ゆめ か うつつ か
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貨幣博物館/無料/じっくり見ると一時間以上は必要!もりだくさん。
東京駅から徒歩十分ほど、日本橋三越の裏。
鞄を入口で預けるようになってるので、メモ取りたければペンは取り出しておくこと。解説のリーフレットはあるけれど解説されて無い部分が楽しい。
以下 箇条書きでその楽しさを。
・金の大判や一億円の重さを体感できる。
ちなみに、大判=165g。一億=10kg。一億、米袋と同じか…。
・江戸時代の財布が幾つか飾ってあって、デザインにときめいた!皮製で錦鯉が描いてある長財布、青のなめしに花の刺繍、紐でぐるっと巻くようになってるやつ、ボタン式など。仕様は今とほとんど変わらないんだな。
しかしあまり考えたことなかったけど、金やら銀ってかさばるから持ち運び大変
よね。1万円を全部小銭で持ったら重いもんね。。
・何気に本で読んだ知識の補強ができる。二銭銅貨(乱歩)や西郷札(清張)の現物見れたのは嬉しい。
・明治時代の20円がゴージャス!ぴかぴかの金貨なんだもん。あと戦前の紙幣は大きすぎて、財布に入らないと思った。
・日本初の肖像紙幣が飾ってあって、それが神功皇后なんだけど、なぜかイタリア人がデザインしてるのでものすごい外人顔。ドレスとか着ちゃってる感じ。マーガレットとかいう名前でもおかしくない感じ。
・世界のコイン編では、イタリアのコインがかっこ良かった。イタリアが誇る芸術がそのままコインになってるの、ダビンチやらボッティチェリやら。日本もさあ、北斎とか歌麿にすればいいのに~
・めちゃくちゃなのはインフレ時の高額紙幣。ユーゴスラビアの50億ディナール(0
の数がカウントできない)にびびってたら、その横に10垓ペンゴが一枚ぺらっと
飾ってあった。垓=10億兆。ちなみに、世界最高額面の紙幣らしい。
ちなみにペンゴはハンガリーの通貨単位(だった:過去)。
・ヤップ島の金もすごい。材質、石灰岩、最大3.6メートルって、土木工事でもするのかって勢い。漫画みたいな穴が真ん中に空いてるの。ヤップの貨幣ってすごくて、持ち歩きできるやつでもほら貝なみの大きさ。
・シベリアのコインは手に張り付かないよう皮でできてる。
・個人的に、シャムの賭博用コインはおはじきみたいでかわいい。陶器でできてる
金魚とか、キャンディぽい。陶器と言えばドイツのマイセン製コインなんてのも
あった。
・中国の慶事用コインの意匠もかっこ良かったな、八吉銀。縁起よい蝙蝠やら瓢箪
やら。
↑これ全部展示してあって実際見れる、でも近づきすぎるとブザーが鳴るので注意。警備員もいっぱい居るので注意(日本銀行内に設置されてる博物館なのでもともと警備員はいっぱい居る)
貨幣なんて全然興味なかったけど俄然興味出た。
とにかくツッコミどころ多くて面白い!!これで無料はおトク!!
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