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お風呂好きで有名な古代ローマの皇帝ではない。
かつて、『あまカラ』っていう食べもの雑誌、っていうか 食に関するエッセイ雑誌があったけど、まあ私が生まれる前の雑誌なんだけど、面白かった。単なる美食だけじゃなくて「蛾を食べた話」とかそういうのも扱ってて。ちなみに、戦前九州の男児は、空中に舞う蛾を素手でとらまえ、踊り食いする気風があったらしい。そのエッセイによれば、蛾はヌガーの味がするらしい。
という話をmにしたら、「ああ 蛾なら昔食べたことある。苦かった」という明快な返事が返ってきてさすがm、と惚れ直したのはさておき、
わたしは基本的に辛いものが苦手で、カレーは必ずお子様向け!という人間なんだけど、たまに克己心っていうか自虐心っていうか、やたらに辛いものがたべたくなるときがある。
辛いものを食べる能力というのはうまれつきではなく、訓練だ、と、私は体験的に知っている。かつて韓国人と同居していた折、毎晩のように辛いラーメンをご馳走になっていたからだ。
いったいに、韓国人は他人にご飯を食べさせたがる人々だ、と私は認識しているが、それはこの体験が基になっている。わたしの知っている韓国人はみな、ひとりきりでご飯を食べるようなことは絶対にしなかった。かならず、その場に居る人間に、おすそわけしてくれた。
それは大いなる美徳だけれど、辛いものが苦手なわたしにとっては、唐辛子だらけの食卓は拷問に近いものがあった。それでもその食事を拒否しなかったのは、やっぱり 嬉しかったんだろうと思う。
ともかく、昔、わたしは今よりもっと辛いものに耐性があった。
克己心っていうか・・・・・・、たまに 自分の力量を試したくて、韓国ラーメンなぞ買い込んでみるけど、汗だくになって涙を流しながら食べているってのは、これはもう、辛いものはまったくダメってことかしら。
カプサイシン効果で、お肌は綺麗になる気がするけどね。
陽が沈んで、ジジ……と今際の声を上げてた蝉はどこへやら リリリと清かな虫の音が涼しい季節になってきた。虫の声を愛ずるのは日本や中国なんかのアジアの伝統みたいね、。本映画(世界のクロサワなんかの)が西欧に出回ったとき 真っ先に音声編集で消されたのは虫の音だったらしいよ。西欧人にとって虫の声は雑音に過ぎず、そこから季節感を得るという発想は基本的に無い、って読んだな。
「アタシィ 秋ってきら~い 何着たらいいかわかんないしィ チョーチュートハンパ」って言ってる女子が居て、あぁうん、ファッションセンスの問われる季節だよね、ってうなずいた。しかしファッション界ってなぜ春秋がシーズンなんだろう。。冬と夏は季節的にハッキリしすぎてて遊べないからか?あいまいであること、中間地点は確かに遊ぶ余裕がある。
まあ この空調全盛時代に、季節感もなにも無いんだけど。
メリュジーヌの話(蛇の化身で貴族にとついで子供を産んだフランスの伝説)にインスパイア。白蛇伝といい人魚姫といい、種族を超えた愛が悲劇に終わる話はよくあるが、いつも異種なのは女で、万事人間である男に都合よく終わるのはこれはやはり時代や地域もさることながら・女性軽視の現れなんではねーかしらとか。
化け物だったり聖女だったり、女ってのは、なかなか奥が深い生き物であることは確か。
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インデックスの写真も変えてみた。秋らしく、たそがれ。
それは1メートルほどの白いロープだが、ブランコのように腰掛けると、空を飛ぶことができる。
わたしは飛ぶ、桃色にけぶる砂漠を越え、マッチ箱のような家々を見下ろし、風を切って。
わたしが空を飛んでいると、透明な巨人がついてくる。わたしたちはくちもきかずただ街の高台を目指した。その丘の上には百合の花がほころんだような形のビルディングがあり、その七階では、ケーキの食べ放題が催されているのだ。
だが、巨人はおおきすぎてビルの中には入れない。
わたしは、巨人のために、数十種類もあるチョコレートケーキをひたすら包みはじめた・・・・・
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空を飛んでケーキ食べ放題に行くって。。
魔法の縄、砂漠、巨人(魔人)がそろっているのに、肝心のオチの部分でいやに現実的だな、と、目覚めてからひとしきり笑った。アラビヤンナイトになりそこねた。
でも、ケーキ食べ放題っていうのも女の子の夢らしくて、それはそれでいいか、とも思った。
ブックカバー&ブックマーク、どちらもお手製。わたしが読書家だと知っての贈り物らしい。「お世話になりました」の言葉が切なかった。
器用で料理上手で趣味が良くて性格はさらに良い、いまどき珍しい女の子らしいコだった。いろいろわたしも贈り物をしたし、おごってあげたりもした、自分で言うのもなんだがけっこう可愛がっていたと思う。
・・・・・・まあね ハレタホレタ・キレタハッタの有為転変は世の習い、他人の口出しゃ無用の世界とは知ってござんすが、、妹が欲しかったわたしとしてはやっぱりすくなからず、残念だったりして。
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わたしに居ないのは妹だけなのです、兄も姉も弟もいる、それは恵まれた境遇だと思うけど やっぱり妹ってあこがれるの。。わがままでかわいい妹に甘えられてみたいとか、それってオヤジ志向かな?