ゆめ か うつつ か
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この前、伊東のアンティーク雑貨屋さんで手に入れたヴィンテージアクセ。
黒レースネックレス&お花のバレッタ。
タイダイのような色とりどりの滲む色彩も、こういう無彩色にちかいぶっきらぼうな色合いも、どっちも好き。
*
「絶対音感」の話は一時期テレビドラマや小説なんかでとりあげられて話題になったけど、じゃー「絶対色感」なんてのはあるのか、なんて思ったりする。知人で「すべての色に音が聞こえる」というひとがいたけどそれはちょっと違う気がする、でも色に対して敏感鈍感はあるよね。
わたしの経験そして幼児心理学によると、女性のほうが男性よりも色に対してより敏感であるらしい。幼児にお絵かきをさせると、女児は線ではなく色を重視する。男児は色よりも線を、単純なもののかたちを重視する。
*
EX.
●サーモンピンクのブラウスを着ていたら、弟には「オレンジいろ」と言われた。(どうやら彼には微妙な色の区別がつかないらしい。朱色と赤の区別もつかないようだった)
●姪っこにわたしの手帳を見せていたら、白紙のメモページが続くなか、写真を無数に貼ってあるページで指が止まった。そうして、色とりどりのそのページを、「きれいねえ」とじっと見つめていた
●おなじく弟はmおさないころ直線がつづく無彩色の迷路を描くことに夢中になっていた
・・・・・・などなど。
タイダイのような色とりどりの滲む色彩も、こういう無彩色にちかいぶっきらぼうな色合いも、どっちも好き。
*
「絶対音感」の話は一時期テレビドラマや小説なんかでとりあげられて話題になったけど、じゃー「絶対色感」なんてのはあるのか、なんて思ったりする。知人で「すべての色に音が聞こえる」というひとがいたけどそれはちょっと違う気がする、でも色に対して敏感鈍感はあるよね。
わたしの経験そして幼児心理学によると、女性のほうが男性よりも色に対してより敏感であるらしい。幼児にお絵かきをさせると、女児は線ではなく色を重視する。男児は色よりも線を、単純なもののかたちを重視する。
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EX.
●サーモンピンクのブラウスを着ていたら、弟には「オレンジいろ」と言われた。(どうやら彼には微妙な色の区別がつかないらしい。朱色と赤の区別もつかないようだった)
●姪っこにわたしの手帳を見せていたら、白紙のメモページが続くなか、写真を無数に貼ってあるページで指が止まった。そうして、色とりどりのそのページを、「きれいねえ」とじっと見つめていた
●おなじく弟はmおさないころ直線がつづく無彩色の迷路を描くことに夢中になっていた
・・・・・・などなど。
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台風からこのかた、一足飛びに晩夏をむかえたかのような涼風に、ありがたいやら薄気味悪いやら。自然ってのはおそろしい。
そしてわたしはこのごろ頻繁に地震の夢をみる、ああやりきれねえ。いわゆる軽度のPTSD、心的外傷だとすればまったく柄でもないし、予知夢の類だとしたらますますもって御免こうむる。夢くらい平和でこころやすらぐものを見たい、ごちそうの夢とかさ。
*
そういえば伊豆で「ヤドカニ」という看板を見かけた。
母の反応:「蟹っていう民宿かしらね」
わたしの反応:「ヤドカリみたいな蟹? 食べるとこ少なそうだな」
ナゾのヤドカニ。いったいなんなんだお前は。
*
食い気ついでに。夏の夕べのしらたまあずき。
氷はサービスでかけてくれた!!
そしてわたしはこのごろ頻繁に地震の夢をみる、ああやりきれねえ。いわゆる軽度のPTSD、心的外傷だとすればまったく柄でもないし、予知夢の類だとしたらますますもって御免こうむる。夢くらい平和でこころやすらぐものを見たい、ごちそうの夢とかさ。
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そういえば伊豆で「ヤドカニ」という看板を見かけた。
母の反応:「蟹っていう民宿かしらね」
わたしの反応:「ヤドカリみたいな蟹? 食べるとこ少なそうだな」
ナゾのヤドカニ。いったいなんなんだお前は。
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食い気ついでに。夏の夕べのしらたまあずき。
うっそうと茂るジャングルの、植物の波に半ば沈み込むように、その館はあった。
白壁に張り出した窓枠には、つる性植物がみっしりと絡んでいる。中はむっとするような暑さ、黴臭さに加え、種々雑多な蟲がはびこっていた。蜘蛛の巣に絡めとられながら、わたしははやく目的を遂げてさっさと帰りたい、と心から願う。
昼なお暗い広間には、かんかんに焼けたストウブが、真っ赤を通り越して蜂蜜みたいにとろとろに溶けそうになっている。暑さは耐え難いほどになり、わたしはしたたる汗をぐいと腕で拭いた。このストウブの熱が、森をジャングルに変えたのだ。
わたしはおもむろにストウブに手をかけた。灼けた鉄は存外ここちよい温度で、てのひらでゲル状に弾む。面白くなって、片端から千切っては辺りに投げてやった。灼熱の塊はたちまち冷えた鉄の欠片になり、床をまだらに汚していく。
良かったね、もう熱くないよ。とわたしは森に告げ、そして夢の世界から現実へと帰ったすなわち目覚めた。
白壁に張り出した窓枠には、つる性植物がみっしりと絡んでいる。中はむっとするような暑さ、黴臭さに加え、種々雑多な蟲がはびこっていた。蜘蛛の巣に絡めとられながら、わたしははやく目的を遂げてさっさと帰りたい、と心から願う。
昼なお暗い広間には、かんかんに焼けたストウブが、真っ赤を通り越して蜂蜜みたいにとろとろに溶けそうになっている。暑さは耐え難いほどになり、わたしはしたたる汗をぐいと腕で拭いた。このストウブの熱が、森をジャングルに変えたのだ。
わたしはおもむろにストウブに手をかけた。灼けた鉄は存外ここちよい温度で、てのひらでゲル状に弾む。面白くなって、片端から千切っては辺りに投げてやった。灼熱の塊はたちまち冷えた鉄の欠片になり、床をまだらに汚していく。
良かったね、もう熱くないよ。とわたしは森に告げ、そして夢の世界から現実へと帰ったすなわち目覚めた。
「わたしは明るいのではなく、ハイな人なんだよ」
と
自嘲気取りでなにげなくmに語り、それからどんどん自分の言葉の深みに填まってしまった。
「明るい」と「ハイ」は違う。まんべんなく明るい人は自他共に気を使わず、自然のままで明るい。つまり天真爛漫。
それに対しハイな人というのは必ずロウなときがある。躁鬱の差が激しい。陰のある明るさ、それがハイな人。
言うまでもなくハイな人より明るい人のほうが好かれるし、ハイな人間はどちらかといえば煩わしい。
自分の言葉にこんなにも傷ついてるところが、既に、明るくない人間の証明ですなあ。
と
自嘲気取りでなにげなくmに語り、それからどんどん自分の言葉の深みに填まってしまった。
「明るい」と「ハイ」は違う。まんべんなく明るい人は自他共に気を使わず、自然のままで明るい。つまり天真爛漫。
それに対しハイな人というのは必ずロウなときがある。躁鬱の差が激しい。陰のある明るさ、それがハイな人。
言うまでもなくハイな人より明るい人のほうが好かれるし、ハイな人間はどちらかといえば煩わしい。
自分の言葉にこんなにも傷ついてるところが、既に、明るくない人間の証明ですなあ。