忍者ブログ
ゆめ か うつつ か
[77]  [78]  [79]  [80]  [81]  [82]  [83]  [84]  [85]  [86]  [87
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

近くのショッピングモールをぶらついていたら、とあるシルバーアクセサリーのお店で「お姉さん、もしかして昔、教育実習やったことありますか?」といわれた。ビンゴ!で、元教え子だった。

教育実習やら塾講やら家庭教師やら教室アシスタントやら、学生時代教育関係に縁があった関連で、数年前くらいまで元教え子から声をかけられるのはめずらしくなかった。どうもわたしはどこへ行っても、小学校でも中学校でも高校でも、教師というよりは「話が面白い近所のおねーさん」くらいの扱いで、だから教育実習ではご法度の生徒とのメルアド交換も2、3やっちまったし、自分のそういうところがあまり教師に向いていないと自覚したので教職を見送ったくらいだ。

(誤解のないように言っておくと、メルアドを交換したのはもっぱら実習中に悩み相談を受けた女子で、なんだか自分の通ってきた路だなあ、つらそうだなあ、まあ何とかなるよ、少なくともわたしは何とかなったよなどとうだうだ返事にもならないようなことを呟いただけだったので、なんら犯罪性はないはず、と自負してはいる。)

ただやはり、わたしの授業が面白かったから覚えていたと言われたら、とても嬉しいではないの。



中学の実習でわたしの担当になったベテラン教師とわたしは最初から対立してしまい、アカハラとまではゆかずとも、わたしはけっこう苛められたほうだと思う。放課後、夜十時ちかくまで数時間延々と黒板を書かされたりもした。確かにわたしは字も汚いし、授業も手馴れていなかったがしかし、毎回生徒の目の前で間違いを指摘・証明することはなかったんではないかと今でも時々うらみに思うときがある。救いだったのは生徒たちが全面的にわたしに同情的だったところだ。「先生かわいそう」とみんな優しくしてくれた、教育実習にまつわる話はいろいろあるけどこういうパターンは実際珍しいほうだったんではないだろか。

あれからだいぶたって、教え子は立派に社会へと羽ばたき、わたしは相変わらずかろうじて社会にしがみついている、彼我の距離を思うと感慨深くなった。





 

PR
商業戦略にのっとった新しい七夕イベントはすべて新暦なのに、祭りだけ旧暦なのは、柳田のいう「祭りと祭礼」の違いか。米軍基地の町で行われる七夕祭りの屋台がやけに国際色豊かなのは、多国籍地域社会においての成員意識をはぐくむという点で、やはり「祭り」的。

 みずあめ。冷静に考えればこんなの、「みかんの缶詰+水あめ+割り箸」で、自宅で何十個となく再現できるのに、なぜお祭りでは大枚はたいてしまうのだろう。

ケバブ屋やタコス屋、トッポキ屋台を横目で流しつつ、たこ焼きやきゅうりの一本漬けに目が行ってしまうのは、日本人だから。エスニックの麻薬的な味もたまにはよいが・しかし基本はやっぱり白米味噌醤油万歳。経験上、誰しも生まれ育ちには逆らえない。イスラムに生まれた人間が知らずに豚肉を食わされたと知ると、知ったその瞬間から嘔吐する。ベジタリアンは肉を食うことに罪悪感を持つ。しかしそれでいて肉を腹いっぱい食いたいと望むひともいて、そのジレンマが、見事すぎて芸術的ですらある精進料理を生んだ。



 祭りついでに立ち寄ったお気に入りのバールで軽食。どうせ屋台で軽食三昧だったので、あくまで軽く、ミニパスタにアップルタイザー&ティラミス。前言を覆すようだけど、小麦粉っていいわ。煮てよし、焼いてよし、(麺に)打ってよし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すべての記憶を味覚で埋め尽くしたい。

 沼田を通りかかったら祭りがやっていたので、ひやかしてきた。駐車場全面無料ってえらいよな。地元の地元による地元のためのお祭りってかんじだ。

 京都の祇園祭に端を発する祭りらしく、さまざまな山車が出て実ににぎやかだった。ただ、なみいる男性より女性のほうが格段に威勢がよかったのは、これはやはり「かかあ天下と空っ風」ということなんだろうか・・・・・。ほんとに女の人のほうが声が出てるしよく担ぐし、男の人は後ろのほうから酒瓶持ってついてくるかんじ。面白い。



屋台で買った広島風お好み焼きの90パーセントがキャベツだったかわいそうなmに何か慰めの声をかけようと、「わたしの買ったたこやきも、なんかモチモチだった」と述べたら「いいじゃねえかあああ!! ナニソレ自慢!?」と叫ばれた。もっともな話だ。





 美術館に行って見たかった。
 草間やよいの悪夢のようなオブジェ。このひと、松本出身なんだな。常設展は二次元絵にとどまらず、オブジェなどの立体展示もあって、面白かった。思うに現代アートって幼児的、退行的、子どもが喜ぶもの、子どもに近いものだ。音や光や、五感を駆使する芸術、額に収められ金輪際誰も触れられないようなものではなく。それがアートにとっての進化なのか退化なのかはともかくとして、今の日本に受け入れられてるってのは解る気がする。

 ドット自販機とドットベンチ。ドットバスも走っていて、古い町並みに奇妙にマッチしていた。



喫茶「おきな亭」にて。ミルクセーキとトースト。ママレードがうまい!

 

また行きたい!

 してみた。初めてのスライドケータイ。しかし今ケータイってやたら高いのな、貯めに貯めたポイントぜんぶ使っても四万くらいしたぞ。全盛期にケータイ販売のアルバイトした人間にとっては隔世の感。機体0円があたりまえだったからなあ。そのかわり基本使用料は格段に安くなった。これでやっと日本のケータイ業界も、ガラパゴスと揶揄されたサービス内容から世界的な標準に追いついたわけね。

前のケータイはきっちり三年使った。デザインケータイ、壊れるまで使うつもりだったけど、ICカード入れれば旧いのも使えるときいたし、それならむしろ壊れないうちに替えておこうと。

万歩計がついていて、消費カロリーが計れるのが嬉しいところ。自分がいかに歩いていないかがよくわかって、嬉しくて悲しいところ。



怖かったこと。

寝起きにケータイのアラームを止めたあと、寝ぼけててスライド部分をむりやりふたつに折りたたもうとメリメリ、力をいれていた。ややあって自分が何をしでかしているのか気付き目が覚めた。ケータイは無事だったが、正直アラームよりも心臓に悪い、セルフ目覚まし。





カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ryu
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]