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ゆめ か うつつ か
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zero

ゼロ。

零。

半年前から悪夢としか思ってなかった今日が来てみたら至福の時だった。嘘。まだわかんないんだ終わったばっかだから…2007年1月22日午前5時47分脱稿。嘘。見直すのに飽きただけ。これ以上みてると根本から直したくなってきてしまうので危険だ…一番気合入れたのが後書きだというのは秘密だ…

大体、印刷しようと思ったらインクって黒だけじゃダメなんだね!プリンターの設置も全て同居人にやってもらったしどういう仕組みで動いてるのかよくわかんないし、明け方なのに助けを求めてしまった。いい迷惑だ。明日、じゃなくて今日の21時半まで提出でよかった。午前中にもう一回インク買いに走るぞあたしは。しょうがないので表紙の作成と学位の申請用紙の記入だけ先に済ませた。いくら寝過ごしても多分お昼くらいには起きると思うけどどうだろう…これで提出できなかったら泣く。ていうか笑う。

大体90枚、11万時弱かな…だいぶ削ったけど8万字は無理だった。本文は7万字くらいだからまあその辺で許してもらおう。。こんだけ一字一句に気を遣って仕上げた長文は初めてだ。「~である」「~だ」とかそういうとこまで全てにおいてチェックした。しかし既にこの論の欠陥が見えはじめた…教授が短所より長所を見てくれることを望む。この論の長所って何だ?執拗なまでのあたしの思い入れとか?

H大のドクターに進学したらどうかというお誘いやら推薦を何度か頂いた、があたしに研究は向いてないしもうそろそろ休息したい。否、社会に出たい。学会に所属しなかったのはそのこともある、勉強はまたやりたくなったら再開する方向でいきたい。

後書きに書けなかったこと。Nは文化的渇望を訴え周囲の状況を「砂漠」にたとえた、砂漠で水を乞う人…水そのものを求める彼に対してあたしは水の美味しさを味わいたいと思った、文化という奔流に飲み込まれ翻弄されているあたし・飢餓感という部分で共通している、誰かあたしに美味しい水をちょうだい?Nの報われない人生の営みそのものがあたしだと思った、全て徒労に終わり銃を持って前線に追いやられ他人の命を奪いなお生き延びたN。弁明も弁解も許されず、その機会も得ず死んでいったNをせめて、悼む。

明日から山に行きます。

 

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