忍者ブログ
ゆめ か うつつ か
[830]  [829]  [828]  [827]  [826]  [825]  [818]  [824]  [823]  [822]  [821
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

長野の山奥で生まれ育ったというタクシー運転手さんに、蜂の子獲りの話を聞いた。

「蜂の子はね、蜜蜂なんかは小さくてダメ。わたしらが狙ったのはジバチ(地蜂)だね。あいつらは地面の下に巣を作るんだ。ジバチを一匹捕まえて、そのお尻に真綿を付けるの。扇形にちょっと広げてね、放してやると一目散に巣に飛んでくから、それっ!て皆で追っかけるの。真綿を目印にね、山ん中を走り回りましたねえ。川なんかもバシャバシャ入ってね、そりゃたまに見失うときもありました、でもそういう、追いかけるの上手な子が必ず居るんですね。蜂が地面にふいっと消えたらそこが巣だから、一生懸命掘って。刺されたり?もちろんしますよ。このくらい(5センチくらい)のがどっさり山のように取れましたよ」

もちろん食うために獲るのだそうで、子供は皆こぞって野山を駆け回ったそうな。

その他、イナゴ(バッタ)をからからに干したやつは、今売られてるスナックそっくりだとか、いろいろ趣深い話を伺ったのだが、私が一番驚いたのは

「そうやって(蜂の子獲りは)15、6くらいまで遊んでましたね」

という一言だった。今日日15、6ともなれば、渋谷だの原宿だの繰り出して遊んでいる子も居るだろう。いやはやえらい違いだ。

……ちなみに渋谷や原宿で15、6の子が何して遊んでるのかわたしは知らない、鬼ごっこやかくれんぼはやりがいありそうだと思っている。

あ、渋谷にある塩とタバコの博物館は入館料金100円くらいだし、面白いのでオススメ。


PR
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ryu
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]