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ゆめ か うつつ か
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風邪が全然治ってくれないので、怪我をして実感したことの追記など。


人間関係の最たるもののひとつは恋愛だというのはかねがね実感していたのだけど、「手術室の外科医と患者」という関係もわりと濃い、と今回思った。

外科手術を受ける場合って、ある程度緊急もしくは重度の症状を癒すためでしょ、無防備な自分の体を見知らぬ第三者にまるごと委ねるわけでしょ、すげえ勇気要るよね。勇気というか諦めというか。心身共に弱ってる状態で信頼感なんて付け焼き刃でしょ、信じたい、信じさせてという祈りにも似た。
それで、手術が無事終わると感謝とか安堵とかごたまぜになって、多幸感に舞い上がりそうになる。その気持ちは人を好きになる、恋の感覚に似てると思う。驚くほど浮かれちゃう、アレ。事実わたしの知人で治療を受けた医者に恋しちゃった人が何人かいる(そして一人は結婚まで漕ぎ着けた)けど、無理ないなぁと思った。
鏡花の「外科室」、あれはまんま愛する人に手術してもらう話だけど、冗談じゃなくああいうふうに考えるしかないんだよね。まな板の上の鯉、お腹見せて降伏、あなたには殺されてもいいわ・ってのを地でいく勢い。いきなり出会ったアカの他人に自分を預けるって、そういう錯覚を催してもしょうがない状況だとちょっと思った。或いは釣り橋効果的な面もあるかもしらん。

で あたしが検証したいのは「医者=男、患者=女」でなく「医者=女、患者=男」の場合この錯覚は起こり得るか、すなわち男性は自分の肉体を手術により救ってくれた女性医師に恋愛感情を持ち得るのかということで、これはわりとビミョーでないかと思う。医者って権威的な存在だからさあ、フツーの男性はなかなか恋愛対象にしにくいと思うんよ。看護婦(女性看護士)さんとかそっちに行くんじゃないかなー。


…性的嗜好としての女性医師ってのは違うからね、念のため!

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