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余裕あると思ってたけど思ったより字数なかった。本文五万・文献年表合わせて二万で、分量的にはちょうどいいのかな。長すぎると嫌がられるしな…でもまだ結論終わってなかったり。序章もうちょっといじらなきゃダメだなコレ…
最後のほう書いてるうちに、感慨深くなっちゃった。結局、この(あたしが研究してる)人、自分の理想も夢も財産も全て、跡形も無く消えてしまうんだよね。故郷まで消失しちゃうんだよね。植民地生まれだから。早死にするしね。そんであたしが研究しようと思うまでほとんど注目もされてこなかった、存在自体認められてもこなかった、それってなんか切ない通り越してもう 惨い。
たぶんでもそういう人は他にもたくさんいるしあたしだってそうやって消えていくのだろう。
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人間が言葉を持っているのは自分の意思を伝えるためで、対話的動物ってアレ誰の言葉だっけ…言葉によって人は理解し合える、それはとても美しいことで、だからチカラに訴えた時点で実は、人間が人間であること その最大の美点 を放棄している…ケンカであれテロであれ、暴力を行使するっていうのは愚かで醜い。アイヌ語でウコチャランケ、だっけな、争いごとを徹底的な話し合いで解決すること。
あたしは、昔、言葉さえ通じれば誰とでも理解しあえると思って留学までした、よのなかそんなに甘くないことはそのとき知って、ある人から「そんな考えは棄てなさい」と根気よく諭されてあたしは自分を恥じた、さすがに今はもうそんなに簡単なことではないって分かってるけどでも心の奥、根底の部分ではまだそう思ってる、誰とでも 誰でも理解しあえると信じている、信じている自分を幼いと思うけどでもたぶんその幼さはあたしの原点だからもう恥じたりはしない。
伝えたいから書く。