[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
夏の間は素足で居たいし、足捌きも格別だし、サンダルばかり履いている。
と いってもグラディエーターだのコーンヒールだのウェッジソールだの呪文さながらに美々しく洒落たものではなく、ビーチサンダルに毛がはえたよーな、つまりはほんとに日常感あふるる「サンダル」。しかしそうなるとどうしても爪先が見えてしまうのは自明の理で、足の爪は汚れやすいし、汚れたら人目につく場所でもあるし、こればかりは不精を返上してペディキュアをすることにしている。「おしゃれ」というよりは「清潔感」のため。
らくなんだよね 足指ネイルは。手の指にくらべて塗りやすいし、乾かす間に何かできるし。
そんなわけでさまざま塗り替えては遊んでいる。今は、先日職場でもらった黄色ラメの色、すてきにおいしそうなカキ氷のレモンイエローを塗っている。見るたびにカキ氷を食べたくなる。夏色。
最近は、二歳になる姪っ子が、たびたび色が変わるわたしの足指が気になるらしく、会うたびにつつきにくるのも面白い。(もっとも姉は、「足なんて触っちゃ汚いでしょ」と眉をしかめているが)。
*
高温多湿地域に住まう日本人は、もともと素足感覚を重視した履物ばかり履いていた。
足の大部分が露出する下駄や、足半(あしなか)と呼ばれる半分しかないわらじのようなものなど。冬だって足袋一足、一説によれば、「おいらん」なんて、その小さい爪先を見せるのが粋だってんで、雪の中でも裸足だったらしいね?
いわゆる幕末明治の「お雇い外国人」から文明開花まで、西洋の服装風俗でいちばんこまったのが、履物だってね。日本で一番最初の靴屋は横浜の店だったとか。それも、作りつけていない「かかと」部分から壊れていったらしい。
・・・・・・・・そんな無理にまねするから、だから日本人は、五人にひとりが水虫、とか言われるくらい、水虫患者が多いんだよ。
ってちょっと思った。