ゆめ か うつつ か
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道を歩いていると、突然現れた見知らぬ男、刃物を持った男に左脇腹をぐさりと刺される。血がとめどなく流れ、非常な痛みと恐怖に、わたしは悲鳴を上げる。しかしわたしは知っている、自分はこんなことでは死なない。さあ行かなくては。痛みを堪え歩きだす私に男が言う。
「何度でも殺してやる!何度でも!」
…起きてからも一日中、夢で刺されたところが傷んだ。
*
広大な美術館に居る。高い天井、大理石の床、シャンデリア。見渡す限り宮殿のようだ。無造作に、ブティックの商品ように美術品が置いてある。わたしはテーブルの上の一粒のオパールに眼がいく。どうやら耳飾りの片割れのようだ。虹色のきらめきに古風な金の装飾。どうしても欲しくなり、わたしはそれを何気ないふりで手のひらに隠し、ポケットに滑りこませる。やってしまった、盗んでしまった、と思う。幾ばくの罪悪感、その何倍もの幸福感。石はわたしの手の中で仄かに温かく息づいている。
*
…今思ったが夢解きしやすい内容だな、ふたつとも。
「何度でも殺してやる!何度でも!」
…起きてからも一日中、夢で刺されたところが傷んだ。
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広大な美術館に居る。高い天井、大理石の床、シャンデリア。見渡す限り宮殿のようだ。無造作に、ブティックの商品ように美術品が置いてある。わたしはテーブルの上の一粒のオパールに眼がいく。どうやら耳飾りの片割れのようだ。虹色のきらめきに古風な金の装飾。どうしても欲しくなり、わたしはそれを何気ないふりで手のひらに隠し、ポケットに滑りこませる。やってしまった、盗んでしまった、と思う。幾ばくの罪悪感、その何倍もの幸福感。石はわたしの手の中で仄かに温かく息づいている。
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…今思ったが夢解きしやすい内容だな、ふたつとも。
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