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「……市の民家の一室で発見されたバラバラ死体は、行方不明の高校生男子三名のものと判明しました。遺体は損傷が激しく…」
不意に寝苦しさを覚え私は半身を起こした、夕闇にかすむ壁の模様は浮かんでは消え、消えてはまた浮かび上がり私を幻惑する。
「一家の留守をねらい忍び込んだ少年達の間での凶行とみられ、」
おや、と私は奇妙なことを思った。この部屋は立て替える前の間取りだったのではないかしら?
そうそう、あの障子、和風の木目天井、畳もふすまも何もかも…
ふ とテレビの音が消えた。静寂の中、どこからかばりばりと何かが突き崩されるような音が聞こえる。
あの音は何だろうと障子に目をやると白い紙にぽつりと浮かんだ小さな黒点がじわじわと大きな染みになっていく。西日に照らされ紅く染まったそれが血のしみだと気づくなり私は障子を開け放った、飛び散った肉片、乾いても生々しい血だまり、ばりばりと屍にむらがる小蟲…
背骨を冷たい手で掴まれたような心からの悪寒を感じながら私は、 その猟奇殺人 は今から十年ほど前に、私が居る今 この部屋で 行われたのだと思い出し…
一刹那の後、部屋は何事もなかったかのように 元の様子に立ち返っていた。
*
久々になまなましい悪夢をみた。
めったに頂くことが無いので特にカテゴリも作ってないのですけど。
ノミさんには直接お返しさせていただきました~。
とりあえず9月3日にメッセージくださった ueofvxsnd scwdpayo さま、お名前と文面が解読出来ません…もしかしてメルフォとPCの相性が悪いのかもわかりません…
もしかして電脳世界からのささやかな秘密のメッセージかしらと思わず心熱くなったりもしたのですが、暗号遊びは中・高時代Kさんと古代エジプト文字の手紙から速記文字に至るまでの熾烈な闘いをくりひろげたきりでして、わたしの乏しい知識では読解不可能でした。すいません。メルアドもいただいてるようですがそういうわけでお返事できておらず、申し訳ありませんでした。
そして10月4日にメルフォのボタンを押してくださった方、お名前もメッセージも記されてなかったのですが(勝手に推測した)お気持ち嬉しかったです。それがたとえ「やべ!間違えて押しちゃった!」みたいな偶然の産物だとしても、こんな薮ぼうぼうのくさっぱらみたいなサイトに足を止めてくださったことに感謝します。
教え子の大会、前々から観にいきたがってたのは知ってたけど明日だなんて…秋田だなんて…ほんとに行くなんて…飛行機の便も電車の便も調べてなかったなんて…さすがあたしの親父。60越えてるとは思えない浅はかさと行動力。
風邪治ってたら同行するんだけども。
人間関係の最たるもののひとつは恋愛だというのはかねがね実感していたのだけど、「手術室の外科医と患者」という関係もわりと濃い、と今回思った。
外科手術を受ける場合って、ある程度緊急もしくは重度の症状を癒すためでしょ、無防備な自分の体を見知らぬ第三者にまるごと委ねるわけでしょ、すげえ勇気要るよね。勇気というか諦めというか。心身共に弱ってる状態で信頼感なんて付け焼き刃でしょ、信じたい、信じさせてという祈りにも似た。
それで、手術が無事終わると感謝とか安堵とかごたまぜになって、多幸感に舞い上がりそうになる。その気持ちは人を好きになる、恋の感覚に似てると思う。驚くほど浮かれちゃう、アレ。事実わたしの知人で治療を受けた医者に恋しちゃった人が何人かいる(そして一人は結婚まで漕ぎ着けた)けど、無理ないなぁと思った。
鏡花の「外科室」、あれはまんま愛する人に手術してもらう話だけど、冗談じゃなくああいうふうに考えるしかないんだよね。まな板の上の鯉、お腹見せて降伏、あなたには殺されてもいいわ・ってのを地でいく勢い。いきなり出会ったアカの他人に自分を預けるって、そういう錯覚を催してもしょうがない状況だとちょっと思った。或いは釣り橋効果的な面もあるかもしらん。
で あたしが検証したいのは「医者=男、患者=女」でなく「医者=女、患者=男」の場合この錯覚は起こり得るか、すなわち男性は自分の肉体を手術により救ってくれた女性医師に恋愛感情を持ち得るのかということで、これはわりとビミョーでないかと思う。医者って権威的な存在だからさあ、フツーの男性はなかなか恋愛対象にしにくいと思うんよ。看護婦(女性看護士)さんとかそっちに行くんじゃないかなー。
…性的嗜好としての女性医師ってのは違うからね、念のため!
熱があるのに、姉に誘われて映画のエキストラとか面白がって参加してたら風邪が悪化。
熱が出たら素直に寝てられる人間ならさっさと治ってるんだろうな・
アイドルとか女優さんとか、あんな至近距離で見たの久々。U野J理ちゃんがおつかれさまって言ってくれて嬉しかった、エキストラにまで挨拶してくれるもんなのかあ!まあしかし今回は位置がよかった、主役の真後ろで監督から演技指導つくくらい(演技とかいうレベルではない動作指導)だったし。待ち時間長すぎて疲れたけど……
つか ロケ地病院だったんだけど、「じゃあこちらでお昼をどうぞ」って通されたのが分娩室で、生まれて初めて分娩室でご飯食べたよ。分娩台なんてテーブル代わりだったよ。ロケ弁当はおいしかった。
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それでなんか風邪が胸のあたりに降りてきてて呼吸するとひゅうひゅう風が吹くような音がするんでもう寝る。