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ゆめ か うつつ か
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デイヴィッド・リンチ監督、ナオミ・ワッツ主演。

もっと気楽に見られるかと思ってたけどかなり神経を張り詰めて観ないとダメだこれ。それでも分かりにくくて結局もう一度最初の十分だけ見直してようやく一応の理解を得た・よーな・…?

わからん。

①ハリウッドをめぐる、マルホランド・ドライブでおきた交通事故。車から這い出した女性(リタ)は高級住宅にしのびこみ、そこへ伯母の家を訪ねてきた女優志望のべティと出会う。しかしリタは記憶を失い、バッグの中には大金と、青い三角の鍵が。
②映画監督アダムに、とある筋からのキャスティングの強制→妻の浮気、破産
③ジョーというチンピラの殺し・黒い電話帳を奪うシーン

・・・など・もろもろのべティとリタの、「記憶探し」の前半と、

④劇場でショーを見るべティとリタ。見終わって、鍵穴のある青い箱をみつける。
⑤車に乗ってアダム監督のホームパーティーにゆくダイアン
⑥カミーラに別れ話をされるダイアン

・・・など・ダイアンとカミーラの別れ話の後半。

名前は異なるが登場人物は共通する、まったく異なるように見える物語、広がり続ける謎に、???と思いながらみていた。自分なりに「ループ?」「メビウスの輪?」「時間軸の錯綜?」などといろんな解釈をこころみていたけど、全部見終わってからもう一度冒頭を見て・ようやくなんとなく自分のなかでおさまりがついた。

ラストちかく、べティとダイアンの名札が入れ替わってるのを見たときに思ったんだけど、①の物語ってダイアンの妄想、でいいんだよね?ダイアンとカミーラは同性愛の恋人同士で、カミーラがアダム監督と結婚することになってダイアンが嫉妬して自殺する物語がまずあって、それでダイアンの死に際の妄想・こうだったらいいなあっていう・が、①~の物語、なのかなあと解釈したんだけど…
もいちど見直して、冒頭に出てきたシーンが明らかにダイアンのベッドだったからそう思った。でも確信は無い。

たださあ、不幸な結末に終わってしまった出会いのことを、「こうだったらよかったのに」てもう一回、まったく別の設定、まったく別のストーリーを妄想しちゃったりすること、あるよね。そういう共感。





それにしてもべティとリタの同性愛のシーンやらダイアンの自慰のシーンでどんぴしゃに母がやってきて・わりとうしろめたかった。どうせなら監督が妻の浮気に怒って宝石にペンキぶっかけるシーンとかで来ればいいのにさあ!

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