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ゆめ か うつつ か
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メニューからして非凡。

 「おしりぺんぺん」¥2310なり。SM喫茶か!


味は平凡だった。












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帰り際、ふと気づくと同僚は皆帰ってしまい、誰も居なくなっていた。オフィスの電気もいつの間にか消えており、わたしは慌ててエレベーターに乗って一階のボタンを押す。

と、突然エレベーターが暗くなり、ボタンがでたらめに明滅しだした。そのままふわふわ揺れるように上下し、どの階にも止まる様子はない。気持ち悪くなってきて壁によりかかろうとしたら、壁がすっと透き通り、目の大きなお化けが映った。とんでもないエレベーターに乗ってしまった、どうにか降りれないものか。そう考えたとたん、すっと七階に止まった。

ようよう降りて総務の人に話を聞くと、会社のエレベーターは今日から「妖怪エレベーター」になったのだという。どこに止まるかわからない、スリルを楽しむエレベーターだそうだ。

そうだったのか、知らなかった。めんどくさいことになったなあ。と、思いながらわたしは疲れた体をひきずるように、階段で一階まで降りる。









m「しかし、うちの犬は長生きだな」
わたし「いくつ?」
m「14歳」
わたし「そのうち化けるんじゃね?」
m「いや、バケる前にボケてるね」


うまい!!!!!!!!!!!!!!!!








見渡すかぎりの荒野を、列車が走る。

それは衣装や大小の道具類、役者から脚本家までまるまる一座を乗せた劇団列車で、線路の続く限りどこまでも旅をしながら興行しているのだ。

座長はほかならぬこのわたしで、次の出し物は海が舞台の「海神転生」という物語に決めていた。この乾ききった大地にかりそめの海を出現させるという思いつきは、考えただけでもわくわくした。

わたしたちは苛烈な陽の光を避け、夜毎稽古に励んだ。月光がみなぎる潤んだ夜に、ビニイルの天幕、かきわりの空と水、セロファンのさざ波を割って、にせもののうろこやひれをつけ、魚や海獣に扮した仲間が入れ替わり立ち代わり現れる。

いちばんの見どころは海神に魅入られた娘が龍に変化する終幕で、煙幕とライトを巧みに使った影絵の仕掛けに合わせ、歌い手たちが悲痛なコーラスを和する場面だ。

それにしても今夜の歌はとくに高らかだ。わたしは思わず陶然と目を瞑りその声に聞き惚れる。

そして目を開けたわたしは、闇のなかそこだけきらめく炎のような瞳をした猫の群れが魚を――

――いや、豹の群れが、仲間を貪っているのを見た。











この間、生まれて初めて岩盤浴を体験した。

岩盤浴、すなわち岩盤にて浴する。実態は、熱をよく通す岩盤の上に寝転んで無理なく発汗を促し代謝をよくするというもの。

ひところ流行していたが、流行しすぎてなんか疑似科学的なレベルで喧伝されてた(ガンが治る!万病に効く!的な)のでちょっとヒいてた岩盤浴。

トルマリンだのの石がちりばめられた板に寝転んで何がデトックスなのかと。確かにある種の鉱物は薬効があったり、宝石のきらめきが心を豊かにしてくれこそ、しょせんはただの石。癒しだのヒーリングだのを過度に求めるのはなんか怪しい霊感商法みたいと、うさんくさく思ってたが、体験してみてかなり認識を改めた。

ヒーリング効果はわからない。劇的に体調が改善したというわけでもない。

ただただ、ものすごい汗をかいた。

それだけなんだけど、でも、汗をかくのって気持ちいいね!

本来ならスポーツなど体を動かさねば得られない爽快感を、寝てるだけで得られるのがポイントなのかな。とにかくよかったです、岩盤。










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