忍者ブログ
ゆめ か うつつ か
[731]  [311]  [730]  [728]  [729]  [727]  [726]  [725]  [724]  [723]  [722
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

死刑はどっちかといえば反対で、

それは前もどこかで言ったけど私は完全な悪人など居ないと思っている、人間なんて善悪きっぱりわりきれない曖昧な存在だと思っている。蜘蛛を助けて人を殺したカンダタみたいに、罪を犯した人にも救われる機会がなければならないと思う。この場合の救いとは肉体のそれではなく魂のそれだ。わたしは、善に向かいたくない人間はいないと信じている。

性善説とはちょっと違う、そもそも何を善とし何を悪とするかの規定だってあやふやなものだし…。

それは罪って何だ、ってことでもある。犬を殺して人が死ぬ時代やら、何人殺しても罪にならない時代が過去あった、今だってインドでは女を焼き殺すし近年ホワイトハウスで何万もの人を殺す決断をした人は罪に問われることもなく生きている。


「じゃあ、自分の最愛の人が殺されたら?」 

そう問われて理性ではこう考えた、

殺されたから殺してやりたい、という同害復讐法は前近代までの考え方で、復讐するは我にありと言ったのは西欧の神だったがそもそも日本では江戸期まで仇討ちは認められていた、それが明治になって禁じられたのは、仇討ちの仇討ちの仇討ちで延々殺しあいが続く不毛さからだ。インディアンのポトラッチ、お互いの財産が尽きるまで理不尽な返礼を続ける儀礼みたいに。

古代中国では九族皆殺しなんていう刑罰まであった、それはすなわち・一人殺すくらいなら徹底的にその周辺まで殺しまくらないと、ということで。 それを是とは言えない。

でも感情ではきっと

八つ裂きにしてやっても飽きたらない、

と思うんだろう。






PR
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ryu
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]