を切り裂いてゆく。
「豊かな森ね。豊かで、そしてとても儚い」
銀色の女が優しく吐息を漏らすと、その息はたちまち木枯らしとなってひるひると空の彼方に去ってゆく。
「おやめ」。金色の女が眉をしかめた。「ここはまだあたしの領域だ」。銀色の女が笑った。「いや、残念だけどここいらはもうあたしの領地だね。ほら、あたしのベンツが停めてある」。
つややかに光る銀黒色のベンツの前に、ボルボが緩やかに停まる。「やれやれ、ついこの間、ここに赤のポルシェと来たばかりなんだがね」。「すぐに緑のクーパーが追いついてくるさ、あの風のように軽やかなやつが」。
銀色の女が大地を踏むと、草も木も薄い銀色の膜に包まれる。華奢で儚げな霜に覆われた地を、黒のベンツが重々しく去っていく。