ゆめ か うつつ か
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帰り際、ふと気づくと同僚は皆帰ってしまい、誰も居なくなっていた。オフィスの電気もいつの間にか消えており、わたしは慌ててエレベーターに乗って一階のボタンを押す。
と、突然エレベーターが暗くなり、ボタンがでたらめに明滅しだした。そのままふわふわ揺れるように上下し、どの階にも止まる様子はない。気持ち悪くなってきて壁によりかかろうとしたら、壁がすっと透き通り、目の大きなお化けが映った。とんでもないエレベーターに乗ってしまった、どうにか降りれないものか。そう考えたとたん、すっと七階に止まった。
ようよう降りて総務の人に話を聞くと、会社のエレベーターは今日から「妖怪エレベーター」になったのだという。どこに止まるかわからない、スリルを楽しむエレベーターだそうだ。
そうだったのか、知らなかった。めんどくさいことになったなあ。と、思いながらわたしは疲れた体をひきずるように、階段で一階まで降りる。
と、突然エレベーターが暗くなり、ボタンがでたらめに明滅しだした。そのままふわふわ揺れるように上下し、どの階にも止まる様子はない。気持ち悪くなってきて壁によりかかろうとしたら、壁がすっと透き通り、目の大きなお化けが映った。とんでもないエレベーターに乗ってしまった、どうにか降りれないものか。そう考えたとたん、すっと七階に止まった。
ようよう降りて総務の人に話を聞くと、会社のエレベーターは今日から「妖怪エレベーター」になったのだという。どこに止まるかわからない、スリルを楽しむエレベーターだそうだ。
そうだったのか、知らなかった。めんどくさいことになったなあ。と、思いながらわたしは疲れた体をひきずるように、階段で一階まで降りる。
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