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だらだら、おしゃべり。
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おとーとの誕生日だったので家族でお好み焼きやへ。お好み焼きは去年大阪で食べて以来で懐かしかった。もちチーズめんたいこが大好きなんだよね、あとはたこわさをちびちびやってた。たこわさ旨い。
美味しかったけど、夏にお好み焼きってどうかと思った。暑い、と言うより熱かった…
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部屋片付けは佳境に入り、目下ビデオ整理ちゅうなのだが、片付ける端から観賞してしまってどうにもならない。今日は「青いパパイヤの香り」と「イルマーレ」(韓国版)を見てしまった。イルマーレのハリウッド版はひどかったなあ…これ韓国版の出来のよさにハリウッドが権利を買い取って作らせたんだけど、キアヌとジュードロウが兄弟設定というだけでもう酷い。あの映像美、触れるか触れないかの距離感がいいのに全てが台無しだった。さすがアメリキャ。わかりやすい流れとべったべたなボディタッチで元映画のよさをめっためたにしてくれた。ああいけない今思い出しても怒りが…
今まで観た韓国映画の中で一番好き。イルマーレ。情緒部門では文句なしのNo.1。
アクション部門だと「ユリョン」かな~。
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で 本や漫画も読みためてるけどメモとってない…
とりあえず、小川未明童話集と乱歩と筒井やすたかの七瀬シリーズ、岩明さんの『ヘウレーカ』とかわぐちさんの『ジパング』最新刊と藤田かづひろさんの『邪眼は月輪に飛ぶ』と高野文子さんの『棒がいっぽん』読了。
小川未明の童話はあの暗さがサイコウだ。乱歩は「パノラマ島~」よりも「孤島の鬼」の方が好み。七瀬~は以前家族八景を読んでそのままになってたので続きをやっと読めた、いろいろ仲間が集まってくると俄然面白いし和むけど…切ない…。。
「ヘウレーカ」はアルキメデスの逸話が好きだったので迷わず購入。アルキメデスもいろいろ伝説の多い人でね、どうせ漫画にするならこの人メインで掘り下げてもいいくらいなのに、取り上げ方が岩明さんらしく、なんとも絶妙。。よかった。ジパングはまさに佳境だなー、此処に至ってもあたしはこの物語で原爆が使われることはないことを半ば以上信じているが、反面それが単なる理想であることも重々承知している。どうなることやら。藤田さんの漫画は久々にまとまっててよかったと思う、この方、冗長さを無くせばすごい良いんだけどなあ。。高野文子さんの漫画はなんともいえない味があって、くせになりそうで怖い。
A・アルトーの散文を読んでるけどものすごく理解できてしまって恐怖した。精神病院に監禁された後の作品だとゆうけど、言葉こそ苛烈ではあるけれどこんなにも明快でわかりやすい思いを「狂ってる」といえるのかどうか・わたしにはわからない。
それと、最近問われるところがあって、久々に詩を読もうかなあという気分になった。昔は随分諳んじていたものだけど、最近はダメだ。
生れて初めて自分で買った詩集は八木重吉で、素朴で素直な言葉の中に時々はっとするような烈しさがあったりして心打たれた。「ぐさり!と やってみたし」とか。イージーな人間なので難解なものは理解できず、解りやすくみじかく語感のよいものに向かいがちです。安西冬衛やら寺山修司やら。
爺さんが北原白秋門下の詩人でね、ほんとならもっといろいろ知ってるべきなんだろうけどいかんせん爺ちゃんあたしがみっつの時に亡くなってっから会話すらしたことないし、あたしが詩や文学、創作好きなのは爺ちゃんの血だとはさらさら思わない。