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ゆめ か うつつ か
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すごい、まだログインできた!!

しばらく仕事が忙しかったりコロナだったりパートナーとシップを結んだりなんだりだったんだけど、昨年久々にいろいろ、ものを読んだり書いたりする機会に恵まれたのでそういえばと思って久々に覗いてみた。

相変わらず隙を見ては本を読んだり旅をしたりしているよ
体力がなくなったし、体も弱くなったし、目も悪くなったけど好奇心はまだまだ健在。あ、でもちょっとだけ大人になった…たぶん…なれたと思う…きっと。

人生楽しいです。




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本年度の仕事納めだったので、転職して以来ご無沙汰だった海外旅行に行くことにした。この前チェコにいるときに転職が決まって、それからは容易に海外へ出れないことを覚悟していたのだけど、二年経ったら絶対行くと決めていた。

いろいろ迷ったけどイスタンブールにした。休みが少なすぎてなんとかやりくりしたつもりだったんだけど、それでも「よくそんな休めるね」って言われたからこの仕事ほんとブラック。

クルド民族のテロが起こったばかりで若干不安といえば不安なんだけど、今行かないと次はいつ行けるか… シリアはとうとうチャンス逃してしまったので。テロと関係あるかはわからないけど、チェックインのときに「過去180日以内にヨーロッパに滞在されましたか?」と尋ねられた。やはりテロ対策なのかしら。

まあね トルコだろうがどこだろうが人は死ぬし、そのタイミングは選べないからね。って言ったらmに「わざわざ死ぬ確率あげなくてもいいのに」って言われた。ごもっとも!
しかしベルギーはテロの影響でツアー自粛になってるのに、トルコはそうでもないのは、やはりテロ実行犯がISかクルド人かの違いかな?

とりあえず行ってきます。


午後休とって世田谷美術館へ。

年度末になってやっと少し余裕が出てきたので、今のうちにいろいろ補充しとかないと。芸術的香気とか探究心とかおしゃれ心とか、って思って服飾史展へ。

最寄りの用賀駅からだいぶあったけど、道がとっても素敵な遊歩道になっていて(点在する鬼瓦はともかく)ちっとも迷わなかったし遠いと感じなかった。こういう街作り、尊敬する。

神戸のファッション美術館の巡回展示だけど、本物のクリノリンと(スカート下に履くやつ)かバッスルスタイルを360度眺められる機会なんてそう無いし、カラフルなファッションピース(イラスト)は目眩がしそうなくらい素敵だった。

個人的に18世紀フランスの男性マネキンが履いてた靴がめちゃくちゃ可愛かった、いまはやりのビジューつきローファーみたいな。同時期の女性のドレスは足まで覆い隠してるから、足元どうなってるのかすごい気になったなあ。フランス革命期にハイヒールが流行ってたのは知ってるけど。

いわゆるファッション誌の先駆けみたいな本は19世紀からあって、その頃から「次の流行はコレ!?」ってかんじの煽りもあったんだな~、ってスリーブ袖が膨らみすぎて肩幅の化物みたいになってるファッションイラスト見て思った。




かつてないほど引きこもっていた正月休み最終日、重い腰を上げて上野な西洋美術館へ行ってきた。古代地中海の黄金伝説なんて銘打たれてしまったら行くしかない。
カラスじゃないけどキラキラしたもの大好きで、宝石展・宝飾展の類いはとりあえず行きたいほう。夢見ちゃうほう。古代中国の金縷玉衣に夢見すぎて実物見てガッカリした話はもうしたっけ? とにかく何度イタイ目見てもこういう特集グッとくる。

以下箇条書きで簡単な感想。

●腕輪の細さで持ち主のきゃしゃさを想像してニヤニヤ。こういう装飾品展示の場合、マネキンとかで実際どう着けこなしてたか教えてくれるとめっちゃありがたいんだけど。フィブラ(留め具・ブローチ)とか、専門用語の解説最後のほうにしかなかった気がして。わたしは分かるけど途中カップルが「どう使うの?」って当惑してた。

●ダナエのくだりでバーセルミの「黄金の雨」思い出した。久々に読みたい。

●トラキア(ブルガリア)のヴァルチトランの遺宝にときめいた。百年くらい前に農夫の兄弟が畑から掘り出した三千年前の金の器。何に使うのって感じの、科学実験用具みたいな三連の器とか。

●エトルリアの粒金細工、目が痛くなった。失われた技術ってロマンだな。

●最後に、実際の金鉱石展示があったんだけど、けっこう地味な石なんだなあと。もっとキンキラしてるかと思ってた、意外。

あー 仕事行きたくないいいい!




会津の和菓子。和菓子っていうか、飲み物?

ゆずの香料で味付けした粟粒みたいな黄色いつぶつぶを、カップに入れて、白湯を注いでいただく。ちょっと駄菓子みたい。

昔むかし、わたしが生まれる前、『あまから』っていう食通冊子があって、そこにエッセイが載っていた。語り手の幼少期の淡い思い出と相まって、密かに憧れていた。ネット全盛のこの時代だから、いつでも取り寄せられるはずなのに、現物を見るまですっかり忘れていた。

「白湯を注ぎ、二分位たちますと、馥郁たる香気と、遠く、遠く、奈良朝のささやきが聞かれる様な、優雅な音をたてながら浮き上がります」って説明にあって、なんていうか、淹れるだけでとても優雅な気分になれます。

肝心の、お味。

市販のジュースみたいにきつい味ではなくて、ほのかな柑橘の香りがほろりと、とても上品。

機会があればぜひ.おすすめです。


  
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