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『江戸の恋』 田中さんの文章はエンサイクロペディアちっくでとても好き。『江戸の音』もよかったけどこれは読みやすくて面白い。出典も全部巻末にあるのが親切。この手の入門書はかなりあるけど、入門にとどまらないのが田中さんのすごいとこだと思うー。色恋性愛、江戸時代のヘテロとホモと、いろいろ勉強になります。『男色大鑑』への言及とかも女性ならではってかんじだ。あたしも「老木の花の頃」の話は好きだ(66と68のホモが何十年もなかよく暮らしてる話)。
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あと、野田ひできの戯曲集とかラテアメ文学を。
漫画はヴィンランド・サーガとかアライブとか無限の住人とかバトルロワイヤルとかをそこそこ。賭博黙示録カイジは途中まで。漫画ってなにも考えず読めるからいい。
ヴィンランドサーガは三巻まで読んでも主人公がいまいちとらえどこなくていらいらする、が作者さんは構成力あるひとなのできっと連載終わってから全巻一気読みしたらそういうの解消されるんではないかなと期待。
アライブは、こういう話(ネタ)を漠然と考えてたので先にやられてしまって正直落ち込んだ。でも他人がやってるのみると、このテの話がいかに陳腐かよくわかる。まだ途中なので最後まで読まないとはっきり言えないが・キャラは考えられてると思うけどこういった特殊能力ってやっぱりジョジョを彷彿とさせるとゆーかなんつーか。
無限の住人は1~4、5巻くらいまでは微妙だったんだけどその後段々面白くなってる。連載の筆がノッてるかんじ。主人公の不死身設定とか、ええーなんじゃこら無理あるなあとか思ってたが、腑分けの話に入って、あれ…けっこう真面目に理論付けしてんのかなあとか。。ヒロインとその仇敵の関係に少女漫画的ときめきを覚えるのはあたしだけだろーか。
バトルロワイヤルは小説が原作なんだっけ?映画はみたけど全然おもしろくなくて、おもしろかったのはやまだたろうが30すぎて中学生役やってたことだけで、そういうわけで漫画に手を出したのは魔がさしたからとしかいえないのだが・不覚にもなかなか楽しめてしまった、ありゃあ漫画家さんがすげえと思う。
そろそろ人の死なない漫画が読みたい。