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ゆめ か うつつ か
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手前が天使之吻(エンジェルキッス)、奥は瘋狂島(クレイジーアイランド)。名前でオーダーしたのは言うまでもない。

天使之吻はカルーア系、瘋狂島はトロピカル系だった。この店、わたしがかつて住んでた場所から徒歩三分のとこに出来てて、なんかチクショー!と思った。
田んぼと牛しか無かった地元をおん出て十年経ったらおらが小学校が六本木ヒルズになってた、みたいな衝撃に近いかな。


ちなみに中国語でカクテルは鷄尾酒という。直訳にも程があるのは否めないがまあしかし、ヂーウェイジョウと発音すればなんとなくオシャレに…も思えないか。





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似てる・・・か??

「素晴らしい浸る」=Bath Soap とかね。
キライじゃないよこーゆーの。。。



霙の降る早朝にスーツケースを抱えたまま病院へ行き、そのまま空港に着いたら天候は雪。
午後五時すぎの便で北京に着いたらもう夜だった。

 
北京空港。これは帰りに撮ったもの。
しかし広くなったな北京空港。1997年は信じられないほど暗くて狭い空港だったのだが、いまや世界最大だそうで。五輪効果というやつか。

T公園附近のX飯店に宿を取る。ホテルまでの送迎含めmの方でこのへんの按排は済ませてくれており、非常にラクだった。送迎の兄ちゃんがカタコトで喋りまくる日本批判はちょっとイラっときたが。

一日目は「パンダ見たい」と言うmの希望により、北京動物園へ。諸般の事情により朝ごはんを食べそこねたので、タクシーで西単に寄り食事しようと思いつつも、あまりの混雑振りに心が死ぬ。(中国語で「死ぬ心」と書いて「諦める」。)

動物園は善良な中国人家族で賑わっていた。
「写真撮って」と中国のおばちゃんに頼まれ(しかも二枚も)撮ってあげた後、発票所に山のように黒だかっている中国人の群の中に特攻しチケットを手に入れると、我々はとりあえず真っ先に熊猫館へ向かった。
北京動物園は十年以上前の夏の盛りに一度来たきりだが、そのとき見たパンダは頭を壁の向こうに突っ込みおっさんのように尻をぼりぼり掻いていて最悪だった、だがさすが五輪を経ると違うものだ。まずパンダが八匹に増えていた。そして活動するパンダをいつでも見れるように、檻の数も増えていた。

  動いてる!!

「ジッパーがついてて中に日雇いの中国人が入ってたらどうしよう」とか言いながらひとしきり愛でる。
その後、獅子(ライオン)や虎、金糸猴(孫悟空のモデルになったサル)や斑馬(しまうま)などを見ておおいに愉しんだ後、動物園横のカフェでパールミルクを飲み 天壇公園へ。
天壇に来るのは…六度目かな。清朝皇帝が正月に天の神々を拝した神聖な場所。天円地方、中国の宇宙観に即したまるくて蒼い建造物はわりと好き。この横にある自然博物館は本物の人体模型を展示しており、mにはイチオシだったのだが 四時閉館で入館不可能であった。。「回声壁」(円形の壁に向かい叫ぶと、真反対の場に居る人に声が聞こえるという場所)では「ホゥイ!」とマイケルジャクソン並の叫び声を上げる外国人を発見。

場所が近いこともあり、その後京劇を観に梨園劇場まで歩く。30分~くらいかな。寒いことを覗けば北京は平たいとこなので歩きやすい。劇場では、チケットがべらぼうに値上がっててびびった。最低で3000円ほどなんだもんな。わたしが北京にいた頃は、同じ席で1000円以下だったのに。。その分演目は充実していた、「三CHA口」、「天女散花」、「盗仙草」。ここには姉も弟もGも連れてきたが、英語字幕もあるしアクロバティックな演目で外国人に解り易いのでオススメ。

京劇を見終わると午後八時半過ぎで、そのまま前門まで北京ダックを食べに行く。二人で1セットを頼むも、食えないんじゃなかろうかと懸念する。が ウェイトレスの姉ちゃんは「サラダとか炒め物も食べないと栄養が偏るわよ!二人も居るのに!!」と他のメニューまで勧めてきた。ムリ。絶対。

 この皿×2、プラス 鶏肉の炒め物大皿やまもりがついて1セット。

mは三枚ほどで脂っこさに音をあげ、「打包」(おもちかえり)に。

 長城。

二日目は朝八時にチャーターしたタクシー&通訳がホテルまでおでむかえ。十三陵と長城、北京郊外お定まりのコース。中国には「一生のあいだ一度でも長城へ行かなけりゃ漢(おとこ)ではない」という言葉があるが、わたしは個人で三回、観光案内で三回、今回で七回目の訪問。

やはり五輪の影響であろう、トイレが信じられぬほど綺麗になっていた。ことあるごとにみやげ物屋で熱烈な勧誘を受けるコースが不可避であり大変うざかった以外は、チャーターというのもなかなかよいものだと思った。

通訳さんにいろいろ、車事情のことなどを聞く。

北京では今、毎日4000台ずつ自動車が増えているそうで、渋滞が半端ない。そのため当局では、曜日ごとにナンバーを決め、該当する番号の車はその日一日運転を禁止されているらしい。ちなみに中国の車のナンバーはアルファベットのAから始まる数字の組み合わせで成っているが、わたしたちの前を走る車が異様にふらついていると思ったら「Z」ナンバーだった。高速道路で180キロは当たり前、十センチの隙間に割りこんでくる北京の車も、免許取りたては下手なんだな。。と思う。

しかしこのモータリゼーションの速さ。。世界があったまるのも道理だ。批判とか非難はできない、彼らはわたしたち日本が通ってきた道を、そっくり通ろうとしているだけだから。ただ怯えおののくだけだ。

夕方、天安門広場から王府井まで歩いて、かつて通いまくった新東安市場地下のカフェで夕飯。新東安市場はまだ、あった。あってよかった。今回、ここだけがよく知ってた場所でただひとつまともに残ってた場所で、なんか泣きそうになってしまった。mがいてよかった。独りで来ていたらたぶん泣いていたな。

  景山公園の頂上にて。

三日目は大変に寒かった。王府井で両替しておみやげとか買って、故宮はスルーして裏の景山公園とその横にある店で飯を食った、ここも庶民的な店だったのが高級店に変わってしまっていて相当びびった。

朝陽劇場で雑技を見るため移動。渋滞にでくわさぬようにはやめに動いたのだが、あえなくつかまってしまった。300メートルの移動に20分かかるってどうよ。

 チケット入手後、開演まであまりの寒さに耐えかねて喫茶店やファーストフードの店を探すが何もなし。わたしは「マック」を「マクッ!!」と口走り、道路で笑い転げて中国人の不審をかう。裏道で偶然見つけた茶館にて、ひまわりの種と緑茶。お湯は沸かし放題、場所代は別料金。あったまった。

 雑技!

少数民族を意識した衣装や演出が素晴らしかった。雑技は二度目だが、以前はもっと一場一場がこまぎれだった。技そのものはオーソドックスなものなのに、スモークや光、本物のオウムなどをうまく使って幻想的に仕立てている。これは見る価値アリ!

ちょうど7時くらいまでは通勤時間帯とのことで、混雑を避けるため地下鉄で移動。わたしが居た頃は2号線までしかなかったものだが、今は13号まであるというのだからびっくりだ。
南羅鼓街のあたり、すなわちわたしがかつて住んでいたあたりで夕食。昔は何もなかったのに今はすっかり外国人向けのカフェやみやげ物やが並ぶオシャレストリートになっていて、それもなんだか泣きそうになった。

どうしてもスパゲティが食いたくなって夜中飛び起きて外国人向けのカフェまでタクシーで20分走ったりしてたのに、今は徒歩3分の場所にカフェができてるんだよ!

「流水落花 天上人間」のこころもち。
そんな北京でした。


mありがとね。


 

jiufen(九ふん)の奥にある金鉱山跡地、金瓜石へ。

戦前に金鉱脈があった場所で、最近まで観光地化されていなかったせいか台湾人観光客は多いが日本人観光客はいない。ここの「黄金神社」を一度見ておきたかった。神社の廃墟ってなかなか見らんないからね。


 

黄金博物館の上、山道へとつづく階段を上る。



とかげ!しっぽが綺麗。



着いた!!ぼろぼろの石灯籠と鳥居。



拝殿は破壊され、ギリシャ神殿みたいに石柱だけが残っている。



眼下に見下ろす街。眼を上げれば海が見える。神さまが居ても居なくても、この風景は変わってないんだろうなあと思いつつ、崩壊した神殿に五円玉をなげいれて、拝んできた。





神社の廃墟跡で、登山姿の台湾人の男性二人に声をかけられた。ここら一帯は登山道になってるらしく、五時間かけて向こうの山から縦走してきたとのこと。確かにこのへん歩いたら綺麗だろうなあ!日本人だということを話したら、「今年富士山に行く」とのこと。すげえ!

そんな登山大好きおやじーズにサンザシの実を戴いた。酸味があって疲れもふっとぶ。

いい天気で風邪もあって花はいたるところに咲きほこり蝶は素手で捕まえられそうなくらいたくさん飛んでいて、ちょっと天国、つうか桃源郷。母が「一度も来たことないけど懐かしいわね」といっていて、ああそうだなあ、と思った。郷愁を思わせる場所。






母を休ませるために西門の「麻布茶房」へ。
日本食をチョイスしたのは年配の人間にとって体調悪いときは食べなれたものが一番だろうという配慮から。

麻布茶房は台湾にかなり多くの支店があって、ウエイトレスがちゃんとカタコトの日本語で「イラシャイマセー」といってくれる。メニューも日本食ならひととおり揃ってるのが嬉しい。

とりあえず「おにぎり」を注文する。



とにかくデカい!手のひらくらいの大きさで二つに切り分けてある。



ひっくりかえしてみた。これもうおにぎりじゃない(笑)。
多分マニュアルが「米の中に具を入れて海苔で包んだもの」とかそういうのでそれを忠実に実行したっぽい物体。全くにぎってない状態なのでぜんたいに柔らかく、箸でないと食べられなかった。ちなみに中身は(味のない)鮭。これにお吸い物がついて500~600円くらいかな?
総体的な味は美味しかったと思う、海苔にうすく塩味があってちょうどよいかんじ。

客はほぼ全員台湾人の若い子で、みたところ丼ものが人気だった。
緑茶をいっぱい淹れてくれてサービスも良いし、オススメ。。





西門からはタクシーで帰ったのだけど、その運転手がやたらおしゃべりで、日本人だということがわかると怒涛のように自分の日本旅行の話を始めてきた。わたしもついつい言葉の練習とばかりにおしゃべりに付き合っていたら

いきなり

人を

ひいた。

ええええええええ!!!?

どかっ、ていう衝撃があって、歩行者のおっさんがバンパーに一瞬乗り上げた後、くずおれた。

台湾旅行はかなりの回数来てるけど乗ってるタクシーが人をひいたのは初めてでものすげえうろたえていたら、運転手がすばやくおっさんに駆け寄って平謝り。おっさんはよろけながらも立ち上がり、ぷりぷり怒って歩み去っていった。

すげえ(いろんな意味で)。

あんまりスピード無かったから大したことない接触事故だったんだけど、日本だったら絶対警察沙汰だよ……すげえよ……

さすがの運転手もその後はものすごい静かになって、そのままホテルまで静かに運転してくのかなーと思ったらものの五分くらいでまたおしゃべりが再開。今度は怖くて私の方が黙りがちだった(笑)
台北の18:00~20:00はちょうどラッシュどきで、車やバイクの往来が激しくなるんだよね。しかしすげえ。

呆れながらもちょっといいなあと思った、人に車ぶつけても平謝りすれば許してくれるアバウト社会。



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